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TOP 美容整形コラム 脂肪吸引で死亡事故が起こる原因は?安全に受けるためのクリニック・医師の見極め方【医師監修】
脂肪吸引
2025.11.06

脂肪吸引で死亡事故が起こる原因は?安全に受けるためのクリニック・医師の見極め方【医師監修】

脂肪吸引 死亡事故
監修ドクター
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Purelys TOKYO CLINIC 院長

三浦 航

Wataru Miura

専門分野:脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療
専門分野:脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療
医師紹介ページはこちら

近年、美容医療の需要が高まる一方で、施術中のトラブルや死亡事故の報道を目にする機会も増えています。

こうしたニュースを受けて、美容医療の安全性について不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

なかでも脂肪吸引は、理想のボディラインを実現するために多くの人が選ぶ人気の施術です。しかし、医療行為である以上、一定のリスクを伴うことは理解しておく必要があります。

特に「価格が安いから」「SNSでよく見るから」といった理由だけでクリニックを選ぶのは非常に危険です。

本記事では、脂肪吸引における死亡事故の原因や実際の死亡率、さらに信頼できるクリニックや医師を見極めるためのポイントを詳しくご紹介します。

正しい知識を身につけることで脂肪吸引に対する不安を和らげ、ご自身にとって最適な選択を考える際の参考になれば幸いです。

目次

脂肪吸引で死亡事故が起こる主な原因

胸元に手を当てる女性

脂肪吸引による死亡事故は極めて稀ですが、その背景にはいくつかの要因が関係しています。ここでは特に注意すべき3つの主な原因について解説します。

原因1.医師の経験と技術不足

脂肪吸引における医療事故の多くは、医師の経験や技術不足に起因すると考えられています。

誤って深部の血管や臓器を損傷してしまうケースがあり、これは手技に習熟していない医師に多く見られます。

特に、吸引に用いるカニューレ(吸引管)の操作ミスは、出血や臓器穿孔(腹部では腸や肝臓に穴があくこと)といった重大な合併症を引き起こすおそれがあります。

また、手術中に予期せぬトラブルが発生した際に迅速かつ適切な対応ができないことも、医師の経験や知識不足による部分が大きいです。

顔・顎下の脂肪吸引と血腫|高血圧や抗血栓作用に注意

顔や顎下(あごの下)の脂肪吸引では血管が密集しているため、まれに血腫や出血、死亡事故につながることがあります。

特に、高血圧の方や抗血栓作用のある薬、オメガ3系脂肪酸やビタミンEを含むサプリメントを服用している方は、出血リスクが高まると報告されています。

また、顎下は下顎角(えらの骨)が張っている場合、耳の付け根からのみ真っ直ぐなカニューレ(吸引管)を挿入する方法では、顎の中央部(真下)の脂肪に届かず、吸引が難しいことがあります。

そのため、無理な操作によって顔面動脈を損傷した事例も報告されています。

対策
  • 術前に血圧コントロールを行う
    高血圧のまま手術を受けると、術中・術後の出血が増えるリスクが上がります。
    事前に内科での血圧管理や服薬調整を行いましょう。

  • 服用薬・サプリ・ピルを正確に申告し、一時中止の可否を医師に相談する
    オメガ3やビタミンEなど、血をサラサラにする作用のある成分は出血を助長します。
    医師に必ず申告し、「一時中止が必要かどうか」を確認しましょう

  • 顎下などの吸引は解剖を熟知した医師に任せる
    血管や神経の走行を理解している経験豊富な医師を選ぶことが、合併症予防につながります。

  • 術後は適切な圧迫と、異常を感じた場合の早期受診を徹底する
    血腫や腫れを最小限に抑えるためには、術後のケアも重要です。

※医学的に稀ではありますが、顎下の巨大血腫や、太ももや腕の壊死性筋膜炎の報告も存在します。
以下の参考文献は医療専門サイト(外部ページ)へのリンクです。
専門的な医学情報を含む内容のため、閲覧の際はご注意ください。

