【コンデンスリッチ脂肪豊胸】21歳・BMI 20.6|定着率を左右する「脂肪の処理の仕方」#0170

| 診療科目 | 機械 / 豊胸・バスト形成・豊尻 |
|---|---|
| 施術名 | コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸 / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸:561,000円〜 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
脂肪注入豊胸の結果を決めるのは「注入量」より「脂肪の質」
自分の脂肪を使うため異物感がなく自然な仕上がりが期待できる脂肪注入豊胸ですが、「定着率」への不安をお持ちの方は多くいらっしゃいます。実は、注入した脂肪の定着率は注入量や注入部位だけでなく、「採取した脂肪をどのように処理するか」によって大きく左右されることが複数の研究で明らかになっています。
死活した細胞や老化した細胞、油分などの不純物が混ざったままの状態で注入しても、生着できる健康な脂肪細胞の割合が低くなり、定着率が落ちてしまいます。脂肪を精製・濃縮して健全な細胞だけを取り出してから注入することが、長持ちする自然なバストアップの鍵です。
今回は、コンデンスリッチ法(遠心分離による脂肪精製)で3部位に脂肪を注入し、術後3ヶ月で美しくナチュラルなバストアップを実現した20代前半女性の症例をご紹介します。
▷定着率を高め、美しく自然なバストを作るにはこの先の「コンデンスリッチ豊胸(CRF) 紹介ページ」をご覧ください。
症例紹介
プロフィール:年齢 21歳、身長 162cm、体重 54.4kg、BMI 20.6、注入量(左/右) 240/280cc
施術部位: コンデンスリッチ脂肪豊胸
使用機器: エルサ(LSSA)
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日程度
撮影時期: 術後2ヶ月
お悩み: 「もともと胸のボリュームが少なく、バストの丸みや存在感がないことがコンプレックス。シリコンインプラントには抵抗があり、できるだけ自然な素材でサイズアップしたい。ただ、脂肪注入は吸収されてしまうと聞いて不安もある」というご要望をお持ちでした。自身の脂肪を遠心分離で精製・濃縮し、健全な脂肪細胞のみを3部位に丁寧に注入するコンデンスリッチ法をご提案しました。
術後3ヶ月

術前はバストのボリュームが少なく、胸全体が平坦な印象でした。術後3ヶ月では、バスト上部・中央・下部の3部位に脂肪が均一に注入されたことで、正面から見ても丸みと存在感のある自然なバストラインが完成しています。シリコンインプラントのような不自然な突出感がなく、ご自身の体型に溶け込んだ柔らかなボリュームアップが確認できます。左右で注入量を5cc細かく調整したことで、左右差のない対称的な仕上がりになっています。
科学的エビデンス:なぜ「遠心分離処理」が定着率を高めるのか
脂肪注入豊胸において、処理方法の違いが定着率にどう影響するのか、その医学的根拠を示す論文をご紹介します。
脂肪注入豊胸の総合的な定着率は54%
解析の結果、最終フォローアップ時点での脂肪注入豊胸の総合定着率は54%であることが示されました。注入した脂肪のおよそ半分が長期的に定着するというのが現在の標準的な見解です。
遠心分離法は沈降法より定着率が有意に高い
脂肪の処理方法別に定着率を比較した結果、遠心分離法の定着率は51.5%であり、沈降法の38.7%を上回りました。遠心分離によって死細胞・油分・余分な水分などの不純物が除去され、生着能力の高い健全な脂肪細胞が濃縮されることが定着率向上の理由として考えられています。
遠心分離で得られる間質血管細胞群(SVF)の濃縮が定着率をさらに高める
遠心分離によって得られる間質血管細胞群(Stromal Vascular Fraction:SVF)の濃縮が、より高い定着率と関連していることが示されており、その差は加重平均差17.36と有意な差が認められています。SVFには脂肪幹細胞や血管内皮前駆細胞などが豊富に含まれており、注入後の血管新生と脂肪細胞の生着を促進するものと考えられています。
Purelys TOKYO CLINICのこだわり
当院では、この医学的根拠に基づいたコンデンスリッチ法を採用し、定着率と仕上がりの美しさを両立した脂肪注入豊胸を提供しています。
遠心分離による「コンデンスリッチ処理」で定着率を最大化
吸引した脂肪を専用の遠心分離機にかけ、死活した細胞・老化した細胞・油分・余分な水分などの不純物を徹底的に除去します。残った健全な脂肪細胞を高濃度に凝縮(コンデンス)した状態で注入することで、論文が示す遠心分離法の優位性を臨床で最大限に引き出します。
3部位注入でバストの立体感を設計する
当院では単純にボリュームを足すのではなく、多層に分けて脂肪を戦略的に注入します。上部にボリュームを加えることでデコルテの丸みを、中央への注入で谷間を、下部への注入でバストの丸みとハリを作ることで、どの角度から見ても美しい立体的なバストラインを設計します。
左右差を解消する個別注入量の設計
もともとバストには左右差があることが多く、画一的な注入量では術後の非対称が残ってしまいます。当院では術前のカウンセリングで左右のボリューム差を丁寧に確認し、今回の症例のように左右で注入量を細かく調整することで、対称性の高い自然な仕上がりを実現しています。
まとめ
- 脂肪注入豊胸の定着率は処理方法によって大きく異なり、メタアナリシス(Hu & Xu, 2024)では遠心分離法(51.5%)が沈降法(38.7%)より有意に高い定着率を示すことが25件の研究を統合した解析で明らかになっている
- 遠心分離によって濃縮される間質血管細胞群(SVF)が血管新生と脂肪細胞の生着を促進し、定着率をさらに高めることが示されている
- 今回の20代前半女性(BMI20.6)の症例では、コンデンスリッチ処理した脂肪を左右240/280ccずつ注入し、術後3ヶ月で左右対称かつ自然な丸みのあるバストラインを実現した
- 当院ではコンデンスリッチ処理による脂肪精製・多層への戦略的注入・左右個別設計を組み合わせることで、長持ちする定着率と美しい立体感を両立した脂肪注入豊胸を提供している
参考文献
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