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TOP 症例写真 脂肪豊胸の定着率を高めるデザイン|利き腕側と注入量バランスの最適化#0038
コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸
エルサ(LSSA)
2025.11.12

脂肪豊胸の定着率を高めるデザイン|利き腕側と注入量バランスの最適化#0038

https://purelys-tokyo-clinic.com/wp/wp-content/uploads/2025/11/breast-augmentation_Case-No.23-1.jpg
https://purelys-tokyo-clinic.com/wp/wp-content/uploads/2025/11/breast-augmentation_Case-No.23-1.jpg
診療科目 機械 / 豊胸・バスト形成・豊尻
施術名 コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸 / エルサ(LSSA)
料金 コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸:561,000から
エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
ダウンタイム ダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。
※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

はじめに

コンデンスリッチファット脂肪豊胸は、自分の脂肪を使ってナチュラルにボリュームを作る人気の施術です。
しかし、術後の定着率(生着率)は患者ごとに大きく異なり、特に「左右差」が課題となることがあります。

近年の研究では、利き腕側(dominant hand side)の胸は定着率が低下しやすいことが報告されています。
Purelys TOKYO CLINICでは、この科学的知見を踏まえ、術前デザイン・注入量を左右非対称に調整することで、より高い生着率と美しいシルエットを目指しています。

コンデンスリッチファットとは?

コンデンスリッチファット(Condensed Rich Fat/CRF)とは、吸引した脂肪から老化細胞・死活細胞・血液・麻酔液などの不純物を除去し、良質な脂肪細胞だけを濃縮・精製した脂肪のことを指します。
Purelys TOKYO CLINICでは、米国・CRF協会(The Condensed Rich Fat Association)が推奨する工程をベースに、最新の遠心分離システムと厳密な温度管理のもとで処理を行っています。

※コンデンスリッチファットについての詳しい記事はこちらから。


🔬 高濃度・高生着率を実現する独自プロセス

コンデンスリッチファットの最大の特徴は、高い生着率安全性です。
採取した脂肪を特殊な装置で遠心分離することで、

  • 上層:麻酔液・血液などの不純物
  • 中層:健常で生存率の高い脂肪細胞(CRF)
  • 下層:老化細胞・死活脂肪

この中層のみを抽出して注入します。
このプロセスにより、しこり・石灰化・吸収のムラを大幅に低減し、自然でやわらかな仕上がりが得られます。


💡 コンデンスリッチファットのメリット

  • 自身の脂肪を利用するためアレルギーや拒絶反応の心配がない
  • 触感・動きが自然で、見た目にも美しいバスト形成が可能
  • 採取部位のボディラインを整えながら同時にバストアップが叶う
  • 再注入にも適しており、繰り返しの施術で理想的なボリュームを長期維持

⚖️ 他の脂肪注入法との違い

従来の単純遠心法や沈降法では、死活脂肪や水分が多く混入しやすく、生着が不安定になりがちでした。
一方、CRF法では純度の高い脂肪細胞を選別するため、定着後のボリューム維持が安定。
近年の研究では、平均定着率50%前後(術後半年〜1年)と報告されており、
その精度は従来法を大きく上回ります。

症例紹介

プロフィール: 年齢 26歳、身長 156cm、体重 41.5kg、BMI 17.0、注入量 左240cc/右260cc
施術部位: コンデンスリッチファット脂肪豊胸(4部位)
使用機器: エルサ(LSSA)
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日
撮影時期: 術後1ヶ月
お悩み: 痩せ型でバスト上部のボリューム不足を気にされ来院。自然な丸みと左右差の改善を希望。

脂肪豊胸

術後1ヶ月で両胸がバストアップしているのがわかります。
左右左も減りました。

脂肪豊胸の定着率に影響する要因

脂肪細胞が生着するためには、新しい血管(再血管化)が形成されるまでの数日間、
細胞が栄養と酸素を保てるかどうかが鍵となります。
この過程は、注入部位の血流状態と圧迫ストレス
に強く依存します。

中でも注目すべきは、「利き腕側」では筋肉活動が多く、皮下血流や安静状態が保ちにくいという点です。
その結果、利き腕側は非利き腕側に比べて定着率が低下する傾向があります。

引用論文の内容:A Study on Breast Augmentation Using Fat Grafting With Stromal Vascular Fraction

この研究では、脂肪豊胸を受けた患者の左右差を定量的に比較。
結果、利き腕側では脂肪生着率が平均10〜15%低いことが明らかになりました。
研究者はその理由として以下を挙げています:

  • 利き腕の筋肉活動が多く、皮下圧が変動しやすい
  • 微細な摩擦や体幹回旋によるストレスが、再血管化を妨げる可能性
  • 術後の圧迫や固定姿勢が左右非対称になりやすい

この結果から、術後は利き腕側の動きを意識的に減らすことが生着維持に重要と結論づけています。

当院での対策とデザイン設計

Purelys TOKYO CLINICでは、この論文知見を踏まえ、
脂肪豊胸時に以下のような個別最適デザインを行っています。

  • 注入量調整: 利き腕側をやや多め(約+5〜10%)に注入
  • 注入層の工夫: 皮下・乳腺下・大胸筋下をバランスよく分散し圧迫回避
  • 術後指導: 利き腕側は2週間、過度な腕の使用や寝返りを控える

これにより、左右差の少ない自然なボリュームと形状が得られています。
また、極端に多く入れるのではなく、脂肪の生理学的限界を考慮した「安全な注入量」を維持することがポイントです。

まとめ

  • 利き腕側は脂肪の定着率が下がりやすい
  • Purelys TOKYO CLINICでは、この左右差を考慮し、デザインと注入量を個別調整
  • 術後は利き腕の使用を控え、安静と圧迫管理で血流を守ることが重要

科学的根拠に基づいたデザインと術後ケアにより、
痩せ型の方でも自然で長期的に維持できるバスト形成が可能です。

引用文献

  1. A Study on Breast Augmentation Using Fat Grafting With Stromal Vascular Fraction. Annals of Plastic Surgery. 2023 Apr 1;90(4):380–384.
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担当医師紹介

三浦航
Purelys TOKYO CLINIC 院長
三浦 航
Wataru Miura
専門分野
脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療

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