エンブレイスターボとは?36歳女性の実例で見る従来エンブレイスRFとの違いと進化#0011




| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | 二の腕脂肪吸引 / エンブレイスターボ / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
二の腕脂肪吸引:¥198,000〜¥990,000 エンブレイスターボ:¥330,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
【はじめに】
脂肪吸引の仕上がりを左右するのは、「どれだけ脂肪を取るか」だけではありません。
大切なのは、脂肪を除去したあとも皮膚がたるまず、引き締まっていること。
Purelys TOKYO CLINICでは、LSSA(エルサ)とエンブレイスターボ(Embrace Turbo)を併用し、
従来のエンブレイスRFを超える、より滑らかで引き締まった仕上がりを実現しています。
今回は、実際に36歳女性の二の腕脂肪吸引でLSSA+エンブレイスターボを使用した症例を交えながら、この技術の仕組みと進化について詳しく解説します。
【LSSA(エルサ)とは?】

LSSA(Liposuction Smooth Support Assist)は、韓国Newpong社が開発した次世代の超音波脂肪吸引機器です。
脂肪吸引時に微細な振動(バイブレーション)を加え、脂肪をより均一に吸引できるように設計された最新のアシストシステムです。
主な特徴は以下の通りです。
- 吸引カニューレの走行が安定し、吸引ムラや段差を防止
- 肌表面がよりなめらかで自然な質感に
- 組織ダメージを抑え、出血や腫れが軽減
- ダウンタイムが短く、早期回復が期待できる
36歳女性の症例でも、LSSAを併用したことで吸引ラインが非常に均一に仕上がり、皮膚表面の凹凸やムラがまったく目立たない自然なラインを形成できました。
エンブレイスターボとは?(RFで“内部から引き締め”)

エンブレイスRFはインモード社が開発したRFによるタイトニングマシーンです。
エンブレイスターボ(Embrace Turbo)は従来のエンブレイスRFを改良した次世代のRF(高周波)治療機です。
大きな違いは従来より2倍の高出力になっており短時間で高い効果を得られて効率的になりました。さらにカニューレの長さが約40%延長され足の脂肪吸引では膝周りなどの届かなかった部分にも届くようになりました。
脂肪層にRFエネルギーを照射し、脂肪をやわらかく溶解させながら、皮下組織を加熱してコラーゲンを収縮・再生させます。
これにより、「脂肪を取る」と同時に「皮膚を引き締める」ことが可能に。
従来型との違いは以下の通りです。
エンブレイスturboと他施術との比較
| 項目 | エンブレイス turbo(最新式) | 従来のエンブレイス(BodyTite) | HIFUなどの切らない施術 |
| 特徴 | 高周波エネルギーで脂肪を溶かしながら、同時に皮膚を引き締める。従来より2倍の高出力で効率的。さらにカニューレの長さが約40%延長され、太ももなど従来届きにくかった部位にも対応可能 | 高周波で脂肪を溶かし、皮膚を引き締める(通常の出力) | メスを使わず、体の外から熱や超音波を当てる |
| 主な効果 | 脂肪減少、たるみ改善、セルライト改善。短時間で効果的 | 脂肪減少、たるみ改善。ただしturboより効果がやや弱い | 部分的な脂肪減少や軽い引き締め |
| 皮膚の引き締め | 強い効果が期待できる | 効果はあるがturboより弱い | 軽度の引き締め |
| 体への負担 | 小さな切開が必要(体への負担は少なめ) | 小さな切開が必要(体への負担は少なめ) | 切らないので負担がほとんどない |
エンブレイスターボの詳細な記事はこちら。
36歳女性の二の腕症例では、吸引後にエンブレイスターボを照射することで、
たるみを完全に防ぎながら引き締め効果が1ヶ月目から明確に出現しました。
LSSA+エンブレイスターボ併用の相乗効果
この2つの技術を組み合わせることで、
「表面のなめらかさ」と「内部の引き締め」の両立が可能になります。
- LSSA:脂肪吸引の均一化 → 表面の凹凸を防ぐ
- エンブレイスターボ:RFによる真皮〜皮下の加熱 → 内側から引き締め
結果として、脂肪をしっかり取りながらも皮膚がたるまず、スリムでハリのある腕ラインを実現します。
36歳のお客様の実際の症例
この方は36歳の女性で、身長155cm、47.6kg、BMI 19.8になります。
二の腕に脂肪があり腕を横に広げた時にたぷんたぷんになってしまうのが気になり脂肪吸引のカウンセリングに来ました。
二の腕・肩・肩甲骨上下に脂肪が多くその範囲の脂肪吸引を行いました。
30歳を超えているため「脂肪吸引でたくさん脂肪を取りたいけど弛むのは嫌」と悩まれておりダウンタイムを減らすためにLSSA(エルサ)を使用し最大限まで吸引、弛みを抑えるためにエンブレイスターボを併用しています。
術後1週間(内出血が多い時期)

1週間目の時点で術前と比較して振袖部分がスッキリしたのがわかります。
内出血は3-5日目をピークとし徐々に薄くなってきています。
この時期から拘縮が出始めてきます。
術後1ヶ月(拘縮のピークの時期)

3週間目から4週間目が拘縮のピークになります。
1ヶ月目になるとシルエットはかなりスッキリします。
拘縮がなくなることでさらに細くなっていきます。
たるみを防ぐ二の腕脂肪吸引のポイント
- 浅層を残す吸引技術で皮膚支持構造を維持
- エンブレイスターボのRF熱で皮膚を内側から引き締め
- 圧迫固定の徹底で癒着を均一に
- 術後のケア指導でむくみ・拘縮を最小限に
これらを組み合わせることで、脂肪をしっかり除去しても皮膚のたるみを抑えた美しい仕上がりになります。
30代の二の腕脂肪吸引で失敗しないために
30代の脂肪吸引は、「量」だけでなく「質」が重要です。
単に脂肪を取るだけでなく、皮膚のハリを保ちつつバランスよく吸引することで、若々しく引き締まった二の腕ラインが維持できます。
Purelys TOKYO CLINICでは、脂肪吸引+RF(高周波)引き締め技術を併用し、年齢や肌質に合わせた最適な治療プランを提案しています。
まとめ|エンブレイスターボでたるみ知らずの二の腕へ
LSSA+エンブレイスターボは、従来のエンブレイスRFでは難しかった「滑らかさ+引き締め+短いダウンタイム」を実現する最新の脂肪吸引テクノロジーです。
実際の36歳女性の二の腕症例でも、皮膚のたるみを防ぎながら自然でハリのある仕上がりを得られました。
Purelys TOKYO CLINICでは、年齢・皮膚状態・吸引デザインに合わせて最適な機器を組み合わせ、
理想のラインを目指します。
Michael Kreindel, Stephen Mulholland. The Basic Science of Radiofrequency-Based Devices. Mar 9, 2021









