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TOP 症例写真 「バッカルファットは取るな」は嘘。|最新論文と症例で見る“バッカルファット”の真実#0037
顔の脂肪吸引
バッカルファット除去
エルサ(LSSA)
2025.11.11

「バッカルファットは取るな」は嘘。|最新論文と症例で見る“バッカルファット”の真実#0037

#顔の脂肪吸引
https://purelys-tokyo-clinic.com/wp/wp-content/uploads/2025/11/face-Liposuction_Case-No.50.jpg
https://purelys-tokyo-clinic.com/wp/wp-content/uploads/2025/11/face-Liposuction_Case-No.50.jpg
診療科目 機械 / 小顔治療
施術名 顔の脂肪吸引 / バッカルファット除去 / エルサ(LSSA)
料金 顔の脂肪吸引:¥165,000〜341,000
バッカルファット除去:¥209,000〜275,000
エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
ダウンタイム ダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。
※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

はじめに

SNSでは「バッカルファットは取ると老ける」「バッカルファット除去はこける」といった情報が拡散されています。
しかし実際には、適切な量をバランスよくとれば、こけずに自然な小顔が得られることが最新研究で示されています。

本記事では、Purelys TOKYO CLINICで行ったバッカルファット除去+サクションリフト症例の実際の経過と、海外の論文を基にしたバッカルファット除去の安全性と有効性を解説します。

症例紹介

プロフィール: 年齢 26歳、身長 157cm、体重 49.0kg、BMI 19.9
施術内容: 頬・顎下・ジョールファット・メーラーファット脂肪吸引+バッカルファット除去+PCL糸リフト10本
使用機器: エルサ(LSSA)
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日
撮影時期: 術後1ヶ月
お悩み: 丸顔と笑った時の頬の膨らみとフェイスラインのもたつきを解消したい。

※エルサ(LSSA)についての詳しい記事はこちらから。

術後1日目

顔の脂肪吸引

顔の脂肪吸引後は72時間圧迫のバンドを巻きます。
今回はメーラーファット除去も行なっているためテーピングもしています。

術後3日目

顔の脂肪吸引

徐々に腫れが増えてきます。

術後4日目

顔の脂肪吸引

72時間経過すると圧迫のバンドを外すことができます。
圧迫を外すと一時的に腫れが増えます。
クーリングのために顎下には冷えピタを貼っています。

術後5日目

顔の脂肪吸引

3-5日目が腫れのピークになります。
内出血もこの時期がピークになります。
重力に伴い下に落ちるので頬よりも顎下の方が内出血は目立ちます。

術後6日目

顔の脂肪吸引

徐々に内出血は薄くなっています。

術後7日目

顔の脂肪吸引

7日目に抜糸できます。
抜糸後は入浴、インディバに通うことが可能になります。

術後8日目

顔の脂肪吸引

内出血の色調も薄くなってきました。

術後9日目

顔の脂肪吸引

7日目を超えたあたりから徐々に拘縮が出てきます。
顎下や口横が拘縮が出やすい部分になります。

術後10日目

顔の脂肪吸引

右の口横がぼこっと拘縮のせいでぼこついているのがわかります。
拘縮の影響なので拘縮がなくなれば滑らかになります。

術後11日目

顔の脂肪吸引

内出血はかなり薄くなりました。

術後12日目

顔の脂肪吸引

腫れ感もおさまり内出血もわからないレベルになりました。

術後14日目

顔の脂肪吸引

2週間が経過すると腫れが引き術前と同じくらいまでスッキリします。
拘縮は3-4週間目がピークのためここからさらに増えていきます。

術後30日目

顔の脂肪吸引

術後1ヶ月で、メーラーファット除去のおかげでほうれい線が改善、バッカルファットとサクションリフトのおかげで自然で立体的な小顔ラインを実現。

バッカルファット除去後も皮膚の弛みはなく、脂肪吸引+糸リフトの支持構造によりリフト効果を維持しています。

論文紹介:Buccal Fat Pad Excision for Cheek Refinement: A systematic review

Abdulwahab M, et al.Buccal Fat Pad Excision for Cheek Refinement: A Systematic Review.
Plast Reconstr Surg Glob Open. 2021;9(7):e3710.

この論文は、頬の輪郭改善を目的としたバッカルファット切除の有効性とリスクを体系的に分析した世界初の系統的レビューです。
主要な結論は以下の通りです。

  • 目的に応じた適応が極めて重要であり、脂肪量・皮膚厚・顔面構造を考慮した上で行うべき。
  • 中顔面の輪郭改善・頬下部のボリューム減少に高い満足度を示す。
  • 神経損傷や皮膚弛緩など重篤な合併症は非常に稀で、全報告症例中0.2%以下。
  • 脂肪吸引や糸リフトとの併用は、輪郭バランスを整えつつ自然なリフティングを補完する有効な手法。

このレビューは、従来の“取ると老ける”という誤解を否定し、「適応を見極めた上でのバッカル除去は有効で安全」と結論づけています。

医学的考察

脂肪吸引と糸リフトを組み合わせる“サクションリフト”では、
浅層・深層の脂肪を層ごとに整理し、皮膚の支持を保ちながらシャープな輪郭を形成できます。

当院のアプローチでは、

  • LSSA(超音波)で脂肪を均一に除去、
  • 糸リフトで下方移動を防ぎリフトラインを固定
  • 深層脂肪(バッカル)を必要最小限のみ摘出

これにより、「削がずに整える」自然な小顔形成が実現します。

まとめ

  • 「バッカルファットは取るな」は一面的な誤解。
  • 最新論文では、適応を見極めたバッカルファット除去は安全で審美的満足度が高いと報告。
  • エルサ(LSSA)による脂肪吸引+糸リフト=サクションリフトで、皮膚のハリを保ちながら立体的なフェイスラインを形成。

引用文献

  1. Abdulwahab M, et al. Buccal Fat Pad Excision for Cheek Refinement: A Systematic Review. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2021;9(7):e3710.
  2. Bae KI, Han DG, Kim SE, et al. Thread lifting combined with liposuction for lower face rejuvenation. Aesthetic Plast Surg. 2019.
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担当医師紹介

三浦航
Purelys TOKYO CLINIC 院長
三浦 航
Wataru Miura
専門分野
脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療

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