【顔の脂肪吸引】26歳・BMI 20.1|糸リフト単独より「サクションリフト」が効く理由#0169


| 診療科目 | 機械 / 小顔治療 |
|---|---|
| 施術名 | 顔の脂肪吸引 / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
顔の脂肪吸引:¥165,000〜341,000 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | 顔の脂肪吸引:ダウンタイム2週間前後 エルサ(LSSA):ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
糸リフトだけでは限界がある——フェイスラインを本当に変えたいなら「脂肪を先に取る」
糸リフトはたるんだ皮膚を物理的に引き上げる施術として広く知られていますが、頬や顎下に余分な脂肪が残っている状態では、糸がいくら組織を持ち上げようとしても脂肪の重さに負けてしまい、十分な効果が出にくいという現実があります。
フェイスラインのもたつきや二重あごの原因が「脂肪の余剰+皮膚のたるみ」の両方にある場合、脂肪吸引と糸リフトを同時に行う「サクションリフト」が最も効果的なアプローチです。
今回は、頬・顎下・ジョールファットの脂肪吸引とPCL糸リフト10本を組み合わせ、術後1ヶ月でシャープなVラインを実現した20代中盤女性の症例をご紹介します。
▷顔の脂肪を減らし、たるみのないVラインを作る小顔整形にはこの先の「顔の脂肪吸引 紹介ページ」をご覧ください。
症例紹介
プロフィール:年齢 26歳、身長 150.6cm、体重 45.6kg、BMI 20.1
施術部位: 頬・顎下・ジョールファットの脂肪吸引
使用機器: エルサ(LSSA)
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日程度
撮影時期: 術後1ヶ月
お悩み:「横顔で顎下のもたつきが目立つ。フェイスラインがぼやけて顔が大きく見えるのをなんとかしたい。以前から糸リフトに興味があったが、それだけでフェイスラインが変わるのか不安だった」というご要望をお持ちでした。頬・顎下・ジョールファットの脂肪を先に吸引して組織を軽くしてから、PCL糸リフト10本で全体を引き上げるサクションリフトのプランをご提案しました。
術後1日目
脂肪吸引後は内出血を抑え、吸引してできたスペースに水がたまらないようにフェイスバンドを72時間着用します。
この方の場合、早い段階から内出血が首の方まででており内出血の多い症例になります。


術後3日目
72時間経過すると圧迫を外すことができます。
頬から顎下まで広範囲に内出血が広がっています。
圧迫を外したことによりここから一時的に内出血と腫れはさらに広がります。


術後4日目
前日に比べ内出血の色味は少し濃くなりました。
腫れは比較的少ない症例になります。


術後5日目
内出血のピークは過ぎ色調は少し薄くなりました。


術後6日目
顎下から拘縮が出始め少しずつ固くなってきます。


術後7日目
ダウンタイム1週間目に抜糸を行います。


術後8日目
顎下は顎下から口横に広がっていきます。


術後10日目
内出血の色味も濃い黄色から薄くなってきました。
腫れはほぼ目立ちません。


術後12日目
この時期になると傷が治る過程で痒みが出ます。
痒み止めを処方するので内服してください。


術後14日目
2週間が経過すると内出血と腫れは治り、術前と同じか少しシャープなサイズ感まで落ち着きます。
ここから拘縮がさらに広がっていきます。


術後21日目
3-4週間目が拘縮のピークになります。


術後30日目
斜め前からの変化
術前は頬のボリュームとジョールファットによってフェイスラインが丸くぼやけており、顔全体が重く大きく見えていました。術後1ヶ月ではジョールファット除去によって口角まわりの下垂が解消され、PCL糸リフトでほお骨から顎にかけてのラインがすっきりと引き上がっています。正面・斜めどちらから見ても顔の輪郭が一回り小さくなり、Vラインが際立っています。
側面からの変化
術前は顎下に脂肪のボリュームが残り、顔と首の境界がぼやけた印象でした。
術後1ヶ月では顎下の脂肪が除去されたことで顎のラインが明確に現れ、横顔のシルエットが一変しています。糸リフトとの相乗効果で皮膚がきれいに引き上がり、たるみを残さないシャープな顎下ラインに仕上がっています。