参考: Complications associated with submental liposuction: a scoping review – NCBI (PMC)

原因2.術後の合併症や感染

脂肪吸引後の死亡事故は、術後の合併症や感染が原因となることもあります。

例えば、長時間じっとしていたり、広範囲にわたって無理に脂肪を吸引したりすると、肺塞栓症(はいそくせんしょう)や脂肪塞栓症(しぼうそくせんしょう)といった合併症のリスクが高まります。

  • 肺塞栓症とは
    血のかたまり(血栓)が肺の血管をふさぎ、呼吸困難や心停止を招くこともある

  • 脂肪塞栓症とは
    脂肪が血管に入り込み、臓器にふさいでしまうことで重い障害を引き起こす可能性がある

また、手術後に傷口のケアが不十分で細菌が入り込むと、感染症から敗血症へ悪化することもあります。

このようなリスクを防ぐためには清潔な環境を保ち、圧迫ケアを正しく行うこと、そして医師による定期的な経過観察を受けることが大切です。

少しでも異変を感じた場合は自己判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。

参考(国内報告): 脂肪吸引後の搬送症例 – 日本救急医学会 関東地方会誌 

※上記リンクは日本救急医学会による症例報告です。医療従事者向けの専門的な内容を含みます。

静脈血栓塞栓症(VTE)・脂肪塞栓症への注意

脂肪吸引後の死亡例では、静脈血栓塞栓症(VTE)や脂肪塞栓症(FE)が原因となることがあります。

これらは、血のかたまり(血栓)や脂肪が血管の中を流れて詰まってしまう状態で、呼吸や血液の流れに影響を与えることがあります。

特にBMIが高い方、広範囲を同時に吸引する方、喫煙されている方、手術時間が長くなる方、ピル(経口避妊薬)を服用している方はリスクが高まるとされています。

対策
  • 医師が手術前にリスク層別化(例:Capriniスコア)を行う
  • ピルは施術の2〜4週間前から休薬を検討する
  • 禁煙・早期の歩行・弾性ストッキングの着用を心がける

※以下のリンクは海外の医学専門誌に掲載された論文です。専門的な医療情報が含まれます。

参考: Prevention of venous thromboembolism in body contouring surgery: a national survey of 596 ASPS surgeons – PubMed https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28430878/ 

参考:Complications in liposuction: systematic review – Revista Brasileira de Cirurgia Plástica (RBCP) https://www.rbcp.org.br/details/3255/complications-in-liposuction–systematic-review

術後感染・壊死性筋膜炎などの重篤感染

術後感染はごく稀ですが、壊死性筋膜炎(えしせいきんまくえん)など、重症化するケースが報告されています。

この病気は、皮膚の下の組織に細菌が入り込み、急速に炎症が広がることがあるため、早期の対応が重要です。

もし強い痛み・発赤・熱感・発熱などの症状が出た場合は放置せず、速やかに医師へ連絡してください。

対策
  • クリニックが手術環境の清潔に保つ
  • 医師の判断で適切な抗菌薬を使用する
  • クリニックが術後の定期的なチェックと再診体制を整える

重症例報告

脂肪吸引後には極めて稀に、壊死性筋膜炎や脂肪塞栓症などの重篤な合併症が報告されています。
※以下のリンクには手術画像や専門的な医学情報を含む場合があります。閲覧の際はご注意ください。

参考: 壊死性筋膜炎を伴った脂肪吸引後感染例 – 日本職業・災害医学会誌(JSOMT) http://www.jsomt.jp/journal/pdf/051030232.pdf 

参考: Fatal fat embolism in liposuction patient with uterine myoma – NCBI (PMC) https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10010803/ 

参考(ニュース): 脂肪吸引後感染による死亡例 – 美容医療NEWS(2023) https://biyouhifuko.com/news/world/5403/

