太もも脂肪吸引のダウンタイム完全ガイド|術後37日間の経過と足痩せ効果の出る時期#0008




| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | クォンタムRF(puontumRF) / エルサ(LSSA) / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 |
クォンタムRF(puontumRF):エルサ・クォンタムかけ放題 ¥366,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
太もも脂肪吸引のダウンタイムはいつまで?
術後0〜35日間の腫れ・むくみ・痛みの経過や、足痩せ効果が現れるタイミングを医師が詳しく解説。失敗しないための注意点や圧迫・ケア方法も紹介します。
目次
- 太もも脂肪吸引とは?足痩せ効果が高い理由
- 太もも脂肪吸引でダウンタイムが起こる原因
- 術後0〜35日太もも脂肪吸引のダウンタイム経過を徹底解説
- ダウンタイム中の注意点と過ごし方
- よくあるトラブル・失敗例と対策
- 足痩せ効果を最大化するためのポイント
- まとめ|太もも脂肪吸引は正しい経過を知れば不安なく受けられる
太もも脂肪吸引とは?足痩せ効果が高い理由
太ももは下半身の中でも特に脂肪がつきやすく、一度つくと運動や食事制限だけでは落としにくい部位です。脂肪吸引は、皮下脂肪そのものを物理的に除去するため、リバウンドしにくく、根本的な足痩せ効果が期待できます。
また、太ももは脚全体のシルエットに大きく影響するため、内もも・外もも・前面・後面・膝上などをバランスよくデザインすることで、脚が細く長く見えるスタイルアップ効果も得られます。
太もも脂肪吸引でダウンタイムが起こる原因
脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い管で脂肪を吸引除去する施術です。施術後に腫れ・むくみ・内出血といった「ダウンタイム」が起こるのは、以下のような理由によるものです。
- 炎症反応:脂肪除去時に周囲の血管や組織が刺激され、炎症が起こる
- 組織の再生過程:皮下組織が修復される過程で腫れや痛みが出る
- 血液・リンパの循環変化:重力の影響で下半身はむくみが出やすく、治まりに時間がかかる
- 皮膚の収縮:脂肪がなくなった分、皮膚が引き締まる過程で硬さや違和感が生じる
特に太ももは体重を支える部位であるため、腕や顔の脂肪吸引に比べてダウンタイムがやや長引く傾向にあります。
【術後0〜35日】太もも脂肪吸引のダウンタイム経過を徹底解説
ここでは、術後から35日目までの代表的な経過を時系列で解説します。個人差はありますが、目安として参考にしてください。
| 術後日数 | 主な症状・状態 | ケア・過ごし方 |
|---|---|---|
| 0〜1日目 | 強い腫れ・痛み・熱感。歩行時の違和感あり。 | 安静を保ち、冷却で炎症を抑える。圧迫着は必ず装着。 |
| 2〜3日目 | 腫れ・むくみのピーク。内出血が出始める。 | 無理に歩かず、指示された範囲で軽く動く。鎮痛薬の使用可。 |
| 4〜7日目 | 腫れが徐々に落ち着き、内出血の色が変化。 | 軽い歩行を開始。脚を高くしてむくみを軽減。圧迫を継続。 |
| 8〜14日目 | 腫れが減少。むくみ・張り感が残る。 | シャワーや軽い入浴が可能。リンパマッサージは医師許可後に開始。 |
| 15〜21日目 | むくみが軽くなり、拘縮(硬さ)が出始める。 | 圧迫着は引き続き着用。軽いストレッチやマッサージを取り入れる。 |
| 22〜28日目 | 腫れほぼ消失。輪郭が見え始めるが硬さあり。 | 軽い運動が可能。激しい運動や長時間歩行は控える。 |
| 29〜35日目 | むくみがほぼ消失し、脚が引き締まってくる。 | 圧迫を段階的に終了。日常生活はほぼ通常通り可能。 |
💡 足痩せ効果が実感できるのは約3〜4週間後が目安です。最終的な仕上がりは約3ヶ月後ですが、1ヶ月を過ぎる頃から周囲に「脚が細くなった」と気づかれる人が多いです。
術後1日目
脂肪吸引後72時間はぐるぐる巻きに圧迫した状態でガードルを履きます。
この期間はガードルを脱ないためシャワーなどに入れません。
この期間は自宅で安静にしているのがよいです。
痛みに弱い方は6時間おきに予防的に鎮痛薬を内服することをおすすめします。


