LSSA(エルサ)とは?仕組み・効果・ベイザーとの違い・ダウンタイムまでわかりやすく解説【医師監修】

LSSA(エルサ)は、超音波の力で脂肪をやわらかくし、脂肪吸引の負担を軽減しながら吸引をスムーズにする“超音波アシスト機器”です。
顔から身体まで幅広い部位に使えることや、傷跡・負担をできるだけ抑えやすい点から、近年とくに注目されています。
VASER(ベイザー)と同じく超音波を使用する機器ですが、プローブの細さや超音波の届き方に特徴があり、「LSSAはどんな機器なの?」「VASER(ベイザー)と何が違うの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、LSSA(エルサ)の仕組みや特徴、美容面でのメリットや向いている部位までを医師監修のもとでわかりやすく整理し、自分に合った脂肪吸引を選ぶための基礎知識として解説します。
記事を読むことでLSSA(エルサ)の全体像を自然に把握できます。自分に合う施術かどうか判断する際の参考としてお役立ていただければ幸いです。
目次
LSSA(エルサ)とは?

LSSA(エルサ)にどんな特徴があるのか、従来の方法と比べて何が違うのかを知っておくと、自分に合った脂肪吸引を選びやすくなります。
ここでは、LSSA(エルサ)の基本的な仕組みと魅力を紹介していきます。
韓国の脂肪吸引で広く使われ始めている最新の機器
LSSA(エルサ)は、韓国の脂肪吸引では主流になりつつある最新の超音波脂肪吸引デバイスです。日本国内での導入はまだ27院と限られており、Purelys TOKYO CLINICは13院目の希少な導入施設です。
0.9mmの極細プローブを備えているため、メーラーファットやジョールファットなどの繊細な顔まわりはもちろん、顔・二の腕・お腹・太もも・ふくらはぎ・お尻まで幅広い部位に対応できる汎用性が特長となります。
このような柔軟性の高さから「顔も体もしっかりデザインしたい」「痩せ型でもラインを整えたい」というニーズに応えやすく、“負担を抑えながら繊細なデザインを叶えられる機器”として注目が高まっています。
脂肪を効率的に乳化する
LSSA(エルサ)は、超音波の振動によって“脂肪細胞だけ”を効率よく乳化し、吸引しやすい状態へ整える仕組みを備えています。
脂肪細胞に選択的に作用するため、血管や神経、結合組織への負担をできるだけ抑えながら施術を進めることが可能です。
脂肪がやわらかくなることで、吸引時に強い力を加える必要がなくなり、凹凸やムラを避けつつ滑らかなラインに仕上げやすくなります。
細部まで形を整えたい方にも向いており、自然なフォルム作りにも活かしやすいです。
脂肪吸引注射との違い
脂肪吸引注射とLSSA(エルサ)は、どちらも脂肪を減らすための施術に使われますが、役割とできることが大きく異なります。
脂肪吸引注射は細いカニューレを使って脂肪を取り除く“簡易的な脂肪吸引”です。「注射」という名前がついていますが、実際には脂肪吸引の機械を用いる施術で注射とは異なります。
除去量は多くても通常の脂肪吸引の約20%ほどで、使用するカニューレは非常に細くてやわらかいため、仕上がりには術者の繊細なコントロールが必要です。
LSSA(エルサ)は脂肪を吸引する機械そのものではなく、“脂肪をやわらかくして吸引を助ける超音波デバイス”です。
LSSA(エルサ)の最大の特長は、脂肪吸引注射の細い針穴からも使用できる、現時点で唯一の超音波機器であることです。
従来の脂肪吸引注射では、針穴が非常に細いため超音波プローブを通すことができず、脂肪を乳化しないまま吸い出す必要がありました。
LSSAは極細のプローブを採用しているため、脂肪吸引注射にも併用できます。これにより、脂肪をやわらかくした状態で吸引することが可能となり、より滑らかで均一な仕上がりが期待できます。

