【エンブレイスターボとは】脂肪吸引と同時に皮膚を引き締める最新RF治療#0013


| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | エンブレイスターボ / エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 |
エンブレイスターボ:¥330,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
脂肪吸引後の「たるみ問題」を同時に解決する新技術
従来の脂肪吸引では、脂肪を除去した後に皮膚のたるみが残ってしまうケースが課題でした。
特に二の腕・お腹・太ももなどは、脂肪が減ることで皮膚の余りが目立ちやすく、理想のボディラインに仕上げるには追加のリフト手術(切開)が必要な場合もありました。
その課題を解決するのがInMode社の「エンブレイスターボ(Body Tite tuebo)」による
ラジオ波支援脂肪吸引(Radiofrequency-Assisted Liposuction:RFAL)です。
エンブレイスターボ(BodyTite turbo)とは?
~脂肪を除去しながら、同時に皮膚を引き締めるRF技術~
BodyTiteは、ラジオ波(RF)エネルギーを皮下組織に照射することで、脂肪を溶解させながら皮膚の下層(線維隔膜や真皮)を60〜80℃に加熱し、コラーゲンの収縮と再生(ネオコラーゲン生成)を促します。
この熱反応により、脂肪除去後も皮膚がしっかりと引き締まり、
「切らないリフト」「傷跡を残さないスキンタイトニング」が可能になります。
BodyTiteの特徴とメリット
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 施術方法 | 皮下に細いカニューレ(内部電極)を挿入し、外部電極で皮膚表面をモニタリングしながらRF加熱 |
| 温度管理 | 内部温度60〜80℃、表面温度40〜42℃をリアルタイム制御(熱傷リスクを防止) |
| 効果のメカニズム | 脂肪融解+線維組織収縮+コラーゲン再生 |
| 主な適応部位 | 二の腕・お腹・太もも・背中・フェイスライン・アゴ下など |
| メリット | ①皮膚の引き締め効果が高い②切開不要でダウンタイムが短い③脂肪と皮膚の両方にアプローチ |
| リスク・副作用 | 腫れ・内出血・一時的な熱感(通常1〜2週間で軽快) |
BodyTiteの適応とおすすめの方
- 脂肪吸引後の皮膚のたるみを避けたい方
- 切開リフトには抵抗があるが、引き締め効果は欲しい方
- 出産後のお腹のたるみや、二の腕のゆるみを改善したい方
- 軽度〜中等度の皮膚弛緩があるが、手術レベルではない方
術後1日目から14日目までのダウンタイム経過と30日目のビフォーアフター
エンブレイスターボを併用した脂肪吸引では、腫れやむくみを抑えながら、肌の引き締まりを早期に実感できるのが特徴です。
ここでは、実際の症例をもとに術後1日目から14日目までの連日の経過、そして30日目のビフォーアフターをご紹介します。
症例紹介
27歳の方で太ももの外張り、内腿に隙間がないことを気にして来院されました。
太もも、臀部、膝まわりのエルサ脂肪吸引と、弛みを極限まで抑えるためにエンブレイスターボを使用しました。
術後1日目

術後72時間までは圧迫の包帯を巻いた上にガードルを履くので動きにくいです。
術後3日目

圧迫を外した直後です。
圧迫を外して数日は起立性低血圧のような症状が出るので急に立ち上がったり、力んだりする行為は避けましょう。
全体的に内出血とむくみがあります。
術後4日目

圧迫が外れたことにより抑えられていたものがなくなるので浮腫が増加します。
術後5日目

5日目前後がむくみのピークになります。
内出血も重力に従い徐々に落ちてきます。
術後6日目

内出血の色味が濃い黄色から徐々に薄くなってきます。
術後7日目

7日目に抜糸を行います。
抜糸後は入浴、インディバに行くことができます。
術後9日目

7日目を過ぎると徐々に拘縮が出始めます。
拘縮は膝周り、内腿から出始めます。
術後11日目

拘縮は1週間目から増えていきゴツゴツ感がでてきます。
ピークは3週間目になります。
術後14日目

2週間目になると術前とほぼ同じ太さまで戻ります。
術後30日目

術前と比較して外張りがなくなりストレートな足になりました。
内腿と膝の脂肪もなくなったことにより鼠蹊部から足先までの隙間が開いたのがわかります。
海外論文による臨床結果(Theodorou SJ, et al. Aesthetic Surgery Journal, 2018)
対象:312例(女性85%、平均年齢31歳)
平均皮膚収縮率:31〜47%
患者満足度:89%が「満足」と回答
術後合併症:熱傷・セローマ0%(FDA承認機)
治療部位例:二の腕、腹部、内もも、首・顎下、胸部など
術後経過:軽度腫脹は数日で軽快し、翌日から日常生活が可能。
つまり火傷などのリスクを最小限に抑えて平均31〜47%の皮膚収縮を行えた。
Purelys TOKYO CLINICのこだわり
当院では、InMode社の最新RF機器(Quantum RF / エンブレイスターボ/ モフィウスバースト)を用い、
安全かつ効果的に「脂肪除去+皮膚引き締め」を同時実現しています。
RF照射時の温度制御を1℃単位でモニタリングし、熱傷リスクゼロを目指したプロトコルを採用。
また、症例に応じてLSSA(エルサ)・Quantum RF併用など、肌質・脂肪厚・年齢に合わせた最適治療を提案します。
BodyTiteで得られる結果
- 二の腕の“振袖”部分がすっきりと引き締まる
- 腹部のゆるんだ皮膚がフラットに整う
- 太ももの内側や膝まわりの弛緩が改善
- 首・フェイスラインが自然にシャープに
- 傷跡を残さず、自然で若々しいボディライン
まとめ
BodyTite(ボディタイト)は「脂肪除去+スキンタイトニング」を両立する次世代治療。
従来の脂肪吸引では難しかった「たるみ残り」「皮膚のゆるみ」を防ぎ、
切らずに理想のシルエットへ導きます。
参考文献(References)
- Theodorou SJ, Del Vecchio D, Chia CT. Soft Tissue Contraction in Body Contouring With Radiofrequency-Assisted Liposuction: A Treatment Gap Solution. Aesthetic Surgery Journal. 2018;38(S2):S74–S83. doi:10.1093/asj/sjy037
- Hamadani F, Vranis NM. The Role of Fractional Radiofrequency in Long-term Acne Remission and Reduction of Acne Scar Load. Aesthetic Surgery Journal. 2025;45(S1):S23–S31. doi:10.1093/asj/sjae150









