脂肪吸引の傷跡はいつ消える?部位別の経過と傷跡を最小にするためのクリニックの選び方を解説

脂肪吸引の傷跡は、いつごろ消えるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
術後1〜3ヶ月は赤みや硬さが目立ちやすく、「これは正常な経過なのか、それとも失敗なのか」と不安になる方は少なくありません。
この記事では、傷跡が治っていく時期ごとの経過と部位別の切開位置、傷跡が消えない場合の医療処置、そして傷跡を最小化するためのクリニックの選び方を解説します。ぜひご覧ください。
目次
脂肪吸引の傷跡が消えるまでの経過は?いつ消えるのか
脂肪吸引の傷跡は、術直後から1年以上をかけて段階的に変化します。
1〜3ヶ月は赤みや硬さが目立ちますが、これは組織が修復される過程で起こる正常な反応です。半年から1年で白く平坦な線へと落ち着いていく流れを、4つの時期に分けて確認していきます。
まずは時期ごとの傷跡の状態を一覧で押さえておきましょう。
| 時期 | 傷跡の見た目 | 判断の目安 |
| 術直後〜1週間 | 内出血・腫れ・滲出液 | 正常な経過 |
| 1ヶ月〜3ヶ月 | 赤み・硬さ・軽い盛り上がり | 治癒の中核期 |
| 半年 | 赤み・盛り上がりが落ち着く | 改善が無ければ相談検討 |
| 1年以降 | 白く平坦な細い線 | 残存症状は医療処置を検討 |
術直後から1週間の状態
■術後5日目の症例写真

| 診療科目 | 機械 / 小顔治療 |
| 施術名 | 顔の脂肪吸引 / エルサ(LSSA) |
| 料金 | 顔の脂肪吸引:¥165,000〜341,000エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | 顔の脂肪吸引:ダウンタイム2週間前後エルサ(LSSA):ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
術直後から1週間は、切開部周辺に内出血や腫れ、滲出液が出やすい時期です。
傷口は数ミリ程度の切開で縫合されており、紫色のあざや黄色っぽい変色が出てくることもあります。痛みやだるさが続きやすいダウンタイムの中心ですが、これは傷を治すために体が働いている自然な反応です。
この段階では傷口を清潔に保ち、医師の指示通りに圧迫固定や保護テープを継続することが、後の傷跡の仕上がりを左右する基礎となります。
術後1ヶ月から3ヶ月の状態
術後1ヶ月から3ヶ月は、傷跡が赤く、硬く、少し盛り上がって見える時期です。
皮膚を新しく作る細胞が活発に働き、傷を補強するためにコラーゲンが盛んに作られているため、見た目には悪化したように感じやすくなります。同時に、いわゆる拘縮と呼ばれる組織の引き締まり現象が起こり、皮膚にツッパリ感や凸凹を覚える人も少なくありません。
不安になりやすい時期ですが、創傷治癒の過程においては重要な段階であり、慌てて追加処置に踏み切る必要はないと考えられています。
術後半年の状態
■術後半年の症例写真

術後半年を迎えると、傷跡の赤みは徐々に薄れ、盛り上がりも落ち着いてくる人が多くなります。拘縮による硬さもやわらぎ、皮膚の感触が術前に近づいてくる時期です。
一方で、体質や部位によっては赤みや硬さが残り続けるケースもあり、関節周辺など皮膚が頻繁に引っ張られる場所では治りが遅くなる傾向があります。半年経っても明らかな改善が見られない場合は、肥厚性瘢痕など正常な治癒から外れている可能性があるため、専門医への相談を検討する目安の時期となります。
術後1年以降の状態
術後1年以降になると、傷跡は白く平坦な細い線へと成熟し、よく見ないと気づかない程度まで目立たなくなるのが一般的です。色素沈着が残っていた部分も、紫外線対策を続けることで徐々に薄くなっていきます。