LSSA(エルサ)のメリット

LSSA(エルサ)はとくに、「切開を最小限に抑えたい方」「凹凸のない仕上がりを求める方」「ダウンタイムの負担を軽減したい方」「修正を検討している方」から選ばれています。
ここではLSSA(エルサ)ならではのメリットをわかりやすく解説します。
顔は切開せずに施術を受けられる
LSSA(エルサ)には直径0.9mmの極細プローブがあり、顔まわりの脂肪は切開をせずに超音波を届けられることが大きな特長です。
これまで、細い管を使う脂肪吸引では超音波を併用できず、浅い層の脂肪は乳化ができないため、“力でかき出すような施術”になりやすく、余計な組織ダメージにつながることがありました。
LSSA(エルサ)なら、これまで超音波を使えなかった繊細な部位でも、脂肪をやわらかくして吸引することが可能です。
「顔にできるだけ傷を残したくない」「ダウンタイム中の見た目の変化を抑えたい」といった要望にも応えやすく、身体への負担を抑えながら施術を受けられます。
凹凸になりにくく皮膚の引き締め効果が期待できる
LSSA(エルサ)は超音波で脂肪細胞だけをやわらかくするため、吸引時に強い力を必要とせず、凹凸の少ない滑らかな仕上がりにつなげやすいです。
脂肪が均一に乳化されることで、フェイスラインや二の腕の外側、腰まわりなど境目が出やすい部位のラインも整えやすくなります。
さらに、超音波によって生じる熱の作用で皮膚が引き締まりやすくなり、輪郭のもたつきを抑えたい方や吸引後の肌のハリ感を保ちたい方にも向いています。
「凹凸をできるだけ避けたい」「すっきりした輪郭やボディラインを目指したい」という方にとって、LSSA(エルサ)は選択肢のひとつになりやすい施術です。
傷跡やダウンタイムに配慮しやすい
LSSA(エルサ)は脂肪細胞にだけ超音波が作用するため、周囲の血管や結合組織へのダメージが少なく、施術後の回復が早まりやすいです。
顔の施術では、LSSA(エルサ)は針穴ほどの小さな入口から超音波を届けられるため、術後の傷跡が目立ちにくいのも魅力。
身体の施術でも、LSSA(エルサ)で必要となる切開は数mm程度と非常に小さく、術後の負担をできるだけ少なくしたい方にも受けやすい施術です。
脂肪吸引の取り残しや凹凸などの修正にも向いている
LSSA(エルサ)は浅い層の脂肪を細かく整えやすい特性があり、仕上がりの凹凸や気になる部分の調整にも取り入れやすい施術です。
脂肪吸引は高度な技術が求められる施術で、仕上がりには個人差が生じます。
そのため、他院の脂肪吸引後の修正相談では、「段差が気になる」「一部だけボリュームが残って見える」といったご相談をいただくことがあります。
2回目の脂肪吸引では癒着を丁寧に剥がしたうえで再度脂肪吸引を行う必要がありますが、LSSA(エルサ)を併用することで脂肪をやわらかくしながら癒着部分を整えられるため、ダウンタイムを抑えて施術することが可能です。
「気になる部分をもう少し整えたい」と感じている方にとって、修正の選択肢として検討しやすいでしょう。
LSSA(エルサ)とVASER(ベイザー)の違い

LSSA(エルサ)とVASER(ベイザー)は、どちらも超音波を使った脂肪吸引機器ですが、プローブの太さや施術後の負担、修正への適性などに違いがあります。
「自分にはどっちが合うのかな?」と迷う方も多いため、両者の特徴を比較しながら見ていきましょう。
プローブ構造の違い

