脂肪吸引後の拘縮はいつまで?早く治すマッサージ&ケアで不安解消【美容外科医解説】

脂肪吸引を考えている方や、すでに手術を受けてダウンタイム中の方の中には、「拘縮(こうしゅく)」という言葉を聞いて不安になっている方も多いと思います。
脂肪吸引後の拘縮は、多くの方に起こる一時的な変化で、理想のラインに近づくために通る途中のステップのようなものです。
とはいえ
「いつまで続くのか」
「本当に元に戻るのか」
「自分でできるケアはあるのか」
「これって失敗なのでは?」
と心配になるのは自然なことです。
このコラムでは、美容外科医としての経験をもとに脂肪吸引後の拘縮について、基本的な考え方から原因・経過、部位ごとの特徴、セルフケアの方法までわかりやすく解説します。
さらに、拘縮と本当の「失敗例」との違い、不安を感じたときに確認したいポイントについてもお伝えします。正しい知識を持つことで、必要以上に不安にならず、落ち着いてダウンタイムを過ごせるきっかけになれば幸いです。
目次
脂肪吸引後の拘縮とは?

脂肪吸引のあとに出てくる「皮膚の硬さ」や「デコボコした感じ」を、まとめて「拘縮(こうしゅく)」と呼びます。
これは、
- 脂肪を取ってできたすき間を、体が埋めようとしている
- その途中で、皮膚の下の組織が一時的に硬くなる
- むくみや血液が溜まることも関係している
といった、体の自然な回復反応です。
拘縮が起こると感覚はどうなる?

具体的には①皮膚が硬くつっぱる②表面が少し波打ったように見える③デコボコして見える④触るとゴリゴリしたしこりのような感触がある、といった状態が出やすくなります。
顔・二の腕・お腹・太ももなど、どの部位を吸引したかによって、拘縮の出方や感じ方は少しずつ違います。
どれも、多くの方に見られる一時的な変化で、「異常」や「必ず失敗」という意味ではありません。
顔(頬・顎下)
顔の皮膚はほかの部位に比べて薄く、脂肪吸引後は細かな凹凸が出やすい傾向があります。また、鏡で見る機会や、無意識に触れる回数も多いため、わずかな変化でも気になりやすい部位です。
この時期に強く触ったり、何度も触り過ぎてしまうと、炎症が長引く原因になることがあります。顔の脂肪吸引後は、クリニックの指示どおり圧迫バンドをしっかり着用して回復を待ちましょう。
二の腕
二の腕の皮膚は比較的しっかりしているため、拘縮によるつっぱり感を強く感じる方もいます。腕は日常生活の中でよく動かす部分なので、筋肉の動きとともに違和感を覚えやすいのも特徴です。
二の腕の脂肪吸引では、「圧迫ボレロ」と呼ばれる専用の圧迫着が、回復を支える大切な役割を担います。
お腹
お腹は脂肪吸引の範囲が広くなることが多く、拘縮が「ゴリゴリとした感触」や「板のような硬さ」として現れやすい部位です。部位によって皮膚の厚さや脂肪量が違うため、均一に回復しづらい面もあります。
また、お腹は姿勢の影響を強く受ける部位でもあります。
猫背や前かがみの姿勢が続くと、皮膚の折れ目に沿って線状の拘縮が現れやすくなるため、術後は背すじを伸ばし、同じ姿勢を長時間続けないよう意識することが大切です。
そして脂肪層が深いぶん、内部(奥の方)にむくみが残りやすいため、違和感が長く続くことがあります。
体を温めるケアをすると、この深い部分の血流をよくして回復を助けるのでとくに効果的です。
太もも
太ももの脂肪吸引後は、重力の影響を受けやすいため、むくみが強く出やすい部位です。ほかの部位に比べて、拘縮のピークが長く続く傾向があるのも特徴です。
また、歩く動作が回復にプラスにもマイナスにも働くため、術後しばらくは無理のない範囲での歩行や軽い運動にとどめることが大切です。
圧迫着のサイズ感やフィット感は、仕上がりに大きく関わるため、正しく着用し、きれいなラインづくりに役立てましょう。
拘縮が起きる理由