原因3.麻酔に関連するトラブル

麻酔は脂肪吸引手術を安全に進めるために欠かせない要素ですが、麻酔薬の誤投与や患者様の身体状態に合わせた適切な麻酔量の調整ができていない場合、呼吸抑制や心停止などの重篤な副作用を招く可能性があります。

特に、術中の生体情報モニタリング体制が不十分な場合には、血圧や心拍、呼吸状態といった重要な変化を見逃してしまう危険性が高まります。

クリニックによっては手術中に使える鎮痛麻酔は1種類のみに限られている場合もあります。
複数の麻酔薬や医療用麻薬系鎮痛薬を用意し、患者様の状態に合わせて使い分けているクリニックでは、より安全で快適な麻酔管理が期待できます。

麻酔中の呼吸管理と術後観察の重要性

脂肪吸引では静脈麻酔や全身麻酔を用いるため、呼吸や循環の管理が非常に重要です。
麻酔の量や覚醒のタイミングが適切でないと努力呼吸や気道閉塞、まれに急性肺水腫(陰圧性肺水腫)を起こすことがあります。

こうした麻酔関連のトラブルは、術中のモニタリング不足やリカバリー室での観察が不十分な場合に発生しやすいとされています。

対策
  • 医師は手術中の血圧・心拍・酸素飽和度(SpO₂)・呼気二酸化炭素(ETCO₂)を常時モニタリングする
  • 医師は患者の麻酔からの覚醒を段階的に行い、呼吸の安定を確認してから帰宅可否を判断する
  • リカバリー室(術後観察室)で一定時間経過を観察する体制を整える

参考:一般の皆様 – よくある術前合併症 – 健康食品やサプリメント– 日本麻酔科学会

脂肪吸引の死亡率は交通事故によって死亡する確率より低い

手術中

脂肪吸引における死亡事故の可能性について不安を感じる方もいるかもしれませんが、その発生率は極めて低いとされています。

日本国内では、美容医療が自由診療に分類されていることや患者様のプライバシー保護の観点から、脂肪吸引に限定した公的な死亡率統計を全国的に収集することは難しい状況です。

しかし、美容医療の研究が進んでいるアメリカのデータでは、脂肪吸引手術の死亡率は0.02%以下と推測されています。

ただし、この数値は施術部位・範囲・術式・患者背景によって異なり、単純な比較はできません。適切な医師選びとリスク評価を行えば、重篤な合併症の可能性を大きく下げることができます。

経験の浅い医師が施術を行ったり、安全管理体制が不十分なクリニックで手術を受けたりした場合にはリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。

脂肪吸引の死亡事故を防ぐにはクリニックと医師選びが非常に重要

医師

脂肪吸引の安全性は、どのクリニックで誰に施術を任せるかによって大きく変わります。

医師の経験や症例数、学会所属や導入機器、カウンセリング体制などを総合的に確認し、信頼できる医師とクリニックを慎重に選ぶことが、より安全で満足度の高い結果を得るために欠かせません。

SNS広告は参考程度にとどめ情報の信頼性を確認する

SNS広告は手軽に美容医療の情報を得られる手段ですが、多くは宣伝目的で作られており、施術のリスクや失敗例が省かれていることもあります。

安さや見た目の印象だけでクリニックを選ぶと、経験不足の医師に当たるリスクが高まり、思わぬトラブルや死亡事故につながる危険性も否定できません。

ビフォーアフター写真や口コミも加工や演出が施されている場合があるため、鵜呑みにせず慎重に判断することが大切です。

気になるクリニックを見つけた際は、医師の経歴・症例数・所属学会・美容外科医歴をクリニックの公式サイトで確認し、実際にカウンセリングを受けて医師の説明の丁寧さや安全意識をご自身の目で見極めましょう。