LSSA(エルサ)は、0.9mm~1.9mmという非常に細い顔用プローブを使えます。
VASER(ベイザー)の顔用プローブは2.2mmなので、LSSA(エルサ)のほうがより繊細な施術に向いています。
顔の施術ではこの細さを活かし、針穴ほどの小さな入口から超音波を届けられるため切開が不要です。これがLSSA(エルサ)とVASER(ベイザー)の大きな違いといえます。
身体の施術ではどちらも小切開が必要になりますが、ボディ用プローブの太さには差があります。
- LSSA(エルサ):2.9〜3.7mm
- VASER(ベイザー):2.9〜4.6mm
VASER(ベイザー)は太めのプローブを使う分、広い範囲の脂肪をしっかり除去したいときに向いています。LSSA(エルサ)は浅い層や細かいラインの調整がしやすく、より繊細なデザインや仕上がりの均一さを重視したい場合に適しています。
さらに、LSSA(エルサ)は脂肪吸引注射と組み合わせることも可能で、浅い層から深い層まで必要に応じて使い分けられる柔軟さも魅力です。
ダウンタイムと傷跡の違い
LSSA(エルサ)は超音波が脂肪細胞に選択的に作用するため、周囲の血管や結合組織への負担が少なく、回復が比較的スムーズな傾向があります。
VASER(ベイザー)も超音波を使う脂肪吸引ですが、プローブの太さや超音波の広がり方が異なるため、LSSA(エルサ)のほうが腫れや痛みを抑えやすいです。
とくに顔の施術では、LSSA(エルサ)は針穴ほどの小さな入口から超音波を届けられるため、術後の傷跡がほとんどわかりません。
VASER(ベイザー)は、2.2mmの顔用プローブに加えて、傷口が火傷しないように保護するシースをつける必要があるため、どうしても切開を行う前提になります。
こうした構造の違いが、施術後の傷の残り方や見た目の仕上がりにも影響します。
身体の施術でも、VASER(ベイザー)と比べて小さく済むため「術後の負担をできるだけ抑えたい」という方にも受けやすい施術です。
2回目の脂肪吸引や他院修正での違い
LSSA(エルサ)は、癒着が残る部位でも脂肪を均一にほぐしやすい構造になっています。
他院脂肪吸引の修正相談で多い「段差が気になる」「部分的にボリュームが残って見える」といった例には、LSSA(エルサ)のほうが適しています。
VASER(ベイザー)は広範囲の脂肪を効率よく処理するのに向いていますが、繊細な調整には不向きです。
LSSA(エルサ)は、脂肪の層を均一にほぐしながら癒着も丁寧に扱えるため、再施術でもできるだけ負担を抑えつつ細部を整えやすいという特長があります。
LSSA(エルサ)とVASER(ベイザー)の違いをもっと詳しく知りたい方は「LSSA(エルサ)とVASER(ベイザー)の違い」を解説したコラムや三浦医師による動画もあわせてご覧ください。

LSSA(エルサ)を受けられる部位

LSSA(エルサ)は、顔・二の腕・お腹・太もも・ふくらはぎ・お尻など全身の脂肪に対応できます。
繊細な調整が得意なため、「痩せているから脂肪吸引は難しいのでは」とあきらめていた方でもご相談いただけます。
当院ではBMI18以下、BMI16台の痩せ型の方の脂肪吸引実績が豊富です。体のラインに合わせた特注カニューレを使い、負担を抑えつつ細部まで丁寧にデザインしていきます。
ここからは、実際の変化がわかる部位別の症例写真をご紹介します。
顔の脂肪吸引症例(LSSA脂肪吸引 × 糸リフト)


| 診療科目 | 機械 / 小顔治療 |
| 施術名 | エルサ(LSSA) |
| 料金 | 顔の脂肪吸引:¥165,000〜341,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間〜3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
LSSA(エルサ)による頬・顎下・ジョールファットの脂肪吸引に、PCL糸リフトを組み合わせたサクションリフトを行った症例です。
LSSAで余分な脂肪を丁寧に整えたうえで糸リフトを併用することで、フェイスラインの重さの原因が解消されてリフトアップ効果がより続きやすくなります。輪郭の変化も出やすく、仕上がりがよりきれいに整うのが特徴です。
術後3ヶ月では口横のもたつきが消え、正面・斜めどちらから見ても滑らかでシャープなフェイスラインに。やせこけた印象に見えないよう自然なボリュームを保ちながら、上品で洗練された小顔に仕上がっています。


