太もも脂肪吸引の黄金比、最新論文に基づく美脚デザイン法#0027








| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | エンブレイスターボ / エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 |
エンブレイスターボ:¥330,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
はじめに
「内ももをすっきりさせたい」「脚をまっすぐ見せたい」——太ももの脂肪吸引は、美脚づくりの要となる施術です。
しかし、ただ脂肪を取るだけでは理想的な脚のラインは得られません。
重要なのは、「内外のカーブバランス」と「皮膚のハリ・質感」を整えること。
Purelys TOKYO CLINICでは、LSSA(エルサ)による高精度な脂肪吸引とエンブレイスRF(高周波)を組み合わせ、学術的に定義された「理想的太もも比率」を基に、美しい脚ラインをデザインしています。
使用機器・技術の詳細
太ももの脂肪吸引では、LSSAによる選択的脂肪分解を行い、筋膜・血管を温存しながら不要な脂肪を滑らかに除去。
その後、RFエネルギーを併用することで皮下組織を加熱収縮させ、術後のたるみ・凹凸を予防し、自然なハリを保ちます。
- LSSA:超音波振動で脂肪細胞を選択的に乳化。
- エンブレイスターボ:皮膚下を60〜70℃に加熱し、コラーゲン線維を再構築。
- デザイン:脚の外側ライン(LTI)と内側傾斜(MTI)を意識して吸引範囲を決定。
症例紹介
プロフィール: 年齢 25歳、身長 151 cm、体重 44.0 kg、BMI 19.2
施術部位: 太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引
使用機器: エルサ(LSSA)+エンブレイスターボ
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血14日程度
撮影時期: 術後1ヶ月
お悩み BMI19代で細身ですがダイエットしても内腿の隙間が少ししか開かないこと、内腿の付け根から膝周りまでまっすぐストレートな足になりたいとのことで手術を受けられました。


術前は内ももの隙間がほとんどなく、外張りも強いため細いのに足だけ太い印象でした。
脂肪を均一に除去しつつ、外側の張り出しと内側の膨らみをバランス良く整え、
1ヶ月後には“まっすぐ×すき間あり”の美脚ラインを形成。
脚全体が引き締まり、立ち姿がスッと縦に伸びた印象に変化しました。


横から見ても前針がなくなったことで前後の幅が細くなりました。エンブレイスターボをしっかり使用しているためお尻の下垂もほぼ0に抑えられています。
この後に詳しく解説する理想的な角度に関しても
術前:160〜163°前後(外側カーブが強く、ややO脚傾向)
術後:166〜168°前後(より直線的でバランスの取れた脚ライン)
つまり、論文的に「理想」とされる 166〜168°付近 に近づいています。
学術的エビデンス:太ももの角度が「脚の美しさ」を決める
2024年に発表された
“Analysis of the Thigh Aesthetic Profiles: One of Physical Ideal Body Proportions.” Aesthetic Plastic Surgery, 2024.
では、脚の美しさに寄与する太ももの形状を定量的に分析。
200名の女性脚を3Dスキャンし、専門家と一般評価者による審美スコアを比較しています。
主な研究内容
- 解析指標
- LWI(Lateral Width Index):外側の太さ
- LTI(Lateral Thigh Inclination):外側ラインの傾き
- MTI(Medial Thigh Inclination):内側ラインの傾き
- 評価方法:脚全体の美しさを7段階スケールで評価。

「Analysis of the Thigh Aesthetic Profiles: One of Physical Ideal Body Proportions」で“きれいな太もも/脚”とされる角度・比率について
詳細説明
- LAT(横から測る太もも‐臀部輪郭角度):太ももを横から見た際、臀部の突出部・太もも接合部を示す線と、少し垂直に近い参照線との角度として定義されています。論文では女性平均 166° が理想方向として報告されています。
- PGA(後方から見た臀部〜太もも接合部の角度):後方視点で、腰骨上前腸骨棘から大転子稜を経由する垂直線と、太ももの接合点から臀部突出点を結ぶ線との角度。こちらも女性で平均 166° 程度。
この論文によると、理想的とされた太ももの角度・比率として主に次の数値が示されています:
- 側面(横から見た)角度:Lateral Angle of Thigh (LAT)
- 男性:平均 168 ± 3.9°
- 女性:平均 166 ± 2.8°
- 後方(臀部‐太もも接合部から後ろ向き)角度:Posterior Gluteal Angle (PGA)
- 男性:平均 170 ± 3.4°
- 女性:平均 166 ± 2.8°
主な結果
- 美脚群では「外側がゆるやかにカーブし、内側に明確なすき間」があることが高く評価された。
- LWI(外側幅)が大きすぎると脚が太く見え、逆に狭すぎると不自然。
- 理想的な脚ラインは「外側のカーブと内側の空間がバランスするLWI/LTI比 ≒ 1.2」。
- この比率を満たす脚は、脚長比・体幹バランスも自然に見える。
Purelys TOKYO CLINICの設計理念
この研究で示されたように、太ももの美しさは量(脂肪量)ではなく比率(形)にあります。
当院では、学術的データを基に
- 外側:張り出しすぎないナチュラルなカーブ
- 内側:しっかり隙間ができる縦ライン
を同時に再現し、科学的にも審美的にも整った「理想脚」を目指しています。
まとめ
太ももの脂肪吸引は、「細さ」よりも「バランス」。
LSSAとRFを用いた精密な吸引・タイトニングで、
内ももの隙間 × 滑らかな外弯カーブ × たるみのないハリを同時に実現します。
今回の症例でも、Chatzioglou論文で定義された“理想脚比率”に当てはまる
美しい脚ラインを形成できました。