医師の症例数や経歴、所属学会を確認する

脂肪吸引の仕上がりや安全性は、医師の経験と技術力によって大きく左右される施術です。

信頼できる医師を見極めるためには、美容外科医歴としての経歴や症例数の多さ、経歴の明確さに加えて所属学会や保有資格も重要な判断基準となります。

また、研究ではBMIが高いほど脂肪吸引後の合併症リスクが上昇するとの報告もあります。

カウンセリング時に、リスク層別化(Capriniスコア)を実施しているか確認してみると良いでしょう。

経歴が明確な医師は信頼性が高く、リスクを抑えやすい

勤務歴や専門分野を詳細に公開している医師は、患者様に対する誠実さと責任感が強く、信頼性が高いといえます。

美容外科での豊富な経験は、合併症の予防や患者様が満足できる美しい仕上がりにもつながります

また、研修病院や過去に勤務していたクリニックでの実績も、医師の安全意識や技術力を見極めるうえで重要な判断材料の一つです。

学会所属・資格保持の医師は、安全性への意識が高い

日本美容外科学会(JSAS)や日本抗加齢医学会の正会員である医師は、常に最新の医療知識を学び、自身の技術向上に努めています。

また、ベイザー脂肪吸引の認定医は、特定の専門的な技術研修を終了した医師であり、高度な施術技術を有する点で信頼性が高いといえます。安全性と技術力の両面で安心して任せられる医師の目安の一つです。

さらに、BLS・PALSプロバイダー資格を保有する医師は、手術中の緊急時対応能力が国際的に認められています。万が一のトラブルにも迅速かつ的確に対応できる体制を整えています。

これらの資格を持つ医師を選ぶことで、脂肪吸引のリスクを最小限に抑えより安全な施術が期待できるでしょう。

資格・所属学会概要信頼性のポイント
日本美容外科学会(JSAS / JSAPS) 正会員・認定医美容外科分野での定期的な学術活動、研鑽を行う医師最新知識の取得と倫理基準の維持につながる
LSSA認定医最新型の超音波脂肪吸引機器LSSAを用いた脂肪吸引技術の認定LSSAを用いたより精密で安全性の高い脂肪除去が可能
VASER(ベイザー)脂肪吸引 認定医超音波装置を用いた脂肪吸引技術の認定より精密で安全性の高い脂肪除去が期待できる
麻酔・救命系資格 (例:BLS、ACLS、PALS)手術中・術後の緊急時対応能力を示す国際的手技認定突発的なトラブルにも迅速に対応できる体制を有する証
ハンズオンセミナー実技を通じて技術研修を受けている実践的技術力を持っている可能性が高い

あらゆる部位の症例があるか確認する

脂肪吸引の仕上がりや安全性は、医師の経験値によって大きく左右されます。

症例数が多い医師は施術デザインや麻酔管理、そして万が一のトラブル対応力においても優れている傾向があります。

特に、顔・二の腕・足・太もも・腹部など、あらゆる部位の症例実績を持つことは、その医師が総合的な技術力とデザイン力を備えている証といえます。

Purelys TOKYO CLINICの医師は、顔や二の腕、足や太もも、腹部まで多部位にわたる豊富な症例実績があります。

また、高難度とされる修正手術への対応経験があるかどうかも、医師の技術力と対応力を測る上で確認しておきたい部分です。

症例1.腹部脂肪吸引|術後30日目

診療科目ボディ脂肪吸引
施術名腹部脂肪吸引 / エルサ(LSSA)
料金腹部脂肪吸引:お腹スッキリセット(上腹部、下腹部、側腹部、ウエスト、胸下)の脂肪吸引 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
ダウンタイムダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

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症例2.太もも脂肪吸引|術後30日目

症例写真02
診療科目機械 / ボディ脂肪吸引
施術名エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引
料金エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000
ダウンタイムダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

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症例3.顔の脂肪吸引|術後30日目

症例写真03
診療科目機械 / 小顔治療
施術名エルサ(LSSA)
料金エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
ダウンタイムダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