二の腕脂肪吸引症例(LSSA脂肪吸引 × エンブレイスターボ)

| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
| 施術名 | 二の腕脂肪吸引 / エルサ(LSSA) |
| 料金 | 二の腕脂肪吸引:¥198,000〜¥990,000 エンブレイスターボ:¥330,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間〜3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
二の腕の脂肪をしっかり減らしつつ、たるみを最小限に抑えたいというご希望で、LSSA(エルサ)脂肪吸引とエンブレイスターボ(Embrace Turbo)を併用した施術を行いました。
エンブレイスターボはRF(高周波)で皮膚内部を引き締めるため、脂肪を取ったあとも皮膚がゆるみにくく、すっきりとした腕のラインを作りやすいのが特長です。
術後は腫れが落ち着くにつれてより引き締まり、2ヶ月目には術前と比べて明らかに細く、メリハリのある二の腕になりました。年齢に伴う皮膚のゆるみが気になる方も自然な仕上がりを目指せます。


お腹の脂肪吸引症例(LSSA脂肪吸引)


| 診療科目 | ボディ脂肪吸引 |
| 施術名 | 腹部脂肪吸引 / エルサ(LSSA) |
| 料金 | 腹部脂肪吸引:お腹スッキリセット(上腹部、下腹部、側腹部、ウエスト、胸下)の脂肪吸引 ¥770,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間〜3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
LSSA(エルサ)で上腹部・下腹部・側腹部・ウエスト・胸下まで広範囲を精密に吸引し、純粋な脂肪1100ccの吸引に成功した症例です。
BMI21.8の標準体型でありながら、お腹まわりだけ脂肪が落ちにくく「くびれが出ない」「ウエストが寸胴に見える」というお悩みを抱えていました。
術後3ヶ月目には、ジーンズの上に乗っていたお肉が解消され、正面・横から見てもわかるほど深く自然なくびれができています。皮膚のたるみや凸凹もなく、LSSA(エルサ)ならではの滑らかで引き締まったラインに仕上がっています。


ふくらはぎ・太ももの脂肪吸引(LSSA脂肪吸引 × クォンタムRF)

| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
| 施術名 | クォンタムRF(quantumRF) / エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 | ふくらはぎ脂肪吸引:エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間〜3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
LSSA(エルサ)脂肪吸引とクォンタムRF(Quantum RF)を併用し、太もも全周・臀部・膝を整えた症例です。
術前は外張りや膝まわりのボリュームが気になり、脚のラインがまっすぐ見えないことにお悩みでした。
LSSAで脂肪を丁寧に除去しつつクォンタムRFで皮膚のハリを補うことで、脂肪吸引後に起こりやすいたるみや凹凸を最小限に抑えています。
術後40日目では、内ももの隙間がしっかりと現れ、膝まわりも引き締まり、脚全体がすらりと長く見えるようになりました。
まだ拘縮はありますが、ここから3〜6ヶ月かけてさらに細くなり、質感も滑らかに整っていきます。


LSSA(エルサ)の効果を引き出すためのポイント

LSSA(エルサ)はもちろん、VASER(ベイザー)などの超音波を用いる脂肪吸引機器では、プローブ構造だけでなく「どれだけ適切に超音波を当てられているか」で仕上がりが大きく変わります。
これはあまり表に出てこない部分ですが、実は効果を左右する非常に重要なポイントです。
適切な照射時間の目安
脂肪を均一にやわらかくするためには、チュメセント(麻酔液)100ccあたり約1分の照射が必要とされています。
- 顔(約100cc):約1分
- 二の腕(約500〜1500cc):約5〜15分
- 足(約2500〜4000cc):約25〜40分
この時間をしっかり確保することで、脂肪が均一にやわらかくなり、凹凸の少ないなめらかな仕上がりにつながります。
クリニックによって“照射の質”が変わることがある
複数のドクターが在籍しているクリニックでは、機器の使用時間が重なり、施術を効率よく回すために照射時間が短縮されてしまうことがあります。
十分な照射が行われていない状態だと、
- 脂肪がしっかりやわらかくならない
- 血流だけが促進されて、出血リスクが上がる
- 吸引のしやすさや仕上がりにムラが出やすくなる
といったデメリットにつながる可能性があります。
同じLSSA(エルサ)を使っていても、「どれだけ丁寧に時間をかけて照射しているか」で結果がまったく変わる理由がここにあります。
カウンセリングで確認しておくと安心なポイント
施術の質を見極めるために、以下の点を確認してみるのがおすすめです。
- 部位ごとの照射時間の目安
- 使用するチュメセント量
- 照射中の様子を写真や動画でカルテに残しているか
工程を丁寧に行っているクリニックほど、こうした質問にもきちんと答えてくれます。
Purelys TOKYO CLINICのLSSA(エルサ)脂肪吸引が選ばれる理由

