30代後半女性|コンデンスリッチ脂肪注入豊胸 定着を高めるコツ#0023


| 診療科目 | 機械 / 豊胸・バスト形成・豊尻 |
|---|---|
| 施術名 | コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸 / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸:561,000から エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
脂肪豊胸とは? ― 自分の脂肪で叶える自然なボリューム
脂肪豊胸(Fat Grafting Breast Augmentation)は、自分の脂肪を使ってボリュームアップする「自然派豊胸法」です。
人工物を入れず、触感・揺れ方ともに自然で、しこりやカプセル拘縮のリスクがほとんどありません。
● Purelys TOKYO CLINICが採用する「コンデンスリッチファット(CRF)」とは
当院で使用する脂肪は、日本医療脂肪移植研究会(CRF協会)が定義する「コンデンスリッチファット(CRF)」技術をベースにしています。
CRFとは、採取した脂肪を遠心分離+ウェイトフィルター処理により、壊死・老化細胞や血液成分を除去し、健全な脂肪細胞のみを濃縮した脂肪のこと。
この処理で得られる脂肪は、一般的な注入脂肪に比べて生着率が高く、しこり・石灰化リスクが低減するとされています。
詳細はこちら: 日本医療脂肪移植研究会(CRF協会)公式サイト
● 脂肪豊胸の主なメリット
- 自然な柔らかさと動き
- 採取部(太もも・お腹)も同時に引き締まる
- 拒絶反応がない・メンテナンス不要
● 注意点
- 定着率は60〜80%(喫煙・体質で変動)
- 血流の悪化(喫煙など)で壊死・しこりが起こる可能性
- 過剰注入はリスクを増やす
症例概要
プロフィール:年齢 36歳、身長 169cm、体重 59.0kg、BMI 20.6、注入量 左280cc、右260cc
施術部位:コンデンスリッチファット脂肪豊胸(CRF)
使用機器:エルサ(LSSA)
麻酔方法:静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム:腫れ約7日、内出血14日程度
撮影時期:術後1ヶ月
症例紹介
30代後半で産後にお胸が萎んでしまったこと、お胸の上部が削げてしまったことを治したくて来院しました。
皮膚のゆとりはあったため280ccとしっかりと注入できました。

術後1ヶ月目
バスト上部のボリューム不足が改善され、全体的にふっくらとした丸みができました。
定着した脂肪により、自然なハリとボリュームを実現しました。
喫煙が脂肪定着に与える影響
● 感染リスクの上昇
Preoperative Risk Factors and Complication Rates of Breast Augmentation With Fat Grafting(Aesthetic Surgery Journal, 2022)
喫煙者は感染リスクが有意に高いと報告されています。
ニコチンによる血管収縮と酸素供給低下が、移植脂肪の血流維持を妨げるためです。
● 定着率の低下
Effects of Cigarette Smoke on Fat Graft Survival in an Experimental Rat Model(Aesthetic Plastic Surgery, 2019)
喫煙環境下では脂肪生着率が約30%低下。新生血管形成(VEGF・CD31)も減少し、脂肪壊死が増加。
● 総合評価
脂肪豊胸を検討する場合、術前2週間〜術後1ヶ月の禁煙が必須です。
喫煙は感染・しこり・壊死のリスクを増大させ、定着率を大幅に低下させます。
まとめ
コンデンスリッチ脂肪注入豊胸は、自然で長期安定したボリューム形成が可能な治療です。
Purelys TOKYO CLINICでは、CRF技術とLSSA+RF併用吸引で、脂肪の品質・定着環境・術後の仕上がりをトータルに管理。
喫煙を控え、適切なアフターケアを行うことで、より高い満足度と持続効果が期待できます。









