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TOP 症例写真 【コンデンスリッチ脂肪豊胸】BMI 20.9から片側250cc注入|「遠心分離」が脂肪の定着率を高める医学的理由#0065
2025.12.12
コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸
エルサ(LSSA)

【コンデンスリッチ脂肪豊胸】BMI 20.9から片側250cc注入|「遠心分離」が脂肪の定着率を高める医学的理由#0065

#新宿院
https://purelys-tokyo-clinic.com/wp/wp-content/uploads/2025/12/breast-augmentation_Case-No.35.jpg
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診療科目 機械 / 豊胸・バスト形成・豊尻
施術名 コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸 / エルサ(LSSA)
料金 コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸:561,000円〜
エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
ダウンタイム ダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。
※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

コンデンスリッチ脂肪豊胸(CRF)とは?

コンデンスリッチ脂肪豊胸(CRF)は、採取した脂肪を特殊なフィルター(ウェイトフィルター)にかけて遠心分離し、不純物(老化細胞、死活細胞、オイル、水分)を徹底的に除去してから注入する豊胸術です。

従来の脂肪注入に比べて、健全な脂肪細胞(および幹細胞)の密度が高まるため、注入後の「定着率」が格段に向上し、しこり(石灰化)のリスクを最小限に抑えられるのが最大の特徴です。

▷この先のコンデンスリッチ脂肪豊胸の紹介ページをご覧ください

症例紹介

プロフィール: 年齢 29歳、身長 157cm、体重 51.5kg、BMI 20.9、注入量(左/右):240/250cc
施術部位: コンデンスリッチ脂肪注入豊胸(3部位)
使用機器: CRF、エルサ(LSSA)
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日程度
撮影時期: 術後3ヶ月
お悩み:BMI 20.9という標準的~やや細身の体型の方です。 デコルテ(胸の上部)のボリューム不足により、全体的に少し寂しい印象であることを悩まれていました。「人工物(シリコン)には抵抗があるが、サイズアップはしっかりしたい」「せっかく入れてもすぐに吸収されてしまうのは嫌だ」というご希望があり、定着率が高くリスクの低いコンデンスリッチ豊胸を選択されました。

術後90日目

脂肪豊胸

片側約250cc、両胸で合計約490ccのコンデンスリッチ脂肪(CRF)を注入しました。 術前は肋骨のラインがうっすらと見えていたデコルテ部分に、ふっくらとした厚みが生まれ、胸全体がリフトアップされたような美しい丸み(お椀型)が形成されています。 特に注目すべきは、これが「術後3ヶ月」の状態であることです。脂肪注入後の吸収が落ち着くこの時期に、これだけのボリュームが維持されています。肌の質感も非常に滑らかで、触り心地も本物のバストそのものの柔らかさです。

科学的エビデンス:脂肪処理方法と「定着率」の関係

脂肪豊胸において最も重要なのは「どうやって脂肪を処理するか」です。これに関する最新のメタアナリシス論文をご紹介します。

引用論文: Hu S, Xu H. Volume retention rate after breast autogenous fat grafting and related influencing factors: A systematic review and meta-analysis. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2024. PMID: 38160589

この論文では、乳房への脂肪注入における「脂肪処理技術(遠心分離、静置法、洗浄法など)」の違いが、定着率や合併症にどのような影響を与えるかを分析しています。 ポイントは以下のとおりです。

1. 遠心分離の優位性

複数の処理方法を比較した結果、遠心分離(Centrifugation)を用いたグループが、他の方法(ただ置くだけの静置法や洗うだけの洗浄法など)に比べて、有意に高い脂肪定着率を示しました。

2. 不純物の除去

遠心分離は、脂肪細胞の生存を阻害する「余分な水分」や「オイル」「血液成分」を最も効率的に除去できる方法であることが再確認されました。

3. 合併症の低減

適切な遠心分離処理を行うことで、しこり(嚢胞形成)や石灰化のリスクを下げつつ、満足のいくボリュームアップが可能であると結論付けられています。

つまり、本症例で行ったCRF(コンデンスリッチ)のように、遠心分離技術を用いて「濃縮」することは、医学的にも最も理にかなった定着率向上のアプローチなのです。

Purelys TOKYO CLINICの工夫

当院では、CRFのメリットを最大限に引き出すため、以下の注入技術を徹底しています。

マルチプレーン(多層)注入
脂肪を一箇所に固めて入れると、中心部が壊死してしこりになります。当院では「乳腺下」「大胸筋内」「大胸筋下」「皮下」など、複数の層にミルフィーユ状に細かく分散して注入します。これにより、移植脂肪が周囲の組織から酸素と栄養を受け取りやすくなり、定着率が飛躍的に向上します。

片側250ccの大量注入
CRFで不純物を取り除いているため、同じcc数でも「中身の濃さ」が違います。純粋な脂肪細胞だけで250ccを確保し、それを丁寧に分散注入することで、標準体型や細身の方でも確実なサイズアップを実現しています。

デコルテ重視のデザイン
年齢とともに削げやすい「デコルテ(鎖骨下)」に厚みを持たせることで、ブラジャーに乗るような女性らしい谷間と、若々しいバストラインを作ります。

まとめ

  • コンデンスリッチ豊胸(CRF)は、遠心分離技術を用いることで高い定着率としこり予防を実現する
  • 最新の医学論文(PMID:38160589)でも、遠心分離法が他の処理方法よりも定着率において優れていることが示されている
  • Purelys TOKYO CLINICでは、約250ccの十分な注入と多層注入技術により、自然で大きなバストを提供する

「せっかく脂肪を入れたのにすぐ無くなってしまった」という経験をしたくない方は、科学的根拠に基づいた「遠心分離(濃縮)脂肪」による豊胸をぜひご検討ください。

参考文献

1)Hu S, Xu H. Volume retention rate after breast autogenous fat grafting and related influencing factors: A systematic review and meta-analysis. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2024 Feb;89:105-116. doi: 10.1016/j.bjps.2023.12.003.

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担当医師紹介

三浦航
Purelys TOKYO CLINIC 院長
三浦 航
Wataru Miura
専門分野
脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療

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