Purelys TOKYO CLINICでは、LSSA(エルサ)の特性を最大限に活かすために、特注カニューレによる立体的な吸引技術を採用しています。
浅い層と深い層を均一に整えることで、どの角度から見ても自然で美しいラインをデザインするだけでなく、術後の負担に配慮したサポート体制も充実しています。
「仕上がりの美しさ」「施術中の安心」「術後のフォロー」のすべてを大切にしたい方に選ばれているクリニックです。
特注カニューレと立体吸引(クリスクロス法)で滑らかで自然なラインを作る

Purelys TOKYO CLINICでは、LSSA(エルサ)の“脂肪をやわらかくする力”を最大限に活かせる特注カニューレを使用し、浅い層と深い層をバランスよく整えながら立体的に吸引しています。
カニューレは人体の丸みに合わせた曲線設計のため、側面に大きな傷を作ることなく外側の張り出しをしっかり整えられ、どの角度から見ても自然で滑らかなラインを作ることが可能です。
さらに、さまざまな方向から脂肪にアプローチする「クリスクロス法」を組み合わせることで、凹凸や吸いムラを防ぎながら、LSSA(エルサ)が得意とする浅い層の繊細なデザイン力をより効果的に発揮できます。
こうした立体的な吸引によって、繊細さとメリハリのあるラインを両立した美しく滑らかなボディラインを実現できることが、当院の大きな強みです。
安全性を最優先に最大限まで細さを追求するデザイン技術

LSSA(エルサ)は浅い層の脂肪にも繊細にアプローチできる反面、吸いすぎると凹みにつながる可能性があるため繊細な調整が必要です。
当院では、脂肪吸引2,500件以上の経験を持つ医師が施術を担当し、吸いすぎや吸い残しが起こりやすい境目を丁寧に見極めながら、最大限の細さと安全性を両立するデザインを行っています。
とくに太ももでは、一般的な吸引量(約1,500〜2,500cc)を大きく上回る2,500〜4,000ccの吸引実績があり、2,000cc以下で終わったケースはごくわずかです。
また、BMI16〜18台の痩せ型の方にも対応しており、シャープなシルエットから女性らしい丸みのあるラインまで幅広いデザインが可能です。
LSSA(エルサ)の特性を深く理解したうえで、安全性を最優先にしながら美しい仕上がりを目指す施術を徹底しています。
安全性を重視した麻酔管理体制と術中搬送0件の実績
脂肪吸引を安全に行うためには、施術中の麻酔管理が極めて重要です。
Purelys TOKYO CLINICでは、複数の医療用麻薬を適切に使い分けられる体制を整えています。これにより、患者様一人ひとりに合わせた麻酔管理ができ、より安全性に配慮した施術が可能になります。
また、医師は大手美容クリニック時代を含めて術中搬送0件という、非常に稀な実績を持っています。毎月の緊急時シミュレーションも徹底し、万が一の事態にも迅速に対応できるよう備えています。
浅い層へのアプローチが多いLSSA(エルサ)は、より繊細な麻酔管理が求められる施術です。当院ではその特性を踏まえて、施術中の安全性を最優先にした体制で患者さまをサポートします。
術後の負担に配慮したサポート体制を完備