ただし、1年を過ぎても凹凸や盛り上がり、深い色素沈着が残っている場合は、自然な改善の限界に達している可能性があります。この段階で目立つ症状が残っていれば、レーザーや修正手術といった医療処置を選択肢として検討する時期に入ったと判断できます。
部位別の脂肪吸引の傷跡の位置

脂肪吸引の傷跡は、部位ごとに切開位置や数、隠れやすさが異なります。
経験を積んだ医師は、シワや関節の折り目、下着や水着で見えにくい場所を選んで切開する工夫を行います。
部位ごとの切開位置と日常で隠れやすい場所をまとめると、次のようになります。
| 部位 | 主な切開位置 | 隠れやすい場面 |
| 顔 | 耳の裏・顎下のシワ | 髪・正面の角度 |
| 二の腕 | 肘の内側・脇の中 | 腕を下ろした状態 |
| お腹 | おへその中・ビキニライン | 下着・水着の内側 |
| 太もも | お尻下のシワ・鼠径部・膝の内側 | 下着・ショートパンツ |
| ふくらはぎ | 膝の裏のシワ・内くるぶし近く | 膝を伸ばした姿勢 |
| 背中 | 肘の内側・脇の中 | 腕を下ろした状態 |
顔
顔の脂肪吸引では、頬や顎下の脂肪を取るために、耳の裏や顎の下といった目立ちにくい位置に数ミリの切開を入れます。
当院では、髪の毛で隠れる耳の後ろや顎下のシワに沿った位置に切開をデザインしており、正面からは見えにくい仕上がりを目指せます。
顔は皮膚が薄く繊細な部位のため、細いカニューレと呼ばれる吸引用の管が使われ、凹凸を避ける配慮が重要になります。
二の腕
二の腕の脂肪吸引では、肘の内側のシワや脇の中といった目立ちにくい位置に切開を入れるのが一般的です。
当院では、肘と脇の数ヶ所程度の切開で、二の腕全体と肩や脇のラインまで吸引する方針です。肘の傷跡は腕を曲げた時のヒダに紛れ、脇の中は腕を下ろしていれば外から見えないため、半袖やノースリーブを着た時にも傷跡が気になりにくい位置です。施術後はテープでの保護と圧迫固定の継続が、傷跡の仕上がりを支えます。
お腹
お腹の脂肪吸引では、おへその中や下着で隠れるラインに切開を入れるのが一般的です。
当院では、おへその中やビキニラインに切開を配置することで、下着や水着を着た際に傷跡が表に出にくいデザインにしています。おへその中の傷跡は、回復するとおへその影に紛れてほぼ見えなくなります。
お腹は脂肪量が多く広範囲の吸引が必要になりやすい部位ですが、切開位置の工夫により、水着姿でも気になりにくい仕上がりを目指せます。
太もも
太ももの脂肪吸引では、お尻と太ももの境目にあたるお尻下のシワや、鼠径部、膝の内側といった目立ちにくい位置に切開を入れます。
当院では、太ももの内側・外側・前側・後ろ側を、複数の切開位置からカバーする方針です。
お尻下のシワに作る傷は座った時のヒダに紛れ、鼠径部の切開も下着のラインで隠れるため、水着やショートパンツを着用しても外から見えにくい位置に収まります。太ももは範囲が広く、複数の切開を組み合わせて全体のラインを整える部位です。
ふくらはぎ
ふくらはぎの脂肪吸引では、膝の裏のシワや内くるぶし近くの目立ちにくい位置に切開を入れます。
当院では、膝裏のシワに沿った切開で、ふくらはぎ全体を整える方針です。
膝裏のシワは膝を伸ばすと折り目に紛れて見えにくくなる位置です。ふくらはぎは皮膚が薄く、筋肉と脂肪の層が複雑なため、繊細な吸引技術が求められる部位です。傷跡自体は数ミリに収まる一方、術後の圧迫固定をしっかり続けることが、たるみや凹凸を残さないために欠かせません。
背中
背中の脂肪吸引では、ブラジャーのラインに隠れる位置や、脇から背中にかけての境目に切開を入れます。下着で隠れる範囲に切開を集中させることで、後ろ姿でも傷跡が目立たない仕上がりを目指せます。