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症例4.二の腕脂肪吸引|術後2ヶ月目

診療科目機械 / ボディ脂肪吸引
施術名二の腕脂肪吸引 / エンブレイスターボ / エルサ(LSSA)
料金二の腕脂肪吸引:¥198,000〜¥990,000
エンブレイスターボ:¥330,000
エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
ダウンタイムダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。

※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

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最新医療機器の導入と緊急時の対応を確認する

安全性の高い脂肪吸引を受けるためには、血管や体への負担が少ない最新医療機器を導入しているかどうかも確認しましょう。

例えば次世代の超音波脂肪吸引器LSSA(エルサ)は、超音波技術を用いて脂肪を選択的に分解できる機器であり、ダウンタイムの軽減や滑らかな仕上がりが期待できます。詳しくはPurelys TOKYO CLINICのLSSA紹介ページをご覧ください。

従来のVASER(ベイザー)よりも細いプローブ(直径0.9mmなど)を使用できるため、顔や顎下といった繊細な部位にも対応しやすく、傷跡が目立ちにくいのが特長です。

Purelys TOKYO CLINICでは、緊急時のシミュレーションを毎月実施し、いかなる状況にも対応できる体制を整えています。

チェックしておきたい安全管理項目

  • カウンセリング時に手術中の安全管理(モニタリングや麻酔体制など)について丁寧に説明してくれるか
  • 緊急時の対応方法について明確な体制を持っているか、スタッフが連携して動ける環境か
  • 手術後の経過観察や再診体制がしっかり整っているか

参考:
LSSA(NewPong 社公式サイト)
VASER(ベイザー脂肪吸引公式サイト)

カウンセリングの質を確認する

脂肪吸引において、カウンセリングの質は安全性と最終的な仕上がりを大きく左右する要因です。

リスクの説明が不十分なまま施術を受けてしまうと、思わぬトラブルや後悔につながる可能性があります。

医師が患者様一人ひとりの体質や脂肪のつき方、そして希望するデザインを丁寧に確認し、わかりやすく説明してくれるかどうかが、安全かつ理想的な仕上がりを実現するためのポイントです。

リスクや副作用を具体的に説明してくれるか

脂肪吸引を検討する際はメリットだけでなく、ダウンタイムや痛み、そして合併症のリスクについても具体的に説明してくれる医師を選ぶことが大切です。

患者様にとって都合の悪い情報であっても曖昧にせず、質問に対して誠実に答えてくれる姿勢があるかを確認しましょう。

体質や希望に合わせた施術プランを提案してくれるか

患者様それぞれの脂肪量や肌質、既往歴やライフスタイルまで丁寧に考慮し、最適な施術方法を提案してくれる医師が理想的です。

身体の状態や希望を十分にヒアリングせず、一律のメニューを勧めるような対応では、理想と異なる仕上がりや合併症のリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。

無理な契約や勧誘がないか

「今日契約すれば割引」といった即決を迫る医師やクリニックは避けるべきです。

冷静な判断ができない状況で契約してしまうと、後悔やトラブルにつながる可能性があります。

施術内容やリスク、費用面や術後の経過まで十分に比較検討し、納得したうえで施術を選択できる環境を整えているクリニックを選びましょう。

術後フォローやアフターケアの説明があるか

手術後の腫れや痛み、通院スケジュールなど具体的な経過について事前にわかりやすく説明してくれるかを確認しましょう。

トラブル発生時の連絡方法や再診対応の体制が整っているクリニックは、信頼性が高いといえます。

また、アフターケアを医師が直接対応しているか、それともスタッフ任せにしていないかも確認が必要です。

フォロー期間やサポート内容が明確なクリニックほど、安心して施術を受けられます。

術前に確認すべき患者側の安全チェックリスト

チェックリスト

脂肪吸引を安全に受けるためには、医師の技術や設備だけでなく、患者自身の準備も欠かせません。以下の項目は、施術前に必ず確認しておきたいポイントです。

既往歴・内服薬・サプリメントをすべて申告する

服用中の薬や健康食品を医師へ正確に伝えることで、麻酔や出血リスクを正しく判断できます。

オメガ3・ビタミンE・マルチビタミンなど、血液をサラサラにする成分は一時中止を検討する

抗血栓作用のあるサプリは出血を悪化させる場合があるため、医師に必ず相談しましょう。

経口避妊薬(ピル)は医師の指示に従って休薬する

ピルの服用中は血栓リスクが上がるため、施術の2〜4週間前から休薬を勧められます。

禁酒・禁煙を徹底する(最低でも1週間以上)