LSSA(エルサ)は皮膚のすぐ下にある脂肪にもアプローチできるため、デザインの自由度が高い施術です。ただし、この浅い層は腫れや内出血などの皮膚反応が出やすい繊細な部位でもあるため、術後ケアの質が仕上がりを大きく左右します。
当院では、傷跡が広がったり盛り上がったりするのを防ぐために「傷跡ボトックス」を導入し、傷トラブルの予防に努めています。
さらに、治打撲一方(じだぼくいっぽう)・五苓散(ごれいさん)・小柴胡湯(しょうさいことう)・柴苓湯(さいれいとう)などの漢方を併用することで、腫れや内出血の軽減を図り、術後の負担を最小限に抑えることが可能です。
また、施術後の不安をできるだけ減らせるよう、24時間365日の相談体制で経過をご相談いただける体制を整えています。
施術後も安心して過ごしていただけるよう、万全のサポートを徹底しています。
よくある質問
LSSA(エルサ)とVASER(ベイザー)脂肪吸引はどちらが良いですか?
身体への負担を抑えつつ繊細なデザインを求めるならLSSA(エルサ)、豊富な症例データによる安心感を重視するならVASER(ベイザー)が適しているといえます。
LSSA(エルサ)は2025年日本国内導入の新しい超音波脂肪吸引機器で、細いプローブにより細部のデザインに向いています。
VASER(ベイザー)は2009年から国内で広く使われてきた脂肪吸引の標準機で、症例データの多さが強みです。最適な選択は、医師とのカウンセリングで相談しながら決めることをおすすめします。
LSSA(エルサ)脂肪吸引のダウンタイムはどのくらいですか?
LSSA(エルサ)のダウンタイムは、おおよそ2週間〜3ヶ月ほどです。
腫れや内出血の程度には個人差がありますが、術後の圧迫固定や過ごし方を適切に行うことで回復を早めることができます。浅い層にアプローチする施術のため、術後ケアが仕上がりを左右する点も覚えておきましょう。
LSSA(エルサ)は顔の脂肪吸引に特化していますか?
LSSA(エルサ)は細いプローブで顔のような繊細な部位にも適していますが、太いプローブも備えているため、身体の脂肪吸引にも幅広く対応できます。
LSSA(エルサ)の脂肪吸引なら当院にご相談ください

LSSA(エルサ)は、超音波で脂肪細胞をやわらかくし、吸引しやすい状態に整える次世代型の脂肪吸引アシスト機器です。
原理はVASER(ベイザー)と同じですが、より細いプローブを使用できるため顔まわりや浅い層など、繊細なデザインが求められる部位でとくに力を発揮します。
ただし、仕上がりを左右するのは機械そのものよりも、「どの層をどれだけ整えるか」「どの方向からアプローチするか」といった施術設計や術後のフォロー体制です。
Purelys TOKYO CLINICでは、
- LSSA(エルサ)の特性
- 人体の丸みに合わせた特注カニューレ
- 立体的にアプローチするクリスクロス吸引
- 複数麻薬を使える安全性の高い麻酔管理
- 傷跡ボトックスや漢方などのダウンタイムケア
これらを組み合わせることで、「安全面に十分配慮しながら、最大限の細さを引き出す」脂肪吸引を追求しています。
「自分にはLSSA(エルサ)とVASER(ベイザー)のどちらが向いているのか」「どの部位をどの程度まで細くできるのか知りたい」という方は、まずは一度ご相談ください。
医師が実際に診察したうえで、正しい知識とこれまでの豊富な施術データをもとに、あなたにとって最適な術式やデザインをご提案いたします。
参考文献
- Liposuction Surgery is Made Easier with LSSA | Newpong
(日本語訳:LSSAで脂肪吸引手術が簡単になります| Newpong)
URL:https://www.newpong.com/en/product/lssa.php/ - ベイザー脂肪吸引(ベイザーリポ)の基本情報と名医/認定医のご紹介。
URL:https://www.vaser.jp/ - Three-Dimensional Radiofrequency Tissue Tightening: A Proposed Mechanism and Applications for Body Contouring
(日本語訳:三次元高周波組織引き締め:提案されたメカニズムとボディコントゥアリングへの応用)
URL:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3036829/
-
2014年3月
川崎医科大学卒業
-
2014年4月
東京都立広尾病院
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2016年4月
日本大学医学部付属板橋病院勤務
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2020年3月
湘南美容クリニック入職
-
2022年4月
湘南美容クリニック京都院院長就任
-
2024年11月
湘南美容クリニック町田院院長就任
-
2025年8月
Purelys TOKYO CLINIC開院
- アメリカ心臓協会 BLSプロバイダー
- アメリカ心臓協会 PALSプロバイダー
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本抗加齢医学会正会員
- ベイザーハンズオンセミナー受講
- VASER(ベイザー)脂肪吸引 認定医
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