科学的エビデンス:なぜ「糸リフト+脂肪吸引」の併用が単独より優れているのか
糸リフトと脂肪吸引を組み合わせることが、なぜ単独施術より優れた結果をもたらすのか、その医学的根拠を示す論文をご紹介します。
この後ろ向きコホート研究では、中下顔面のリフトアップを目的として糸リフトを受けた185名(女性184名、平均年齢34.5±5.5歳)を対象に、「糸リフト単独群(TL群)」と「糸リフト+脂肪吸引の併用群(TLL群)」に分けて比較検討しています。主要評価指標は術前・術後6ヶ月のシワ重症度評価スケール(WSRS)と顔面老化評価スケール(FAES)の変化量です。
糸リフト+脂肪吸引の併用群は単独群より有意に優れた改善を示した
研究結果によると、TLL群(糸リフト+脂肪吸引)はTL群(糸リフト単独)と比較して、術後6ヶ月時点のWSRS・FAESの両スコアで有意に大きな改善が認められました。脂肪吸引で余分な皮下脂肪を除去することで組織の重さが軽減され、糸リフトによる引き上げ効果が最大化されたと考えられています。
脂肪が残ったままでは糸が「負ける」
論文では、中下顔面に余剰脂肪が存在する場合、糸リフト単独では脂肪の重みに引き上げ力が抗しきれず、リフトアップの持続期間や改善度が低下しやすいことが論じられています。脂肪を先に吸引することで組織を軽くし、糸がより効率よく皮膚・皮下組織を引き上げられる環境を整えることが、この複合手技の核心です。
安全性においても問題なし
TLL群では脂肪吸引を追加した複合手技であっても、合併症の発生率はTL群と有意差がなく、同等の安全性が確認されています。論文の結論では「脂肪吸引と糸リフトの組み合わせは、中年期の東アジア女性における輪郭改善と顔面若返りを同時に実現する有効かつ安全な手技である」と述べられています。
Purelys TOKYO CLINICのこだわり
当院では、この医学的根拠に基づく「サクションリフト」のアプローチを採用し、輪郭の改善とリフトアップを同時に最大化する施術設計を行っています。
脂肪吸引を先行させることで糸の効果を最大化
糸リフトの前に頬・顎下・ジョールファットの脂肪を吸引し、引き上げる組織を軽くしてから糸を入れます。これにより、限られた本数の糸でも最大限のリフトアップ効果を引き出すことができます。
ジョールファット除去でフェイスラインの土台を整える
口角下から顎にかけてのジョールファットは、下垂するとフェイスラインをぼやかす主要因の一つです。脂肪吸引と同時にジョールファットを除去することで、糸リフトで引き上げた際にVラインがより明確に現れる土台を作ります。
PCL糸の本数・ベクターを個別設計
糸リフトの効果を最大化するには、糸の本数だけでなく、「どの方向に・どの深さで」引き上げるかのベクター設計が重要です。当院では脂肪吸引後の組織の状態を確認しながら、患者様お一人おひとりの骨格・たるみの方向に合わせたPCL糸の配置を行い、自然で持続性の高いリフトアップを実現しています。
まとめ
- 糸リフト単独では余剰脂肪の重さに引き上げ力が抗しきれず、フェイスラインの改善が不十分になりやすい。脂肪吸引と糸リフトを組み合わせる「サクションリフト」が中下顔面の若返りに有効である
- 論文(Li Z et al., 2024)では、糸リフト+脂肪吸引の併用群が糸リフト単独群と比べて、術後6ヶ月のシワ・顔面老化評価スケールで有意に優れた改善を示し、安全性においても同等であることが185名の比較研究で実証されている
- 今回の20代中盤女性の症例では、頬・顎下・ジョールファットの脂肪吸引とPCL糸リフト10本を組み合わせることで、術後1ヶ月の時点で横顔・斜め前どちらからも明確なVラインの改善を実現した
- 当院では脂肪吸引先行による組織の軽量化・ジョールファット除去・個別設計のPCL糸ベクターを組み合わせ、輪郭改善とリフトアップを同時に最大化するサクションリフトを提供している
参考文献
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