【顔フル脂肪吸引+バッカルファット除去】連日のダウンタイムレポ|論文が示す安全性と劇的変化#0066


| 診療科目 | 機械 / 小顔治療 |
|---|---|
| 施術名 | 顔の脂肪吸引 / バッカルファット除去 / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
顔の脂肪吸引:¥165,000〜341,000 バッカルファット除去:¥209,000〜275,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
理想のフェイスラインを作る「複合手術」のアプローチ
「顔の脂肪を減らしたいけれど、こけたり弛んだりするのは怖い」「一度の手術で確実に変わりたい」 そんなご希望には、脂肪吸引だけでなく、バッカルファット除去や糸リフトなどを組み合わせたトータルコーディネートが効果的です。 それぞれの施術が互いのメリットを高め合い、立体的で美しい小顔を実現します。
▷連日のダウンタイムの様子や顎下脂肪吸引の経過についてはこちらをご覧ください
バッカルファット除去を併用する理由
バッカルファットは、皮下脂肪とは異なる「深部脂肪」であり、
単純な頬脂肪吸引だけでは改善しきれない中顔面の丸み・下膨れ感の原因となります。
本症例では、
- 過剰切除を避けた必要最小限の摘出
- 将来的な「こけ」リスクを考慮したデザインを徹底し、若年層に適した安全設計で施術を行っています。
症例紹介
プロフィール: 年齢 21歳
施術部位:頬・顎下・ジョールファットの脂肪吸引、糸リフト10本、バッカルファット除去、顎のヒアルロン酸、ボトックス
使用機器: エルサ
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日程度
撮影時期: 術後3ヶ月
お悩み: 20代前半の若々しいお肌ですが、頬や顎下の脂肪によりフェイスラインがぼやけ、少し重たい印象になってしまっていることを気にされていました。「丸顔を解消してシャープにしたい」「横顔(Eライン)を綺麗に見せたい」というご希望があり、皮下脂肪と深部脂肪(バッカルファット)の両方にアプローチし、さらに糸リフトで引き上げる複合手術を選択されました。
術後1日目
麻酔がまだ効いており口が動かしにくかったり感覚が鈍いです。


術後2日目
圧迫のバンドをつけています。
麻酔は切れて痛みを少し感じます。予防的に痛み止めを内服するのが良いです。


術後4日目
72時間がすぎると圧迫を外すことができます。
腫れと内出血のピークは3-5日目になります。


術後5日目
内出血は少ない方ですが重力に伴い徐々に下に落ちています。


術後7日目
顎下から拘縮が出始めています。
7日目になると抜糸することができインディバに行ったり入浴することができるようになります。


術後8日目
内出血が徐々に薄くなってきました。


術後10日目
内出血はほぼ消失しています。
この方は内出血は少ないですが拘縮が強いタイプになります。


術後12日目
顎下のゴツゴツ感が増えてきました。


術後14日目
2週間経過すると腫れが引いて術前と同じくらいの顔の大きさになります。


術後21日目
3-4週間目が拘縮のピークになります。
顎下だけでなく口横も固くなります。


術後28日目
フェイスラインが固そうな印象です。
ここから拘縮がなくなっていき3-6ヶ月で完成になります。


術後3ヶ月目
術前はフェイスラインと首の境界が曖昧でしたが、術後は顎下がすっきりと引き締まり、シャープな輪郭が現れました。 脂肪吸引とバッカルファット除去でボリュームを減らしつつ、糸リフトで皮膚を引き上げたことで、たるみのないピンとしたハリのある仕上がりになっています。
また、顎へのヒアルロン酸とボトックス注入により、横顔のバランス(Eライン)が整い、洗練された大人の女性らしい印象へと変化しました。


科学的エビデンス:バッカルファット除去の「安全性」について
今回の症例で行った「バッカルファット除去(頬の深部脂肪除去)」について、「頬がこけるのではないか」「神経損傷が怖い」といった不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。 この施術の安全性に関するシステマティックレビュー論文をご紹介します。
この論文では、顔の審美性を向上させるためのバッカルファット除去術について、その適応、合併症、手術手技に関する文献を体系的にレビューしています。 安全性に関する重要なポイントは以下のとおりです。
1. 危険な合併症の報告はなし
レビューに含まれた71人の患者において、顔面神経の損傷や耳下腺管(唾液の管)の損傷といった重篤な合併症は一件も報告されませんでした 。 このことから、解剖学を熟知した医師が適切な手技で行う限り、バッカルファット除去は安全性の高い施術であると言えます 。
2. 合併症率は低く、軽微なもののみ
報告された合併症の発生率は8.45%と低く、その内容は出血や一時的な左右差、開口障害(口が開けにくい)などの軽微なものでした 。これらも適切な処置により改善するものです。
3. 「逆三角形」の美しさ
バッカルファット除去は、頬の突出を抑え、若々しさの象徴とされる「逆三角形(inverted triangle of beauty)」の輪郭を形成するために有効な手段であることが示されています 。
Purelys TOKYO CLINICの工夫
当院では、医学的根拠に基づき、安全で効果的な小顔整形を提供するために以下の工夫を行っています。
複合手術による相乗効果
「脂肪を取る」だけでは皮膚が余ってしまうことがあります。当院では本症例のように、脂肪吸引・バッカルファット除去(減量)と、糸リフト(引き上げ)を同時に行うことで、皮膚のたるみを防ぎ、より強力なリフトアップ効果を実現します。
Eラインを整えるトータルバランス
正面だけでなく、横顔の美しさも重視しています。脂肪を減らすだけでなく、必要な部分(顎先など)にはヒアルロン酸で高さを出し、エラボトックスで筋肉の厚みを抑えることで、360度どこから見ても美しいEラインを形成します。
まとめ
- バッカルファット除去や脂肪吸引は、適切な診断と手技の下で行えば、重篤な合併症リスクの低い安全な施術である
- 脂肪除去と糸リフト、注入治療を組み合わせることで、ダウンタイムを抑えつつ一度で劇的な変化が期待できる
- Purelys TOKYO CLINICでは、解剖学に基づいた丁寧なデザインと複合的なアプローチで、患者様一人ひとりの理想の輪郭を実現する
「自分にはどの施術が合っているかわからない」という方も、まずはカウンセリングでご相談ください。骨格や脂肪の付き方に合わせた最適なプランをご提案いたします。