背中は自分では直接見にくい部位のため、傷跡の変化に気づきにくく、放置すると色素沈着が長引くこともあります。圧迫衣の着用や、入浴後の保湿といったセルフケアを継続することが、きれいに治していくための基本です。ブラジャーのライン上に傷を配置することで、水着姿でも気にならない位置に収めやすくなります。
傷跡が正常か失敗かを見分けるセルフチェック法

自分の傷跡が正常な経過なのか、それとも失敗を疑うべきなのかは、複数の角度から観察することで見極められます。
5つの診断軸と、それぞれの判定ポイントを次の表で確認できます。
| 診断軸 | 正常範囲の目安 | 相談検討のサイン |
| ①経過月数 | 1〜3ヶ月の赤み・硬さ | 半年以上経っても改善なし |
| ②赤みの強さ | 傷の範囲内で徐々に薄まる | 範囲を超えて広がる・退色しない |
| ③盛り上がり | 傷の範囲内で徐々に低くなる | 範囲を超える・高さが増す |
| ④硬さと拘縮 | 3ヶ月前後がピーク | 半年以上続く・日常動作に支障 |
| ⑤痒みや痛み | 軽いチクチクは数ヶ月で軽減 | 強い症状が半年以上続く |
①経過月数で判定
まず確認すべきは、術後何ヶ月が経過しているかです。
1〜3ヶ月以内に赤みや硬さが出ているのは、傷が治っていく流れの中核となる時期にあたり、ほとんどの場合は正常な経過と考えられます。
半年を過ぎても赤みや盛り上がりが引かない、または悪化している場合は、肥厚性瘢痕に近い状態へ進んでいる可能性が出てきます。1年経っても明らかな凹凸や深い色素沈着が残るなら、自然な改善の限界に近いと判断できる時期です。月数を基準にすることで、待つべきか動くべきかの最初の見当がつきます。
②赤みの強さで判定
次に確認したいのが赤みの強さと範囲です。傷跡の赤みは、傷を治すために新しい毛細血管が増えることで生じるもので、術後3〜6ヶ月かけて徐々に薄れていくのが一般的です。
元の傷の範囲内にとどまり、徐々に色が薄くなっていれば正常な経過の範囲内と考えられます。傷の範囲を超えて赤みが広がっている、半年以上経っても鮮やかな赤みが続いている、強い赤紫色を帯びているといった場合は、医師への相談を検討するサインです。鏡で部位ごとに比較し、変化を写真で記録しておくと判定がしやすくなります。
③盛り上がりで判定
盛り上がりの有無も重要な判定軸です。術後1〜3ヶ月の盛り上がりは、皮膚を新しく作る細胞が活発に働く中で起きる一時的なもので、半年から1年かけて平坦に近づくのが通常の経過です。傷の範囲内に収まり、徐々に低くなっていく盛り上がりは正常範囲と考えられます。
これに対し、傷の範囲を超えて周囲の皮膚まで盛り上がる、半年以上経っても高さが増していくといった場合は、肥厚性瘢痕やケロイドの可能性があります。触れた時にミミズ腫れのような厚みが続くなら、専門医の評価を受ける目安となります。
④硬さと拘縮で判定
傷跡周辺の硬さや、いわゆる拘縮と呼ばれる組織の引き締まり感も確認しましょう。術後2〜3ヶ月をピークに、皮膚の下が硬く感じられたり、ツッパリ感が出たりするのは正常な反応で、半年前後でやわらいでくることが多いです。
マッサージや保湿を続けるうちに気にならなくなっていくのが一般的な経過です。半年を過ぎても硬さが取れない、動かすたびに皮膚が引きつる感覚が強い場合は、内部の組織が癒着している可能性があります。日常動作に支障が出るほどの拘縮は、医師に相談する目安となります。
⑤痒みや痛みで判定
最後の判定軸は、痒みや痛みの有無と強さです。傷の治る過程では神経が再生する関係で、軽い痒みやチクチクした感覚が出るのは珍しくありません。
多くは数ヶ月以内に落ち着いていきます。一方、強い痒みや痛みが半年以上続く、傷跡を押すと鋭い痛みが出る、痒みでかきむしってしまうほど症状が強いといった場合は、傷跡が赤く盛り上がって固まる状態が進行している可能性があります。
