クォンタムRFと3D脂肪吸引で 引き締まった、滑らかな上腕ラインへ#0019


| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | 二の腕脂肪吸引 / クォンタムRF(puontumRF) / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
二の腕脂肪吸引:¥198,000〜¥990,000 クォンタムRF(puontumRF):エルサ・クォンタムかけ放題 ¥366,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
二の腕“全周”吸引が重要な理由
従来の脂肪吸引では、後面だけを吸引するケースが多く、
その結果「内側のたるみ」や「腕全体のバランス不良」が生じることがありました。
当院では、上腕全周(内側・外側・前側)を3D的に吸引することで、
・皮膚の再収縮力を最大化
・腕全体のラインを均一化
・腕の下縁ライン(brachial border)をまっすぐに整える
ことを目的としています。
使用機器の特徴
● エルサ(LSSA)とは
エルサは超音波振動を応用した脂肪吸引システムで、脂肪細胞膜を選択的に破壊し、血管や神経を温存します。
このため出血やダメージが少なく、滑らかで均一な吸引層を形成でき、細部までデザイン性の高い脂肪除去が可能です。
また、浅層〜深層を層ごとに使い分けることで、より自然な輪郭形成と皮膚の滑らかさを両立します。
※エルサ(LSSA)についての詳しい記事はこちらから。
● クォンタムRF(Quantum RF)とは
InMode社が開発した高周波(RF)エネルギー機器で、脂肪吸引後の皮膚の引き締めに特化。
25Wまでの高出力RFを皮下に照射し、
- コラーゲン線維の即時収縮
- HSP47経路を介した線維芽細胞活性化
- 新生コラーゲン・エラスチンの生成促進
を同時に誘導します。
これにより「脂肪を取って終わり」ではなく、たるみの少ないハリのある仕上がりを実現できます。
※クォンタムRFの詳細はこちらから。
症例紹介
施術部位:二の腕全周+肩+肩甲骨上下+脇肉+副乳
使用機器:エルサ(LSSA)+クォンタムRF
麻酔方法:静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム:腫れ約5日、内出血10日程度
撮影時期:術前/術後1ヶ月


術前
23歳、155cm、52kg、BMI 22.9の方で力こぶを作った時の振袖部分のたるみが気になり来院されました。脂肪をつまんだ時に2cm以上脂肪がつまめ、量が多かったためたるみをなるべく出さずに吸引したいためエルサ(LSSA)+クォンタムRFを使用しています。
術後1ヶ月
純脂肪1200ccと大量に吸引できました。脂肪をたくさん吸引したにも関わらずたるみのないストレートな二の腕になっています。
論文による学術的裏付け
この「全周アプローチ」の有効性は、韓国・Sungkyunkwan大学の Hong ら(2012)によって報告されています。
上腕をanteromedial(前内側)・anterolateral(前外側)・posterolateral(後外側)の3区域に分けて全周で吸引することで、皮膚の「自然な再収縮(skin recoiling)」を最大化し、“straight inferior brachial border(下縁の直線化)とslender upper arm contour(細長い上腕輪郭)”を得られたと報告。
著者らは、従来の後側のみの吸引法に比べて、皮膚のたるみ・凹凸変形を防げる点を強調しています。
考察
- 上腕は脂肪分布の偏り(外側>内側)が強いため、全周吸引+層別制御(浅層・深層)が必須。
- Hongらの報告のように、三次元的吸引により皮膚の再収縮が促され、皮膚切除を要さない引き締めが可能。
- クォンタムRFを併用することで、術後の皮膚弛緩や凹凸のリスクを最小限に抑制。
- エルサの超音波処理とRF熱収縮を組み合わせることで、形態的にも生理的にも理想的なリフト効果を得られる。
まとめ
二の腕の脂肪吸引では「脂肪を減らす」だけでなく、
全周吸引によるバランス設計と、RFによるタイトニングが結果を大きく左右します。
Purelys TOKYO CLINICでは、
- エルサによる均一かつ精密な脂肪除去
- クォンタムRFによる高周波スキンタイトニング
- 全周的(3D)デザインによる自然なライン形成
を組み合わせ、細く・滑らかで・たるみのない理想的な二の腕を実現しています。
引用文献(References)
- Hong YG, Sim HB, Lee MY, Seo SW, Chang CH, Yeo KK, Kim J.
Three-Dimensional Circumferential Liposuction of the Overweight or Obese Upper Arm.
Aesthetic Plastic Surgery. 2012;36:497–503. - Paul M, Blugerman G, Kreindel M, Mulholland RS.
Three-Dimensional Radiofrequency Tissue Tightening: A Proposed Mechanism and Applications for Body Contouring.
Aesthetic Plastic Surgery. 2011;35:87–95. - Michael Kreindel, Stephen Mulholland.
The Basic Science of Radiofrequency-Based Devices.
In: Aesthetic Applications of Energy-Based Devices. IntechOpen; 2021.