術後4日目
72時間経過すると圧迫を外すことができ、シャワーに入れるようになります。
圧迫を外したことで、抑えられていたものがなくなるので腫れや内出血が出てきます。


術後6日目
重力に伴い内出血が広がります。
色味は時間が経つとともに黄色くなっていきます。
内出血を抑えるためには漢方の内服がおすすめです。
※詳しくはこちらの記事をご覧ください。


術後8日目
術後7日が過ぎると抜糸することができます。
内出血も落ち着いてきて歩きやすさが出てきます。
抜糸後からインディバに行ったり入浴できるようになります。
徐々に拘縮が出てきます。


術後12日目
徐々に拘縮が強くなってきます。
皮膚が引き延ばされる痛みや動かした時にピキッとした痛みが出ることもあります。


術後14日目
内出血などはほとんど目立たなくなります。
術後2週間たつと術前と同じかそれより少し細いレベルまでスッキリします。


術後16日目
拘縮は膝周り、内腿を中心に硬くなってきます。
2-3週間目が拘縮のピークです。


術後20日目
3週間をすぎたらガードルは必須ではなくなります。
着用できる時は着用していただいた方が良いですが難しければ強圧ストッキングのみでOKです。


術後23日目
拘縮のピークです。
腫れは完全に消失しストレートなシルエットになりましたが全体的に硬さは強いです。


術後28日目
1ヶ月目で仕上がりは70%くらいになります。
3ヶ月目にかけて拘縮が改善していくとここから0.7-0.8倍まで細くなります。


術後30日目
実際に院内で撮影した写真ですが拘縮もある時期ですが内腿がストレートになっているのがわかります。
横から見ても厚みが減りました。


術後31日目
膝周り、内腿に拘縮は強いですがスッキリしたのがわかります。
内腿は色素沈着も目立ちますが時間とともに改善していきます。
早く治したい方はハイドロキノンがおすすめです。
※おすすめのハイドロキノンはこちら。


術後37日目
拘縮のピークも過ぎて徐々に細くなっているのがわかります。
足の隙間も広がっています。


💡 足痩せ効果が実感できるのは約3〜4週間後が目安です。最終的な仕上がりは約3ヶ月後ですが、1ヶ月を過ぎる頃から周囲に「脚が細くなった」と気づかれる人が多いです。
ダウンタイム中の注意点と過ごし方
- 圧迫着は最低2〜3週間着用
皮膚と筋膜を密着させ、たるみ・凸凹を防ぐために圧迫は非常に重要です。 - 脚を高くして休む
心臓より脚を上にして寝ることで、むくみが軽減し回復が早まります。 - 水分・塩分管理を意識
塩分過多はむくみを悪化させます。水分はしっかりと摂取しましょう。 - 激しい運動・長風呂・飲酒・喫煙はNG
炎症やむくみが長引く原因になります。
よくあるトラブル・失敗例と対策
- 拘縮が強くて硬さが気になる → 正常な回復過程です。マッサージやストレッチで改善します。
- 皮膚のたるみ・凹凸が出る → 吸引量が多いと起こることがあります。圧迫と皮膚の引き締め治療の併用で改善が期待できます。
- むくみが長引く → 下半身はむくみやすく、1〜2ヶ月続くことも。圧迫と適度な運動が効果的です。
足痩せ効果を最大化するためのポイント
- 経験豊富な医師によるデザインと吸引バランスが重要
- 吸引と同時に皮膚引き締め機器(RFなど)を併用するとたるみリスクが減る
- 圧迫・マッサージ・生活習慣の管理を徹底することで仕上がりが格段に良くなる
まとめ|太もも脂肪吸引は正しい経過を知れば不安なく受けられる
太もも脂肪吸引は、ダウンタイムのピークが過ぎると日を追うごとに脚が軽く細くなっていくのを実感できます。特に術後1ヶ月を過ぎると、脚のラインが目に見えて変わるため、多くの方が満足度の高い足痩せ効果を得ています。
大切なのは、「腫れ・むくみ・硬さ」は自然な回復過程だと理解し、正しいケアと経過観察を行うことです。適切なクリニック選びと医師のサポートがあれば、ダウンタイムの不安を最小限にし、理想の脚のラインに近づくことができます。