我慢して放置すると悪化につながるため、生活の質に影響するレベルの違和感が続くなら、皮膚科や形成外科への受診を検討してください。
脂肪吸引の傷跡が消えない場合の医療処置

セルフケアと時間経過でも改善しない傷跡には、症状に合わせた医療処置の選択肢があります。赤みにはVビームレーザー、質感や凹凸にはフラクショナルレーザー、盛り上がりにはステロイド注射、陥凹には脂肪注入、線状の目立つ傷には切除縫合の修正手術が代表的です。症状ごとに最適な治療は異なります。
症状と医療処置の対応関係を整理すると、選択肢が見えやすくなります。
| 残った症状 | 主な医療処置 | 費用相場(自由診療) |
| 赤み・肥厚性瘢痕 | Vビームレーザー | 1回11,000円〜50,000円 |
| 凹凸・硬い質感 | フラクショナルレーザー | 1回11,000円〜44,000円 |
| 盛り上がり・ケロイド | ステロイド局所注射 | クリニックにより異なる |
| 陥凹・くぼみ | 脂肪注入 | クリニックにより異なる |
| 線状の目立つ傷 | 切除縫合の修正手術 | クリニックにより異なる |
①Vビームレーザー
Vビームレーザーは、傷跡に残る赤みや肥厚性瘢痕に対して使われるレーザー治療です。
波長595nmの光が酸化ヘモグロビンに吸収される性質を利用して、増えすぎた毛細血管に作用し、赤みを薄くする効果が期待できます。費用相場は自由診療で1回あたり11,000円〜50,000円程度が目安で、症状によっては保険適用となるケースもあります。照射後に一時的な内出血や色素沈着が生じる可能性がある点には注意が必要です。複数回の照射を重ねながら変化を確認していく治療となります。
②フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、傷跡の凹凸や硬い質感を整えたい時に選ばれる治療です。
皮膚に目に見えないほど小さな穴を無数に開け、自己治癒力によってコラーゲンを作り直す働きを促し、傷跡を滑らかに近づけていきます。費用相場は自由診療で1回あたり11,000円〜44,000円程度、5回程度のコース治療で総額が数万円から十数万円に達するケースもあります。完全に元の皮膚に戻すのではなく、目立ちにくくしていく治療である点を理解しておくことが大切です。施術後の赤みや一時的な色素沈着のリスクも伴います。
③ステロイド局所注射
ステロイド局所注射は、盛り上がってしまった肥厚性瘢痕やケロイドに対して使われる治療です。
ステロイドを直接傷跡に注入することで、過剰に作られたコラーゲンの増殖を抑え、盛り上がりを平らに近づけていく仕組みです。数週間から1ヶ月の間隔で複数回繰り返すのが一般的で、注射時に痛みを伴いますが、効果が期待しやすい治療として知られています。一方で、皮膚の色が抜けて白っぽくなる、皮膚が薄くなるといった副作用が出る可能性もあるため、医師による経過観察のもとで進めることが前提となります。
④脂肪注入での凹凸修正
脂肪注入は、傷跡周辺に凹みやくぼみが残ってしまった場合の修正手段として使われます。
自分の体から採取した脂肪を遠心分離などで処理し、不純物を除いた脂肪を凹んだ部位に注入することで、なだらかな肌のラインを取り戻す治療です。自分の組織を使うためアレルギー反応のリスクが低く、自然な仕上がりを目指しやすいのが特徴です。注入した脂肪の一部は体に吸収されるため、定着率には個人差があり、複数回の処置が必要になるケースもあります。施術後のしこりや左右差といったリスクも踏まえて選ぶ治療です。
⑤切除縫合の修正手術
切除縫合の修正手術は、目立つ線状の傷跡や、レーザー治療では改善しきれない深い傷跡に対する最終的な選択肢です。
