リアルなダウンタイム経過|RFで引き締め理想の美脚へ#0032


| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | クォンタムRF(quontumRF) / エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 |
クォンタムRF(quontumRF):クォンタムRF 1部位 ¥165,000 かけ放題 ¥253,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
はじめに
足の脂肪吸引は「太ももを細くしたい」「内ももに隙間をつくりたい」と希望される方に人気の施術です。
しかし実際には、「ダウンタイムがどれくらい続くの?」「痛みや腫れはいつ落ち着く?」といった質問が多く寄せられます。
Purelys TOKYO CLINICでは、エルサ脂肪吸引(LSSA)とクォンタムRFを併用することで、
脂肪除去と同時に皮膚を引き締め、むくみやたるみを最小限に抑えた自然な脚を形成します。
今回は、実際に施術を受けた症例をもとに、術後1〜30日までの経過を日別に詳しく紹介します。
クォンタムRFとは?
クォンタムRFは、高周波(Radio Frequency)エネルギーを皮下に均一照射し、コラーゲンを再構築させる医療RF治療機です。
皮膚を内側から加温(約65〜70℃)することで、線維組織の即時収縮+長期的な弾力改善が得られます。
※クォンタムRFについての詳細な記事はこちら。
特に脂肪吸引後の皮膚はゆるみが生じやすいため、
RF照射により真皮層のHSP47(ヒートショックプロテイン)を活性化し、コラーゲンの再生とハリ感の回復を促進。
従来の吸引法では難しかった「凹凸の少ない引き締まった脚」を実現します。
世界的には有名で標準的な治療ですが日本では3院しか導入しておらず、当院が2院目の導入院になります。
参考文献:
Kreindel M, Mulholland RS. The Basic Science of Radiofrequency-Based Devices. IntechOpen, 2021
症例紹介
プロフィール: 年齢 38歳、身長 158cm、体重 50.7kg、BMI 20.3
施術部位: 太もも全周・臀部・膝(エルサ脂肪吸引+クォンタムRFかけ放題)
吸引量(脂肪のみ): 4,200cc
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血14日程度
撮影時期: 術後1ヶ月
術前

術前は太ももの外張り・膝周囲のボリュームが目立ち、隙間も空いていない印象でした。
30代後半で弛みの出やすい年齢のためクォンタムRFを使用しています。
術後1日目

術後72時間までは圧迫の包帯をまいた上からガードルを着用するためシャワーには入れません。
動きずらいことや術後で体液のバランスも崩れていることから安静にすることをおすすめします。
術後3日目

3日目になると圧迫を外すことができます。
圧迫を外すと今まで押さえつけられていたスペースに水分が移動するため一時的に起立性低血圧のような立ちくらみなどの症状が出ることがあります。
術後4日目

圧迫を外すとよりむくみが出てきます。
浮腫と内出血のピークは3-5日目になります。
術後5日目

この方はかなりむくみが強く出ているタイプになります。
膝周りにむくみが強いです。
術後8日目

7日目前後で抜糸を行います。
この時期から徐々に拘縮が出現します。
術後10日目

この方は鼠蹊部、膝回りに水が通常よりも多く溜まってしまったため絆創膏を貼っている部分から注射を刺して排液しています。
術後14日目

2週間が経過するとむくみや内出血が落ち着きスッキリとしたシルエットになります。
拘縮はどんどん増えている時期で内腿や膝周りが重点的に固くなってきます。
術後17日目

鼠蹊部はまた水が溜まってきてしまっています。基本的には1回の排液で改善することがほとんどですが浮腫やすい方は数%の割合で複数回貯まることもあります。
術後19日目

注射で抜いた後は鼠蹊部もスッキリしています。
術後21日目

3-4週間目が拘縮のピークになります。
術後26日目

内側は色素沈着が目立っています。
脂肪吸引後は色素沈着は必発なので保湿をしっかりしてハイドロキノンを塗ることをお勧めします。
術後28日目

まだ拘縮はありますが1ヶ月目近くになると術前と比較してもスッキリした印象になります。
まだむくみなどはあるためここから3-6ヶ月目にかけてさらに細くなっていきます。
術後40日目
術前は太ももの外張り・膝周囲のボリュームが目立ち、脚全体にハリのない印象でした。
RF加熱と吸引を同時に行うことで、脂肪除去後も皮膚のたるみを最小限に抑制。
1ヶ月後には脚のラインがまっすぐ整い、膝・内もも・ふくらはぎまで自然なカーブを形成しました。
まだ内腿の拘縮は強く出ているため鼠蹊部のしわしわ感や凹凸も目立ちますが時間の経過と共に改善していきます。

論文エビデンス:RFによる皮膚収縮効果
Theodorouら(2018, Aesthetic Surgery Journal)は、RFアシスト脂肪吸引(RFAL)群と通常吸引群を比較し、皮膚収縮率が平均22.6%高かったと報告。
また、皮膚弛緩のリスクを低減しながら均一な脂肪除去が可能としています。
RF併用の臨床的メリット:
- 吸引後の皮膚たるみ防止
- 凹凸リスクの軽減
- 熱刺激による血流・リンパ循環の改善
- 長期的な皮膚弾力アップ
まとめ
クォンタムRFを併用した足の脂肪吸引は、
単なる「細さ」ではなく、滑らかで引き締まったラインをつくる治療です。
Purelys TOKYO CLINICでは、
- LSSAによる均一吸引
- RFによる皮膚収縮・コラーゲン再生
- 丁寧な術後経過管理
この3点を組み合わせ、ダウンタイムを最小限に抑えながら理想の脚をデザインしています。
術後1〜30日を丁寧にケアすることで、最終的な仕上がりの完成度が格段に高まります。