アルコールやニコチンは血流や創傷治癒に影響し、腫れ・出血・感染リスクを高めます。最低でも1週間以上は禁酒と禁煙を徹底しましょう。

過去の施術歴(脂肪溶解注射・他院での吸引など)を申告する

施術部位に癒着や瘢痕(はんこん)がある場合、吸引の難易度が上がるため、正確に申告することが安全につながります。

お腹の開腹歴を申告する

お腹の脂肪吸引では帝王切開や盲腸など、過去に開腹手術を受けている場合は必ず申告しましょう。内部組織の癒着や皮膚のつき方に影響し、吸引方法や安全性の判断に関わるため、正確な情報が重要です。

BMIが高い場合は、事前に体重管理を行う

BMIが高いと血栓や合併症のリスクが高まります。施術前には体重管理を行い、体調と体重を安定させましょう。

Purelys TOKYO CLINICの医師、三浦航は脂肪吸引による死亡事故は一度もありません

医師

Purelys TOKYO CLINICの医師・三浦航は、大手美容クリニックで院長を務め、脂肪吸引をはじめとする数多くの症例を経験してきました。

脂肪吸引歴は6年目を迎え、特に難易度が高いとされる「足の脂肪吸引」はもちろん、二の腕から顔、さらには全身の施術にも多数携わっています。

多くの施術を重ねてきたなかで、脂肪吸引をはじめ、死亡事故を含む重大な医療事故は一度も発生していません

一部の大手美容クリニックでは、およそ8割の医師が術中搬送を経験しているといわれていますが、医師の三浦航は勤務医時代を含め、現時点(2025年10月)で術中搬送件数も0件という非常に稀な実績を持っています。

当院では、超音波補助下脂肪吸引(LSSA・VASER)や皮膚タイトニング機器(イグナイトRF)を症例に応じて使い分けています。使い分けをすることで術後の腫れや出血の軽減、輪郭形成の制度向上が期待できます。

ただし、効果の程度や適応は症例によって異なります。

安全面においては、術中モニタリングと救命教育(BLS/ACLS)を標準化し、緊急時対応の訓練を定期的に実施しています。

誰が見ても分かるような変化を実現しながらも、患者様の安全を最優先に可能な限り負担を抑えながら脂肪吸引を行っています。

Purelys TOKYO CLINICが徹底する脂肪吸引の安全対策

クリニック

当院では、脂肪吸引を「安全性」と「美しい仕上がり」の両面から徹底的に追求しています。

施術前の麻酔管理から医師の熟練技術による施術、術後のアフターケアまですべての工程でリスクを最小限に抑える体制を整えています。

患者様一人ひとりの身体状態に合わせた麻酔計画の立案

当院では、患者様一人ひとりの身体状態に合わせた麻酔計画をご提案します。アレルギーや持病、服用中の薬などを事前に詳細まで確認し、安全性を高めることを大切にしています。

