二の腕脂肪吸引のリアル経過|クォンタムRF×エンブレイス併用によるダウンタイム実録#0034




| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | 二の腕脂肪吸引 / クォンタムRF(quontumRF) / エンブレイスターボ / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
二の腕脂肪吸引:¥198,000〜¥990,000 クォンタムRF(quontumRF):クォンタムRF 1部位 ¥165,000 かけ放題 ¥253,000 エンブレイスターボ:¥330,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
はじめに
二の腕は、脂肪吸引後にたるみや凹凸が残りやすい部位として知られています。特に皮膚が薄く、皮下脂肪と真皮の距離が近いため、単なる吸引では「細くなったのに引き締まらない」ケースも少なくありません。
Purelys TOKYO CLINICでは、エルサ脂肪吸引(LSSA)とクォンタムRF、エンブレイスターボを併用し、皮膚の内外から熱エネルギーを加えてコラーゲンを再構築。“細いだけでなく、ハリのある二の腕”を目指しています。
本記事では、20代女性の症例をもとに、術後14日間のリアルなダウンタイム経過を記録形式で紹介します。
※LSSAについての詳しい記事はこちら。
※クォンタムRFについての詳しい記事はこちら。
※エンブレイスターボについての詳しい記事はこちら。
二の腕脂肪吸引×RF技術の有用性とは?
ラジオ波(Radiofrequency:RF)は、組織を60〜70℃に加熱し、コラーゲン線維の収縮と再構築を誘導します。
Paulらによる報告では、RF併用脂肪吸引(RFAL)で最大43%の線的収縮が確認され、脂肪除去と同時に皮膚・支持組織の引き締めが得られるとされています。
特にRFは、皮下脂肪層と真皮下層の両方に均一に熱を加えることができ、超音波やレーザーよりも深部収縮に優れています。
この仕組みにより、単なる脂肪吸引では難しかった「三次元的な皮膚収縮」を可能にし、なめらかで若々しい二の腕ラインを形成します。
症例紹介
プロフィール: 年齢 28歳、身長 154cm、体重 47.8kg、BMI 20.1
施術部位: 二の腕スッキリセット(エルサ脂肪吸引+クォンタムRFかけ放題+エンブレイス1部位)
吸引量(脂肪のみ): 950cc
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血10〜14日程度
撮影時期: 術後1ヶ月
お悩み:外側への張り出しと、振袖部分の脂肪とたるみが気になり来院されました。
術後1日目
術後翌日でも腕はしっかりと上げられています。
圧迫のための固定があるので72時間はお風呂に入れません。


術後2日目
麻酔が完全に切れ、痛みが出るため予防的にロキソニンを内服することをすすめます。


術後3日目
3日目まで圧迫します。
圧迫を外すと一気にむくみが増えます。


術後4日目
圧迫を外して24時間です。
今まで圧迫で押さえつけられていたものがなくなることで腫れと内出血のピークになります。


術後5日目
内出血は重力と共に徐々に下に落ちていきます。


術後6日目
内出血の色調は濃い黄色から薄くなっていきます。


術後7日目
7日目になると抜糸できます。
抜糸が終わると入浴やインディバに通うことができます。


術後8日目
内出血の色はかなり薄くなっています。


術後9日目
この方は日焼けしてしまっていますが、本来、脂肪吸引後は日焼けはNGです。
メラノサイトが活発になっているため別部位でも日焼けは避けましょう。


術後10日目
7-10日目くらいから拘縮が始まります。
これは傷が治る過程なので全員に必発で肘周りや二の腕の内側から硬くなってきます。


術後11日目
右腕の内出血はほぼ目立たなくなりました。


術後12日目
むくみも取れてきて徐々にスッキリしているのがわかります。


術後13日目
肘周りの拘縮は増えてきてゴツゴツした印象が出てきました。


術後14日目
術後2週間目になると腫れが引いて術前のサイズ感になります。
ここから徐々に拘縮は増えていきますがこの時点でスッキリ感を自覚できます。


術後21日目
3-4週間目が拘縮のピークになります。
内出血はもう目立ちません。


術後28日目
かなりスッキリしてきたのがわかります。


術後30日目
術後1ヶ月が経過すると拘縮はまだ残っていますがかなりスッキリした印象になります。
気にしていた外側の張り出しがなくなり胴体と二の腕のスペースも広がりました。
力こぶのポーズをしたときにも振袖部分がなくなってスッキリしたのがわかります。エンブレイスターボやクォンタムRFのおかげでたるみを最小限に抑えることができています。


RFによる「三次元収縮」のメカニズム
Three-Dimensional Radiofrequency Tissue Tightening
Paulらの研究によると、RFエネルギーは皮下脂肪層の垂直・斜め走行する線維性隔壁(septal connective tissue)を加熱し、組織全体を立体的に収縮させることが示されています。
この現象により、表層だけでなく深層まで均一に引き締まり、たるみや波打ちを最小限に抑制します。
さらに、エンブレイスRFは真皮層を中心に作用するため、表面のハリや質感改善にも寄与します。
クォンタムRFと組み合わせることで、「深部のボリューム調整+表層の引き締め」を同時に実現できます。
二の腕脂肪吸引後の過ごし方|回復を早めるポイント
- 圧迫ガードル:最低21日間、着用継続。むくみ予防と皮膚密着に必須。
- 水分摂取:1日1.5〜2Lの水分で代謝促進。
- タンパク質摂取:コラーゲン再構築、傷の修復を助ける。
- 入浴再開:7日目以降。温熱で血流促進し回復をサポート。
まとめ
結論:
クォンタムRFとエンブレイスを併用した二の腕脂肪吸引は、従来の吸引だけでは得られなかった皮膚のハリと滑らかさ、弛みの改善を両立させる。
ダウンタイムは14日程度で落ち着き、1ヶ月後には「引き締まった後ろ姿」が完成。
RFの三次元的収縮機構により、自然で長期安定した仕上がりが得られる。