傷跡を一度切除し、シワの方向に沿って縫い直すことで、目立ちにくい細い線へと作り変える治療です。傷跡が成熟した術後1年以降に検討するのが原則で、未成熟な段階で切除を行うと、再び肥厚性瘢痕として戻ってしまうリスクが高まります。施術後は新たな傷跡が再びダウンタイムを経ながら治っていくため、時間と費用、再発リスクを総合的に考えて判断することが求められます。
脂肪吸引の傷跡を最小限にするためのクリニックの選び方

傷跡を目立たせない仕上がりは、執刀医の実績と設備で大きく変わります。
医師の症例数と実績、カニューレ径への配慮、スキンポートの使用、切開位置のデザイン、タイトニング機器の併用という5つの選定軸を押さえることが重要です。
当院では、傷跡ボトックスや術後の体調を整える漢方薬の提案など、術後のリカバリー体制も整えています。カウンセリング前に押さえておきたい5つの選定軸は、次の通りです。
- 脂肪吸引の症例数と症例写真を公開しているか
- 部位に応じて適切な太さのカニューレを使い分けているか
- 切開部の皮膚を守るスキンポートを使用しているか
- シワや下着のラインに沿った切開位置をデザインできるか
- 吸引後のたるみを抑えるタイトニング機器を併用しているか
①医師の症例数と実績を確認
クリニックを選ぶ際にまず確認したいのが、執刀する医師の脂肪吸引の症例数と実績です。
資格だけで技術力を判断するのは難しく、形成外科専門医は脂肪吸引の経験を前提とせず、美容外科専門医も5年以上の在籍を示すものに過ぎません。
機器メーカーの認定資格も、機器を導入しているクリニックであれば取得できる仕組みです。
症例数の多い医師ほど部位ごとの解剖を熟知し、傷跡が目立ちにくい切開位置をデザインできる傾向にあります。
当院の三浦航院長は、大手美容クリニックの院長経験を経て脂肪吸引専門のクリニックを開いており、症例写真を継続的に公開しています。
症例写真で皮膚の滑らかさや切開位置の配慮を確認することが、後悔のない選択につながります。
②カニューレ径への配慮
カニューレと呼ばれる吸引用の管の太さも、傷跡の大きさを左右する大切な要素です。
太いカニューレは広範囲を効率よく吸引できる一方で、切開創を大きくする必要があります。
細いカニューレを使えば切開は数ミリ程度に抑えられ、治癒後はほぼ気づかない傷跡に仕上げやすくなります。細すぎると吸引効率が落ちるため、部位や脂肪の量に応じて使い分ける配慮が必要です。カウンセリングの際に、使用するカニューレの太さや切開のサイズを質問することで、医師の傷跡への意識を確認できます。
③スキンポートの使用
切開部に装着するスキンポートと呼ばれる保護器具を使っているかも、確認すべき選定軸です。
脂肪吸引ではカニューレを何度も切開部から出し入れするため、その摩擦で切開周辺の皮膚が傷つきやすくなります。スキンポートを装着しておくと、皮膚への直接的な摩擦を物理的に遮断でき、術後の色素沈着や切開部の凹みを抑える効果が期待できます。
傷跡の仕上がりにこだわるクリニックほど、こうした細やかな術中管理を取り入れている傾向があります。カウンセリングで切開部の保護方法を尋ねてみると、医師のこだわりが見えてきます。
④切開位置のデザイン
切開位置のデザインは、傷跡が目立つか目立たないかを決める最大の要素です。経験豊富な医師は、シワの方向や関節の折り目、下着や水着で隠れる場所を選んで切開を入れる工夫を行います。
二の腕なら肘のシワや脇の中、お腹ならおへその中や下着のライン、太ももならお尻下のシワや鼠径部といった具合に、日常生活では見えない位置に傷を配置します。カウンセリング時に切開位置の図やシミュレーションを示してくれるかどうかも、医師の配慮を測る判断材料になります。位置の説明が曖昧なクリニックは慎重に検討する価値があります。
