クォンタムRF併用太もも脂肪吸引で美脚ラインを形成#0028








| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | クォンタムRF(quontumRF) / エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 |
クォンタムRF(quontumRF):クォンタムRF 1部位 ¥165,000 かけ放題 ¥253,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
はじめに
「脂肪をしっかり取りたいけれど、皮膚のたるみが心配」
そんな方に注目されているのが、RF(ラジオ波)を併用した脂肪吸引です。
従来の脂肪吸引は、脂肪を除去することでボリュームを減らせる一方、皮膚のゆるみが課題でした。
Purelys TOKYO CLINICでは、国内2院目となるクォンタムRFを用い、
脂肪除去と同時に皮膚の内側からの引き締め(タイトニング)を実現しています。
エルサ+RFの仕組み
今回使用したのは、LSSA (エルサ)とRFAL(高周波アシスト吸引)を併用した最新システム。
- ステップ① 脂肪をLSSAで乳化し、滑らかに吸引
- ステップ② RFエネルギーで皮下組織を加熱(外38–40℃/内65–70℃)
- ステップ③ コラーゲン線維を収縮・再構築して皮膚を引き締め
RF加熱は皮下の線維隔壁(fibroseptal network)を刺激し、時間経過とともに新しいコラーゲン・エラスチンが生成され、長期的なハリとタイトニング効果をもたらします。
症例紹介
プロフィール: 年齢 33歳、身長 163 cm、体重 50.0 kg、BMI 18.8
施術部位: 太もも全周+膝+臀部の脂肪吸引
使用機器: エルサ(LSSA)+クォンタムRF
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血14日程度
撮影時期: 術後1ヶ月
お悩み: 骨格ウェーブのため外張りが強いこと、内腿の隙間が空いていないことが悩みで施術を受けられました。


術前は内ももの隙間がほとんどなく、脚全体がやや横広がりの印象でした。
脂肪を均一に除去しながらRFで内部を加熱することで、
皮膚が自然に収縮し、たるみのないまっすぐな美脚ラインを形成。
術後1ヶ月で脚の内側にしっかり隙間が生まれ、滑らかで引き締まった印象に改善しました。
1ヶ月目は完成度として70%くらいなのでここからさらに0.7-0.8倍の細さになります。


術前は前張りも多く、ごつい印象でしたが脂肪吸引後は横から見た時の厚みも改善しているのがわかります。
RF技術のエビデンス:第二世代RFALの有効性と安全性
研究概要(Second Generation Radiofrequency Body Contouring Device: Safety and Efficacy in 300 Local Anesthesia Liposuction Cases)
300例の脂肪吸引を対象に、第一世代RFALと第二世代RFALの安全性・効果を比較した臨床研究。
- 平均温度設定: 外38.6 ℃/内65.6 ℃
- 対象部位: 顔・体幹・四肢(大腿含む)計421部位
- 平均脂肪吸引量: 約648 mL
- 主要結果: 合併症率が初代機より95 %低減
主な結果
| 指標 | 第一世代RFAL | 第二世代RFAL | 改善率 |
|---|---|---|---|
| 重大合併症率 | 6.25 % | 0 % | −100 % |
| 軽度合併症率 | 8.3 % | 0.7 % | −91.5 % |
| 総合合併症率 | 14.6 % | 0.7 % | −95.2 % |
また、皮膚収縮は3次元的(FSN=線維隔壁ネットワークの収縮)に起こることが確認され、従来の脂肪吸引単独法よりより均一なタイトニングを得られるとしています
安全性の革新
- リアルタイム温度モニタリング機能により過加熱を防止。
- TSP(Temperature Surge Protection)機構が自動でエネルギー遮断し、熱傷を防ぐ。
- 結果として、第2世代RFALでは重篤合併症0件を達成。
このデータは、「RF併用吸引は美脚形成に有効でありながら極めて安全」という臨床的裏づけです。
結果
術後1ヶ月で、脚のラインが自然に引き締まり、
脂肪除去+皮膚収縮の相乗効果によって“黄金比バランス”に近い脚形へと変化。
従来懸念されたたるみ・凹凸もなく、触感も滑らか。
「細さ」と「ハリ」を同時に実現する仕上がりが得られました。
まとめ
太ももの脂肪吸引にRF技術を組み合わせることで、単なる“脂肪除去”から“デザインとしての美脚形成”へと進化。
最新論文でも示されたように、第二世代RFALは皮膚収縮効果+安全性+再現性の三拍子を実現しています。
今回の症例もまさにその定義に当てはまり、たるみのない均整の取れた太ももラインを形成する結果となりました。