一部のクリニックでは、使用できる鎮静麻酔が限られているため麻酔が効きにくかったり、逆に効きすぎて呼吸が抑えられてしまうことがあります。

また、個人クリニックの中には医療用の麻薬性鎮痛薬を扱えない場合があります。

医療用の麻薬性鎮痛薬を使えない分、鎮静麻酔の量を増やさざるを得ず、呼吸停止などのリスクが高まるケースもあるため注意が必要です。

当院では、複数の麻酔薬および医療用の麻薬系鎮痛薬を適切に管理し、患者様の状態に合わせて最も安全な麻酔方法を選択できる体制を整えています。

さらに、術中は生体情報モニタリングを徹底し、わずかな変化も見逃さないよう常に確認を行い、万が一の際にも迅速かつ的確に対応できるよう備えています。

医師の熟練した技術と最新設備の活用

当院の医師は、大手美容クリニックで院長を歴任し、脂肪吸引の豊富な症例経験を積んできました。

大手美容クリニックへ入職する前は小児科専門医として全身管理や緊急対応に携わっており、その経験を活かして手術中のわずかな体調変化にも細やかに対応しています。

患者様の体型や理想のボディラインに合わせて特注のカニューレを使用し、安全を最優先にしながら可能な限りの脂肪を丁寧に吸引します。

その結果、充分な吸引量を確保しつつ、理想的で自然なライン形成を実現することが可能です。

さらに、最新の超音波脂肪吸引器「LSSA(エルサ)」で脂肪をやわらかく溶かしてから吸引することで、血管や周囲組織への負担を抑え、出血や腫れを軽減します。

また、次世代型のたるみ引き締め機器「IgniteRF(イグナイトRF)」を導入し、脂肪を安全に吸引しながら、皮膚の引き締め効果を同時に高めています。

こうした医師の熟練した技術と最新設備の組み合わせにより、「安全にしっかり吸引し、引き締まった美しい仕上がり」を実現しています。

術後の合併症予防と手厚いアフターケア

Purelys TOKYO CLINICでは、術後の合併症予防と手厚いアフターケアに力を入れています。

施術後の定期検診を通じて患者様の回復状況を丁寧に見守り、万が一の異変にも迅速に対応できる体制を整えています。

また、ダウンタイムを軽減するための詳細なケア指導を行い、患者様が安心して過ごせるよう24時間365日対応の緊急連絡体制を設けています。

施術をして終わりではなく、その後の経過まで責任をもって見守ることが当院の基本姿勢です。施術前のご相談から術後のケアまで一貫して寄り添い、いつでも安心して相談できる環境を大切にしています。

通院中はもちろん治療後も継続的に支え続けることで、患者様の「変わりたい」という気持ちに最後まで寄り添います。

脂肪吸引の死亡事故に関するよくある質問

麻酔による死亡事故を防ぐために患者側ができることは?

麻酔による死亡事故を防ぐためには、患者様ご自身の準備と申告が非常に重要です。

まず、麻酔の種類やリスクについて医師から十分な説明を受け、内容を理解したうえで施術を受けるようにしましょう。

また、お酒を多く飲む方は麻酔が効きにくくなる傾向があるため、施術前は禁酒を心がけてください。ご自身の健康状態や既往歴(過去の病歴や現在治療中の疾患)、アレルギーや服用中の薬などは、必ず正確に申告しましょう。

さらに、脂肪吸引注射など過去の施術歴もきちんと医師に伝えてください。内部組織が癒着していると、麻酔の効き方や脂肪の吸引操作に影響し、合併症のリスクが高まる可能性があります。

また、出血リスクを軽減するために、ピルやマルチビタミン、オメガ3系サプリメントなど血液に作用する成分の摂取を一時的に中止してください。

高血圧ですが、顔の脂肪吸引は受けられますか?

高血圧があっても、血圧が安定していれば施術が可能なケースは多くあります。

ただし、術中の出血リスクが高まるため、事前の血圧コントロールと薬剤管理が必須です。
また、抗血栓作用のある薬やサプリメントを服用している場合は、医師の指示に従って一時的に中止しましょう。

参考:一般の皆様 – よくある術前合併症 – 健康食品やサプリメント– 日本麻酔科学会

ピルやサプリはいつやめるべき?

経口避妊薬(ピル)は、施術の2〜4週間前に休薬することが推奨されます。

また、オメガ3・ビタミンE・マルチビタミンなども血液の凝固に影響する可能性があるため、施術前に中止してください。

自己判断せず、必ず医師に相談して確認しましょう。

安全な脂肪吸引クリニックを見分けるための重要なポイントは何ですか?