⑤タイトニング機器の併用
脂肪を吸引した後の皮膚のたるみを抑えるため、タイトニング機器を併用しているかも重要な選定軸です。
当院では、クォンタムRF、エルサ(LSSA)、エンブレイスturbo、モフィウス8 burstといった引き締め機器を導入しており、吸引と同時に皮膚を引き締めるアプローチが取られています。
さらに、術後の傷跡が広がるのを抑える目的で傷跡ボトックスを行ったり、術後の体調を整えるための漢方薬である柴苓湯を販売したりと、リカバリー体制も整えられています。仕上がりへの工夫が多角的に用意されているかが判断ポイントです。
脂肪吸引なら脂肪吸引専門の「Purelys TOKYO CLINIC」へ

Purelys TOKYO CLINICは、脂肪吸引を専門領域とする美容クリニックです。
VASER脂肪吸引認定医かつLSSA(エルサ)認定医の三浦航院長が、豊富な症例実績に基づき執刀します。クォンタムRFやエルサといった引き締め機器の併用、傷跡ボトックス、漢方薬の柴苓湯の販売など、術後のリカバリー体制も整えています。傷跡の不安についても、カウンセリングから術後のフォローまで一貫してご相談いただけます。
脂肪吸引の傷跡に関するよくある質問
傷跡は3ヶ月で消えますか
結論として、術後3ヶ月の時点で傷跡が完全に消えることは一般的ではありません。
むしろこの時期は皮膚を新しく作る働きがピークを迎えており、赤みや硬さ、軽い盛り上がりが出ている人が多い段階です。傷跡が白い線へと落ち着くまでには、半年から1年程度の時間が必要となるのが通常の流れです。
3ヶ月の時点で目立つ赤みや盛り上がりがあっても、それは経過の途中にすぎず、施術の失敗を意味するものではありません。焦らず時間をかけて変化を見守ることが、自然な仕上がりにつながります。
傷跡が一番残りやすい部位は
傷跡が比較的残りやすいのは、関節周辺や皮膚が常に引っ張られる部位です。肘や膝、お尻の付け根といった日常的に屈伸を繰り返す部位は、傷口に張力がかかり続けるため、肥厚性瘢痕やケロイドへと進みやすい傾向にあります。
ふくらはぎや太ももの内側は摩擦も加わりやすく、注意が必要です。一方で、おへその中や髪の毛で隠れる耳の裏は、解剖学的に傷が目立ちにくい場所として知られています。残りやすい部位だからこそ、経験豊富な医師による切開位置のデザインと、術後のテープ保護を丁寧に行うことが大切です。
顔の脂肪吸引の傷跡は目立つか
顔の脂肪吸引の傷跡は、適切な位置に切開を入れれば目立ちにくく仕上がるケースが多いです。頬や顎下の脂肪を吸引する場合、髪の毛で隠れる耳の裏や、正面からは見えにくい顎下のシワに数ミリの切開を入れるのが一般的です。
回復が進むと、よく観察しないと気づかない程度に落ち着いていきます。顔は皮膚が薄く繊細なため、術後数ヶ月は内出血や腫れ、いわゆる拘縮による硬さが目立ちやすい部位でもあります。傷跡そのものより、術後数ヶ月の見た目の変化のほうが気になる人が多い傾向にあります。
傷跡をレーザーで消せますか
レーザー治療は、脂肪吸引の傷跡を目立ちにくくする有効な選択肢の一つです。赤みにはVビーム、凹凸や質感の改善にはフラクショナルレーザーが用いられ、症状に応じて使い分けられます。
レーザーは傷跡を完全に元の皮膚に戻す治療ではなく、目立ちにくくしていく治療である点は押さえておきたいポイントです。複数回の照射が必要で、自由診療では1回あたり11,000円〜50,000円程度の費用がかかります。レーザーで対応しきれない深い傷跡には、ステロイド注射や切除縫合の修正手術といった選択肢も検討されます。
脂肪吸引は痛い?部位別の特徴とダウンタイムを解説
お腹の脂肪吸引のデメリットは?ダウンタイムとリスク対策について解説








