足の脂肪吸引|術後3〜14日のリアルなダウンタイム経過#0003


診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
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施術名 | エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
料金 |
エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
ダウンタイム |
エルサ(LSSA): 太もも脂肪吸引:ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
リスク/副作用 | 【エルサ(LSSA)】 【太もも脂肪吸引】 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
足のラインを変えるなら、術後1ヶ月までの経過が何よりも重要
足の脂肪吸引を考えるとき、「施術直後の腫れ・内出血」「痛みやむくみ」「仕上がりの変化」がどのタイミングでどれだけ改善するかを知っておくことはとても心強い情報です。
今回は、実際の症例をもとに術後3日目〜14日目までの毎日の変化と、施術1ヶ月(30日目)後のビフォーアフターを詳しく紹介します。まっすぐな脚を手に入れるためのリアルなプロセスとして、参考にしてください。
術後3〜14日間の毎日の経過
術後3日目

手術後から3日目までは包帯で圧迫をした上からガードルを履きます。
脂肪を吸引したスペースに水分が入らないようにするためにきつめに圧迫しているため歩きにくいです。
またこの期間はシャワーも入れません。
術後5日目

圧迫を外したことにより浮腫が一気に増えます。
内出血とむくみのピークは3-5日目です。
術後7日目

術後7日目に抜糸します。
抜糸が終わるとインディバに行くことや入浴が可能になります。
内出血のピークが7日目前後になります。色も黄色くなってきます。
術後9日目

内出血の範囲が少なくなってきました。
内出血の色味も徐々に薄くなっていきます。
術後12日目

内出血が目立たなくなります。
徐々に色素沈着が目立ってくるのでしっかりと保湿をします。
術後14日目

2週間が経つと腫れも徐々に落ち着いてきて術前と同じくらいの太さになります。
内腿や膝周りから徐々に拘縮が始まりピキッっとした痛みを感じることがあります。
術後1ヶ月目のビフォーアフター写真と変化のポイント

解説:1ヶ月後の変化
- 施術前:24歳、159cm、49.9kgと割と細身ですが内腿に隙間がないこと、膝周りにも脂肪が多いことを気にされて来院されました。太ももの内側と膝まわりに多いため完全にくっついてしまい足を閉じたときに隙間がありません。
- 30日目:むくみ・腫れのピークは過ぎましたが拘縮が一番強い時期です。完成度としては70%ほどで3ヶ月目にかけてここからさらに80%くらいの細さになります。膝のラインから太ももにかけてストレートな隙間ができています。皮膚の硬さ(拘縮)はまだ残っており3ヶ月目にかけて徐々に減っていきます。
まっすぐな脚をつくるための工夫ポイント
- 吸引範囲とデザイン:太ももの外側・内側・後ろ側、それから膝上・膝周りの脂肪をバランス良く吸引すること。突出が目立つ部分を適度に取ることで、脚がまるで真っ直ぐ伸びているようなラインを作る。
- クリスクロスや多方向吸引:一方向だけで吸うとムラや凸凹が起きやすいので、複数方向から丁寧にカニューレを入れて脂肪を滑らかに削る。
※クリスクロス法についてはこちらの記事参照 - 皮膚の引き締めケア・デバイス併用:吸引後のたるみを防ぐために、引き締め作用のある機器(RFや高周波など)を併用することで、滑らかな肌感を保つ。
※RFデバイスについてはこちらの記事参照 - 圧迫着+適切なアフターケア:腫れ・むくみをなるべく抑えるために圧迫着を指定時間きちんと着用。日常での無理のない動き、冷却と保湿などで皮膚回復を促進。
まとめ:1ヶ月で「まっすぐ脚」の変化を実感
足の脂肪吸引は、術後3〜14日目までが見た目・感覚の変化が大きい期間です。腫れ・むくみがピークから落ち着き始めるこの期間を経て、30日目には比較的はっきりとしたビフォーアフターが目に見える形で現れます。
初めて脂肪吸引を受ける方は「これは正常な経過なの?」と不安になることが多いですが、どのような経過を辿るのかあらかじめ知っておくとダウンタイムを不安を最小限に過ごせると思います。