拘縮は、脂肪吸引によって減った脂肪の空いたスペースを、体が元に戻そうと修復していく途中で起こる反応です。具体的には、皮膚の下に生じた空洞を埋めるために新しい組織がつくられていく段階で、内部が一時的に硬くなるためです。
この新しい組織がつくられていく段階では、線維芽細胞(せんいがさいぼう)というコラーゲンなどの組織をつくり出す細胞が活発に働き、組織が再構築されるため、皮膚の硬さやゴリゴリした感触として現れます。
さらに、術後のむくみや血液の滞留も、この一時的な硬さに影響することがあります。
拘縮の期間と一般的な経過

術後1〜2週間ほど経った頃から硬さやつっぱり感が出始め、3〜4週間目あたりで凹凸やゴリゴリとした感触が最も強くなるピークを迎えます。これは、吸引後の空いたスペースを体が修復していく途中で現れる、ごく一般的な経過です。
その後は、術後3〜6ヶ月ほどかけてゆっくりと硬さがやわらいでいき、皮膚も徐々になめらかさを取り戻していきます。この期間を乗り越えることで、最終的なボディラインが見えてくるため、焦らず経過を見守ることが大切です。
脂肪吸引後の拘縮を早くラクにするケア方法

脂肪吸引後の拘縮は、適切なケアを取り入れることで軽減しやすくなります。無理のない範囲でできることから取り入れて、ダウンタイムを少しでもラクに過ごせるようにしましょう。
まず試したいのは、リンパマッサージです。血流がよくなり、こわばった組織が柔らかくなりやすくなります。
そして、湯船に浸かって体を温めることも効果的です。全身の血行が整い、むくみや老廃物の滞りが改善されやすくなります。
また、負担のない範囲で軽い運動やストレッチを取り入れたり、インディバのような高周波温熱ケアなどを組み合わせれば、より快適に回復期間を過ごしやすくなります。
それぞれ次章で詳しく解説します。
リンパマッサージで血行促進と組織を柔らかくする
脂肪吸引後のマッサージは、リンパマッサージが効果的です。硬くなった部分を適切な時期からやさしくほぐし、血流を促すことで、組織の回復を助ける作用が期待できます。
圧迫着の上からでもできる、指で軽く押す、つまむ、さするなどの動きを組み合わせ、体液の循環を促しましょう。
部位別のマッサージのコツ
- 顔(頬・顎下)
顔の皮膚は薄いため、強く揉まないように注意しましょう。顎から首へ向かってやさしく流し、次に軽くつぶすようにほぐしたり、つまむ程度の刺激を加えます。小顔ローラーなどの器具を使う場合も、弱い力で行いましょう。
マッサージの開始時期は、糸リフトなしなら内出血が治っていれば術後2週間目以降、糸リフト併用の場合は3週間目以降が目安です。 - 二の腕
つっぱり感が出やすい部位なので、まずはさすって流し、気になる部分を軽く指圧し、硬いところは内側へつぶすようにほぐします。毎日、無理のない範囲で腕をゆっくり上げる動作も加えると、動かしやすくなります。 - お腹
広範囲が板状に硬くなりやすいため、まずは温めてから円を描くようにやさしく流すとほぐれやすい傾向にあります。また、鼠蹊部(そけいぶ)のリンパへ向けて流すのが効果的です。そのうえで、硬い部分を軽く指圧したり、つぶすようにほぐすと、むくみが緩みやすくなります。 - 太もも
むくみや拘縮が長く続きやすい部位のため、下から上へリンパを流す動きが効果的です。次に同じ方向へ軽くつまむようにほぐす動きを加え、最後に太ももの内側をつぶすように押し流すと、滞りやすい部分の循環が整いやすくなります。
どの部位も、内出血が落ち着いてからマッサージを始めることが基本です。負担をかけないため、開始時期は必ず医師の指示に従いましょう。
入浴で血行改善する
身体を温める入浴は、全身の血流をスムーズにしてくれます。湯船にゆっくり浸かったり、温かいシャワーを浴びることで発汗が促され、体に溜まった老廃物も流れやすくなります。
- 温度:38〜40℃のぬるめのお湯
熱すぎるお湯は血流が急に上がり、腫れや内出血が強くなることがあります。 - 時間:10〜15分程度
長湯をすると逆に疲れやすく、むくみが悪化することもあるため短めが安心です。
術後早期の長風呂は避け、クリニックの指示に従うようにしてください。
軽い運動やストレッチでリンパの流れを促す
術後の経過に合わせて、無理のない範囲で軽い運動やストレッチを取り入れると、血行が促されむくみや拘縮の改善、体の巡りが整い組織の回復もしやすくなります。
ストレッチは痛みが出ない範囲で軽く伸ばすことを基本に、力を入れすぎず、呼吸を止めないように行ってください。
運動やストレッチを始めるタイミングは、必ず医師の指示に従いましょう。
顔(頬・顎下)
- 首をゆっくり左右に倒す
- 目線を上に向けて、首の前側を軽く伸ばす
二の腕
- 腕を前に伸ばし、反対の手で軽く引き寄せる
- 肩を大きく前後に回す
お腹
- 椅子に座って、上半身を左右にゆっくりひねる
- 立ったまま軽く前屈してお腹周りを伸ばす
太もも
- 立った姿勢でかかとをお尻に近づけ、太ももの前を軽く伸ばす
- 椅子に座り、片足を前に伸ばして太ももの裏を軽く伸ばす
インディバを取り入れる
インディバは、高周波によって体の深部をしっかり温める温熱療法です。
前述しているように、脂肪吸引後の拘縮は皮下の組織が硬くなっている状態です。
皮下の深部が温まることで血流やリンパの流れが改善し、こわばった組織がほぐれやすくなります。また、細胞の修復を促す働きも期待できるため、むくみ・痛み・冷えといった術後の不快感の軽減にも役立ちます。
とくに、拘縮が出やすいお腹や太ももなどの広範囲の部位、深部の硬さが長引きやすい方、強いマッサージが苦手な方に向いているケアです。
ただし、他のケアと同様に早すぎる時期の施術は負担になることがあるため、開始時期や頻度は必ず担当医の指示に従い、無理のない範囲で取り入れていきましょう。適切なタイミングで行うことで、回復のサポートとして効果を発揮します。
CASE1.顔の脂肪吸引の拘縮症例(施術後30日目)