安全な脂肪吸引クリニックを見分けるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

まず確認したいのは、医師の専門性と経験値です。脂肪吸引の症例数が多く、顔・二の腕・太もも・腹部などさまざまな部位の施術を経験している医師であれば、デザイン力と対応力の両面で信頼できます。

次に、麻酔と安全管理の体制を確認しましょう。使用できる麻酔薬の種類が限られているクリニックでは効きが不安定になったり、逆に強く作用しすぎる危険もあります。

また、施術中に生体モニタリング(血圧・心拍・酸素濃度など)が適切に行われているかも重要な判断基準です。カウンセリング時に「手術中はどのように血圧や心拍を確認していますか?」と質問してみると、クリニックの安全意識や管理体制をより具体的に把握できます。

さらに、カウンセリングの質も見逃せません。リスクや副作用についても包み隠さず説明し、患者様の不安や疑問に誠実に向き合うクリニックほど、安全性への意識が高い傾向があります。

SNS広告や口コミをどこまで信用していい?

SNS広告や口コミは美容医療の情報を得るうえで手軽かつ身近な手段ですが、すべてを鵜呑みにするのは危険です。

多くの投稿には宣伝目的の要素が含まれており、実際より良く見せているケースもあります。ビフォーアフター写真や体験談が加工されていたり、個人差によって結果が大きく異なったりすることも少なくありません。

また、企業やクリニックから依頼を受けて発信されたPR投稿(広告投稿)の場合もあり、内容が中立的でないこともあります。

SNSの情報はあくまで参考程度にとどめ、信頼できるかどうかを判断するには、医師の経歴や症例数、資格といった客観的な実績を確認することが大切です。

最終的には、実際にカウンセリングを受け、ご自身の目で確かめることをおすすめします。

万が一トラブルや事故が起きた場合はどうすればいい?

万が一、脂肪吸引後にトラブルや事故が起きた場合は、まず施術を受けたクリニックへ速やかに連絡し、医師の指示を仰いでください。症状の内容や経過を正確に伝えることが、適切な処置を受けるために欠かせません。

痛みや腫れ、しびれなど明らかに異常を感じる症状がある場合は自己判断で放置せず、早めに医療機関へ相談しましょう。クリニックの対応に不安を感じるときや症状が重いときは、救急病院や他の専門医を受診してください。

また、対応に不備を感じた場合は、消費生活センターや医療安全支援センターへの相談も可能です。施術内容や経過、医師とのやり取りを記録として残しておくことも、トラブル対応や再発防止に役立ちます。

まとめ

脂肪吸引は、理想のボディラインを実現できる一方で、死亡事故などのリスクを完全にゼロにすることはできません

だからこそ、危険性を正しく理解し、安全管理体制の整った信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

Purelys TOKYO CLINICは、脂肪吸引に特化した美容外科として、安全性と仕上がりの両立を追求しています。

院長が全症例を担当し、術後まで責任をもって寄り添う主治医制を導入。24時間365日対応の相談体制で、いつでも安心できる環境を整えています。

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Purelys TOKYO CLINICは、ハイレベルな技術力と繊細な美的感覚で、
お客様一人ひとりの美しさをサポートします。
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監修ドクター
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Purelys TOKYO CLINIC 院長

三浦 航

Wataru Miura

専門分野:脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療
専門分野:脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療
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経歴
  • 2014年3月

    川崎医科大学卒業

  • 2014年4月

    東京都立広尾病院

  • 2016年4月

    日本大学医学部付属板橋病院勤務

  • 2020年3月

    湘南美容クリニック入職

  • 2022年4月

    湘南美容クリニック京都院院長就任

  • 2024年11月

    湘南美容クリニック町田院院長就任

  • 2025年8月

    Purelys TOKYO CLINIC開院

資格/所属学会

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