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【コンデンスリッチ脂肪豊胸+足の脂肪吸引】32歳・BMI 16.7|「よく動く部位は定着が落ちる」——注入量を左右で変える医学的根拠#0178
【コンデンスリッチ脂肪豊胸+足の脂肪吸引】32歳・BMI 16.7|「よく動く部位は定着が落ちる」——注入量を左右で変える医学的根拠#0178

| 診療科目 | 豊胸・バスト形成・豊尻 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸 / 太もも脂肪吸引 |
| 料金 |
コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸:561,000円〜 太もも脂肪吸引:太もも全周・臀部・膝の脂肪吸引 ¥583,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
「左右同じ量を注入すれば均等に仕上がる」は間違い——動きが定着率を変える
「なぜ左右で注入量が違うの?」 「バストの左右差が残るのでは?」
脂肪注入豊胸では、左右同量を注入しても術後のバストに差が出ることがあります。その理由のひとつが「部位の可動性」です。よく動く側(利き腕側)の胸は日常生活での動きが多く、注入した脂肪に繰り返しストレスがかかるため、定着率が非可動側より低くなりやすいことが実験的に示されています。
この知見に基づき、当院では利き腕側への注入量をあらかじめ多めに設定することで、術後の定着量を左右で均等に近づける設計を行っています。
今回は、コンデンスリッチ豊胸と下半身の脂肪吸引を同時に行い、術後3ヶ月で上下半身ともに美しいラインを実現した20代前半女性の症例をご紹介します。
▷定着率を高め、美しく自然なバストを作るにはこの先の「コンデンスリッチ豊胸(CRF) 紹介ページ」をご覧ください。
症例紹介
プロフィール:年齢 30歳、身長 164.4cm、体重 45.1kg、BMI 16.7、吸引量:2350cc
施術部位: 太もも全周・膝・臀部・下腿・足首の脂肪吸引
使用機器: エルサ(LSSA)/クォンタムRF
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日程度
撮影時期: 術後3ヶ月
お悩み:「バストのボリュームが少ないことと、大腿から足首にかけての脚全体のラインが気になっている。脚の脂肪をバストに活かして一度の施術で上下半身をまとめて整えたい。シリコンインプラントには抵抗があり、自分の脂肪で自然に仕上げたい」というご要望をお持ちでした。
術後1日目
足は72時間の圧迫が必要です。
胸は注入した脂肪が流れないように包帯で堰き止めています。
注入した翌日が一番赤みが出ます。


術後2日目
胸は赤から濃い黄色い内出血に変わっています。


術後3日目
72時間経過すると足の圧迫を外せます。圧迫を外すと腫れて内出血が一時的に増えます。
胸の内出血の色味が薄くなりました。


術後4日目
足は前日と比べるとむくみが出てきました。
胸の内出血は薄くなってきました。


術後5日目
足の腫れのピークです。


術後6日目
足は内出血が重力に伴って落ちてきました。


術後7日目
7日目に抜糸を行います。抜糸後は入浴やインディバに行くことができます。


術後8日目
足のむくみは少しずつ改善してきました。


術後10日目
足は膝周りから拘縮が出現します。少しずつ内側全体に硬さが出ます。


術後14日目
2週間経過すると内出血と腫れは消失します。
足は少しずつ拘縮が出てきて硬くなってきます。


術後21日目
ダウンタイム3-4週間目が拘縮のピークになります。


術後90日目
【脚全体の変化】
術前は大腿の内側・外側に張り出しがあり、膝上・下腿・足首にも局所的なボリュームが残っていました。術後3ヶ月では大腿から足首までが一体的に細くなり、脚全体の輪郭がすっきりと整っています。クォンタムRFによる皮膚収縮も作用し、たるみのないなめらかなラインが完成しています。
【バストの変化】
術前はバスト全体のボリュームが少なく、デコルテのハリもない印象でした。術後3ヶ月では、3部位への均等な注入によってバスト上部・中央・下部に自然なボリュームが加わり、デコルテのふくらみと胸全体の丸みが同時に実現しています。左右で注入量を調整したことで、定着後の左右バランスも均整のとれた仕上がりになっています。


科学的エビデンス:可動部位は非可動部位より脂肪の定着率が低い
脂肪注入において、注入先の部位の「動きやすさ」がなぜ定着率に影響するのか、その実験的根拠を示す研究をご紹介します。
この実験研究では、24匹のWistarアルビノラットを12匹ずつ2群に分け、右鼠径部から採取した脂肪を「可動部位(頭皮下)」と「非可動部位(後頸部下)」にそれぞれ移植し、6週間後に脂肪グラフトの重量と組織病理学的変化を比較評価しています。
非可動部位は可動部位より脂肪グラフトの重量が有意に高かった
6週間後の評価において、非可動部位(後頸部)に移植した脂肪グラフトの重量は、可動部位(頭皮)に移植したものより有意に高いことが示されました。すなわち、動きが少ない部位の方が脂肪の吸収・減少が少なく、より多くの脂肪が定着して残存することが実験的に証明されています。
可動部位では血管密度が低下する
組織病理学的検査では、可動部位に移植した脂肪グラフトで血管密度が有意に低いことが確認されました。脂肪細胞が生着するためには移植先での新生血管形成が不可欠ですが、繰り返しの動きがこの血管新生プロセスを阻害し、定着率の低下につながると考えられています。
日常的な動きの差が左右のバストの定着率差を生む
バストへの脂肪注入においては、利き腕側の胸は日常生活・運動・家事などで対側より多く動くため、可動性が高くなります。この研究が示す「可動部位=定着率が低い」という知見は、利き腕側のバストに非利き腕側と同量を注入した場合、定着後に非対称になるリスクがあることを示唆しています。
Purelys TOKYO CLINICのこだわり
当院では、この医学的根拠に基づき、利き腕側への注入量補正を含めた個別設計で、定着後の左右対称性を最大化しています。
利き腕側には注入量を多めに設定する
論文の知見に基づき、当院では術前カウンセリングで利き腕を確認し、利き腕側のバストへの注入量をあらかじめ多めに設定します。今回の症例でも右利きの患者様に対し、右側(利き腕側)を300cc・左側を280ccと設定することで、定着後の左右バランスを均等に近づける設計を行いました。
コンデンスリッチ処理で注入する脂肪の質を最大化
どれだけ注入量を調整しても、注入する脂肪の質が低ければ定着率は上がりません。当院では採取した脂肪を遠心分離で精製・凝縮し、生着能力の高い健全な脂肪細胞だけを注入することで、定着率の底上げを同時に実現しています。
まとめ
- 実験研究では、可動部位に移植した脂肪は非可動部位と比較して重量・血管密度ともに有意に低く、動きが多い部位ほど脂肪の定着率が低下することが6週間の動物実験で示されている
- バストへの脂肪注入では利き腕側の胸が日常的により多く動くため可動性が高く、同量を注入した場合に定着後の左右差が生じるリスクがある
- 当院では利き腕側への注入量をあらかじめ多めに設定することで定着後の左右バランスを均等に近づけており、今回の症例では右利きの患者様に対し右側300cc・左側280ccと補正して注入した
- 今回の20代前半女性(BMI20.0)の症例では、コンデンスリッチ豊胸(左右280/300cc)と下半身脂肪吸引(3200cc)を同日に行い、術後3ヶ月で自然なバストラインと美しい脚全体のシルエットを同時に実現した
参考文献
担当医師紹介
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