この方は顎下に強い拘縮が出ている状態です。
横から見ると、フェイスラインの下側にボコボコした硬さが見えています。

顎下は脂肪吸引の中でも拘縮が出やすい“好発部位” なので、こうした変化は多くの人に起こる一般的な経過です。
| 診療科目 | 機械 / 小顔治療 |
| 施術名 | エルサ(LSSA) |
| 料金 | エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| リスク/副作用 | 術後にはだるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる・効果に満足できない・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・皮膚の色素沈着等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
CASE2.顔の脂肪吸引の拘縮症例(施術後31日目)

この方は、顎下の広い範囲に強い拘縮が出ている状態です。
触ると全体的に硬さがあり、少し凹凸が見えやすい時期に当たります。

顎下は皮膚が薄く、吸引後に塊のような硬さが出やすい部位のため、こうした拘縮はよくある経過です。
| 診療科目 | 機械 / 小顔治療 |
| 施術名 | エルサ(LSSA) |
| 料金 | エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| リスク/副作用 | 術後にはだるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる・効果に満足できない・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・皮膚の色素沈着等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
CASE3.太ももの脂肪吸引の拘縮症例(施術後21日目)

| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
| 施術名 | クォンタムRF(quantumRF) / エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 | クォンタムRF(quantumRF):クォンタムRF 1部位 ¥165,000 かけ放題 ¥253,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| リスク/副作用 | 術後にはだるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる・効果に満足できない・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・皮膚の色素沈着等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
足の付け根(鼠蹊部)に硬い拘縮が強く出ていて、とくに左側は皮膚に数本の線が出ています。
むくみや内部の硬さによって皮膚が引っぱられて見えるもので、脂肪吸引後によく起こる経過です。
CASE4.二の腕の脂肪吸引の拘縮症例(施術後30日目)

| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
| 施術名 | 二の腕脂肪吸引 / エルサ(LSSA) |
| 料金 | 二の腕脂肪吸引:¥198,000〜¥990,000 エルサ(LSSA):¥55,000〜¥165,000 |
| リスク/副作用 | 術後にはだるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる・効果に満足できない・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・皮膚の色素沈着等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
脇の下から二の腕の内側にかけて、拘縮によるぼこつきや筋っぽい硬さが見られます。
術後1ヶ月では、このくらいの硬さや凹凸が残っていてもごく普通の経過ですので心配はいりません。時間とともに徐々になめらかになっていきます。
CASE5.二の腕の脂肪吸引の拘縮症例(施術後31日目)

拘縮で「筋っぽい硬さ」というのは、
皮膚の下に細い筋が触れるような硬さが出ている状態のことです。
触ると細い線がピンと張ったように感じたり、見た目にも少し“筋っぽい影”が出ることがあります。
この方も筋っぽい硬さが見られます。
脂肪吸引後に起こる一時的な変化で、時間が経つほど自然に柔らかくなっていくことがほとんどですのでご安心ください。
| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
| 施術名 | 二の腕脂肪吸引 / エルサ(LSSA) / クォンタムRF |
| 料金 | 二の腕脂肪吸引:¥198,000〜¥990,000 エルサ(LSSA):¥55,000〜¥165,000 クォンタムRF:¥165,000〜¥253,000 |
| リスク/副作用 | 術後にはだるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる・効果に満足できない・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・皮膚の色素沈着等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
CASE6.お腹の脂肪吸引の拘縮症例(施術後30日目)


お腹まわりに板のような硬さや凹凸が見られますが、これは脂肪吸引後によく起こる拘縮によるものです。
お腹は吸引範囲が広く、皮膚の厚みの差も大きいので、写真のような波打った質感や段差のようなラインが出やすい部位です。
また、横から見ると皮膚の下の組織がまだ硬く、引きつれたようなラインがうっすら見えていますが、拘縮の典型的なパターンです。
| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
| 施術名 | クォンタムRF(quantumRF) / 腹部脂肪吸引 / エルサ(LSSA) |
| 料金 | クォンタムRF(quantumRF):クォンタムRF 1部位 ¥165,000 かけ放題 ¥253,000 腹部脂肪吸引:お腹スッキリセット(上腹部、下腹部、側腹部、ウエスト、胸下)の脂肪吸引 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,0000 |
| リスク/副作用 | 術後にはだるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる・効果に満足できない・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・皮膚の色素沈着等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡ください。 |
拘縮は“失敗”ではない|混同しないために知るべきこと

もし今、拘縮の硬さや見た目の変化が気になって「これ、本当に大丈夫?」と不安になっている方のために、あらためてお伝えします。
脂肪吸引後の拘縮は、施術後の正常な回復の一部として多くの方に現れる、一時的な変化です。吸引後のスペースを体が修復していく途中で起こる反応であり、時間が経つほど落ち着いていきます。
慣れない見た目の変化に驚いて「失敗では?」と心配してしまう方がいるのも自然なことです。
本当の“失敗”にあたるのは、不自然な凹凸や明らかな左右差が長く残る場合、または皮膚の壊死など、放置できないトラブルが起きているケースです。
もし拘縮が長く続く、強い痛み・赤み・熱感があるなど気になる症状がある場合は、無理に様子を見ず、早めに専門医に相談してください。
違いを知っておくだけでも、ダウンタイムを安心して過ごしやすくなります。
Purelys TOKYO CLINICで行う脂肪吸引
Purelys TOKYO CLINICでは、顔・二の腕・お腹・太ももなど、幅広い部位の脂肪吸引に対応しています。患者様それぞれの体型や希望に合わせてデザインし、経験豊富な三浦航医師が安全性に配慮しながら丁寧に施術を行っています。
また、LSSA(エルサ)やクォンタムRFといった先進的な機器を導入しており、腫れや内出血などのダウンタイムの負担をできるだけ抑えながら、きれいな仕上がりを目指せるのも特徴です。
術前のカウンセリングでは、拘縮に関する不安や麻酔の心配なども丁寧にお聞きし、わかりやすくご説明します。術後も検診やアフターフォローを重ねながら、理想のボディラインに近づけるよう、継続的にサポートしていきます。
顔の脂肪吸引

