【論文紹介】脂肪豊胸の定着率の真実― コンデンスリッチファット(CRF)で叶える、美しく長持ちするバスト#0024


| 診療科目 | 機械 / 豊胸・バスト形成・豊尻 |
|---|---|
| 施術名 | コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸 / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸:561,000から エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
はじめに
「自然にボリュームを出したい」「異物を入れず安全に豊胸したい」──
そんな想いから人気を集めているのが、自分の脂肪を使った脂肪注入豊胸です。
柔らかく、自然な動きを再現できる一方で、多くの人が気になるのが「脂肪はどれだけ定着するのか」という点です。
Purelys TOKYO CLINICでは、太ももから採取した脂肪を遠心分離で精製し、高品質な脂肪細胞だけを抽出する「コンデンスリッチファット(CRF)」を採用しています。
この工程が、生着率と安全性の両立に大きく関係しています。
コンデンスリッチファット(CRF)とは?
コンデンスリッチファット(CRF)は、日本医療脂肪移植研究会(CRF協会)が提唱する、
「遠心分離によって良質な脂肪だけを抽出する技術」です。
従来の“そのまま注入”では、血液・麻酔液・壊死脂肪が混ざるため、移植後に酸素不足・炎症・石灰化が起こりやすく、定着率が低下します。
CRFではこれらの不純物を除去し、脂肪幹細胞と生きた脂肪細胞だけを濃縮するため、定着環境が改善し、長期的にボリュームを維持しやすくなります。
詳細はこちら → 日本医療脂肪移植研究会(CRF協会)公式サイト
症例紹介
プロフィール:年齢 33歳、身長 163cm、体重 50.0kg、BMI 18.8、注入量 左290cc、右310cc
施術部位:コンデンスリッチファット脂肪豊胸(CRF)
使用機器:エルサ(LSSA)
麻酔方法:静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム:腫れ約7日、内出血14日程度
撮影時期:術後1ヶ月

術前:BMI18台と細身のため胸のボリュームが全体的にないこと、バージスラインがはっきりしないことに悩まれて来院しました。
BMIが低かったため出来る限り脂肪を傷つけないように吸引圧と遠心分離機の回転数を調節し脂肪を丁寧に精製し、遠心分離機で老化・壊死脂肪を除去。
健康な脂肪細胞のみを濃縮(CRF)し、胸部へ多層的に注入しました。
術後1ヶ月で全体的なバストアップ、デコルテの痩せ感もなくなりハリと柔らかさを両立したナチュラルな仕上がりになっています。
脂肪定着率と遠心分離の関係(論文より)
2024年のHuらによるシステマティックレビュー
“Volume retention rate after breast autogenous fat grafting and related influencing factors”
(J Plast Reconstr Aesthet Surg, PMID: 38160589)では、
遠心分離による精製群の定着率が最も優れていたことが報告されています。
この論文では、複数の精製方法を比較した結果、
- 自然沈降法:平均定着率 38.7%
- 遠心分離法(CRF同等技術):平均定着率 51.5%
と約13%の差が確認されました。
研究者らは「不純物除去による酸素・栄養供給の改善が脂肪生着を助ける」と結論づけています。
つまり、科学的にも「遠心分離で精製された脂肪=定着率が高い」ことが実証されているのです。
この結果を踏まえ、Purelys TOKYO CLINICではCRF法を採用。
より高密度で健全な脂肪を注入することで、しこりや壊死のリスクを最小限に抑え、自然で持続的なボリュームを実現しています。
まとめ
脂肪豊胸の定着を左右するのは「どの脂肪を」「どう精製し」「どう注入するか」です。
最新研究では遠心分離による精製脂肪の優位性が示されており、
Purelys TOKYO CLINICではこの科学的エビデンスに基づいたCRF技術を採用しています。
- 遠心分離で不純物を除去
- 生きた脂肪を高密度で注入
- 血流環境を整え安全に定着
それが、しこりを作らず長く続く“自然な美しさ”を生む理由です。