顎下やフェイスラインの脂肪を丁寧に整え、すっきりとしたVラインを目指す施術です。
顔の皮膚は薄くデリケートなため、拘縮が出ても仕上がりに影響しにくいよう、細かなデザインでバランスを整えています。
術後はフェイスバンドの着用を3〜7日ほどお願いしています。マッサージの開始時期は、糸リフトを併用していない場合は術後2週間以降、併用している場合は3週間以降が目安となります。

二の腕の脂肪吸引

振袖部分や後ろ側の脂肪を丁寧に整え、ほっそりとしたラインをつくる施術です。
二の腕はつっぱり感が出やすい部位のため、拘縮が気になる時期のケアについても、一人ひとりの状態に合わせてアドバイスしています。
また、二の腕は圧迫による形づくりがしやすく、拘縮ケアとしても圧迫着を取り入れやすいのが特徴です。ボレロの着用期間は3週間〜3ヶ月を目安としております。

お腹・ウエスト・腰の脂肪吸引

上腹・下腹・ウエスト・腰をまとめて整えることで、メリハリのあるS字カーブをつくる施術です。
範囲が広い分、拘縮が“板状の硬さ”として出やすいため、温めケアや広い面積を意識したマッサージ方法を丁寧にご案内しています。
施術では、皮膚の厚みや脂肪量を見極めながら均一に吸引し、回復のしやすさにも配慮しています。術後3日間は包帯のようなもので固定し、その後はウエストニッパーをご着用いただきます。

太もも・お尻の脂肪吸引

内もも・外もも・前面・後面に加え、お尻との境目まで丁寧に整え、すらっとした脚ときれいなヒップラインをつくる施術です。
太ももは、むくみや拘縮が長引きやすい部位のため圧迫ガーメントの選び方やリンパケアについて、特にしっかりとご案内しています。
歩く動作が多い部位でもあるため、術後は負担がかかりやすく、回復に合わせた生活面でのアドバイスも行っています。ガードルは約1ヶ月、弾性ストッキングは6ヶ月程度の着用を推奨しております。

より快適に回復できるための工夫
当院では、患者様が理想のボディラインに近づけるよう、技術面だけでなく回復しやすさにもこだわっています。脂肪吸引では、超音波の振動で脂肪細胞を乳化させて吸引しやすくするLSSA(エルサ)や、術後の皮膚の引き締まりをサポートするクォンタムRFを導入することで、腫れや内出血などのダウンタイムをできるだけ抑えられるよう工夫しています。
さらに、傷跡ボトックスを用いて傷の周囲の筋肉の動きを抑え、傷が広がったり盛り上がったりするリスクを軽減しています。
内出血が気になる患者様には、治打撲一方(じだぼくいっぽう)・五苓散(ごれいさん)・小柴胡湯(しょうさいことう)・柴苓湯(さいれいとう)といった漢方薬を状況に合わせてご提案し、症状を和らげるサポートも行っています。
また、脂肪吸引後の仕上がりに大きく影響するのが圧迫固定です。
当院では、すべての脂肪吸引において、適切な圧迫着の選定と着用期間について丁寧にご案内し、より安全で快適な回復につながるよう体制を整えています。
脂肪吸引後の拘縮をサポートするアフターフォロー
当院では、術後の検診や経過観察を通して、患者様の状態に合わせたきめ細やかなサポートを行っています。拘縮の出方やむくみの状態を見ながら、適切なケア方法や注意点をその都度お伝えし、不安が残らないよう丁寧にフォローしています。
院長の三浦航医師は、大手美容クリニック在籍時に約2,500件の脂肪吸引を経験し、術中搬送0件(2025年12月時点)という実績を持つ医師です。その経験を生かし、患者様が安心して回復できるよう、術後もしっかり寄り添う体制を整えています。
術前カウンセリングで疑問や不安を解決
当院では、施術前のカウンセリングをとても大切にしています。三浦航医師が一人ひとりの状態を丁寧に確認し、希望や悩みに合わせて最適な施術計画をご提案します。拘縮についての不安や、麻酔に関する疑問もしっかりお聞きし、安心していただけるようわかりやすく説明しています。
また、複数の麻酔方法を安全に使い分けられる体制を整えています。必要に応じて硬膜外麻酔も選択できるなど、痛みに配慮した高度な管理が可能です。
よくある質問
脂肪吸引後の拘縮が治らないのは失敗ですか?
いいえ、ほとんどの場合は失敗ではありません。
拘縮は脂肪吸引の正常な回復過程で、数ヶ月かけて自然に柔らかくなっていきます。
ただし、強い痛み・赤み・熱感が続く、または何ヶ月経ってもまったく改善しない場合は、通常の拘縮ではない可能性があるため、早めに専門医へ相談してください。
拘縮中のマッサージはいつから始めるのですか?どのような方法で行えばいいですか?
基本は術後1ヶ月頃から始めるのが目安です。
部位や回復スピードには個人差があるため、必ず医師の指示を優先してください。
マッサージは強く揉まないことが重要で、リンパの流れに沿って「やさしく流す・軽く押す」程度が効果的です。力を入れすぎると悪化につながることがあるため、無理のない範囲で行いましょう。
拘縮を悪化させてしまう行動や、避けるべき習慣はありますか?
はい、いくつかあります。
とくに注意したいのは、過度な飲酒や喫煙。どちらも血行を悪くし、回復を遅らせる原因になります。また、強く揉むマッサージは拘縮を悪化させる可能性があるため避けてください。
圧迫着を正しく着ないことも回復に影響するので、指定された着用方法と期間を守りましょう。
拘縮以外に脂肪吸引のダウンタイムにはどのような症状がありますか?
代表的なのは「内出血・腫れ・むくみ・痛み」です。
どれも脂肪吸引後によく見られる一時的な反応で、時間の経過とともに自然に落ち着いていきます。不安な変化があれば、早めに医師へ相談してください。
拘縮を和らげるために市販薬や漢方薬で効果的なものはありますか?
効果が期待できる漢方薬はありますが、自己判断での服用は避けてください。
血行を促す漢方が役立つ場合もありますが、体質や他の薬との相性によっては逆効果になることもあります。必ず医師や薬剤師に相談し、安全に使いましょう。
まとめ
脂肪吸引後に起こる拘縮は、当院でもほとんどの患者様に見られる正常な回復の段階です。経過や対処法を正しく理解し、適切なケアを続けることで、より負担の少ないダウンタイムと納得のいく仕上がりにつながります。
Purelys TOKYO CLINICでは、三浦医師の豊富な経験と専門性をもとに、術前のご説明から術後フォローまで一貫したサポート体制を整えています。
拘縮の出方や不安な症状があれば、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。患者様が安心して回復を迎え、理想のラインを実現できるよう、クリニック全体で丁寧にサポートいたします。
-
2014年3月
川崎医科大学卒業
-
2014年4月
東京都立広尾病院
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2016年4月
日本大学医学部付属板橋病院勤務
-
2020年3月
湘南美容クリニック銀座院入職
-
2022年4月
湘南美容クリニック京都院院長就任
-
2024年11月
湘南美容クリニック町田院院長就任
-
2025年8月
Purelys TOKYO CLINIC開院
- アメリカ心臓協会 BLSプロバイダー
- アメリカ心臓協会 PALSプロバイダー
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本抗加齢医学会正会員
- ベイザーハンズオンセミナー受講
- VASER(ベイザー)脂肪吸引 認定医
- 医師免許証 第521259号
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