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症例写真

【コンデンスリッチ脂肪注入豊胸】35歳・BMI 19.7|定着率が変わる—カニューレの太さと保存温度の医学的根拠#0173

2026.06.09
コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸
エルサ(LSSA)

【コンデンスリッチ脂肪注入豊胸】35歳・BMI 19.7|定着率が変わる—カニューレの太さと保存温度の医学的根拠#0173

#新宿院
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https://purelys-tokyo-clinic.com/wp/wp-content/uploads/2026/06/breast-augmentation_Case-No.332.jpg
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診療科目 機械 / 豊胸・バスト形成・豊尻
施術名 コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸 / エルサ(LSSA)
料金 コンデンスリッチファット(CRF)脂肪豊胸:561,000円〜
エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000
ダウンタイム ダウンタイム2週間-3ヶ月
リスク/副作用 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。
※料金、リスク/副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

「注入量を増やせばバストが大きくなる」は間違い——定着率を決めるのは「採り方」だった

「できるだけ多くの脂肪を入れれば、より大きくなるのでは?」 「余った脂肪を冷凍保存しておけばいざというときに使えるのでは?」

脂肪注入豊胸を検討される方から、こうした質問をよくいただきます。しかし、注入した脂肪が実際にバストとして定着するかどうかは、「どれだけ入れたか」ではなく「どれだけ生きた細胞を入れられたか」で決まります。

脂肪を採取する際のカニューレ(吸引管)の太さや、採取後の脂肪の保管温度によって、注入時点での脂肪細胞の生存率が大きく変わることが実験研究で明らかになっています。

今回は、コンデンスリッチ法で左右400/370ccの脂肪を3部位に注入し、術後3ヶ月で豊かで自然なバストラインを実現した30代中盤女性の症例をご紹介します。

▷定着率を高め、美しく自然なバストを作るにはこの先の「コンデンスリッチ豊胸(CRF) 紹介ページ」をご覧ください。

症例紹介

プロフィール:年齢 35歳、身長 164.1cm、体重 53.1kg、BMI 19.7、注入量(左/右) 400/370cc
施術部位: コンデンスリッチ脂肪豊胸(3部位から採取)
使用機器: エルサ(LSSA)
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日程度
撮影時期: 術後1ヶ月
お悩み:「もともとバストのボリュームが少なく、特に上部のハリがないことが気になってました。また、太ももや腰まわりの余分な脂肪も気になっていたため、一度の施術で痩せたい部位をすっきりさせながらバストに活かしたい」というご要望をお持ちでした。

術後1日目

豊胸後すぐは全体的に赤みが出ます。これは皮下まで入れている証拠なので正常な経過です。
脂肪を採取した部位は圧迫が必要で、今回は足から脂肪を採取したためガードルを履いています。

術後2日目

赤みも強くなり徐々に内出血が出てきます。

術後3日目

胸の内出血の赤みは改善し濃い黄色になりました。

術後4日目

お胸は腫れや赤みは落ち着き内出血のみになりました。
72時間が経過すると足の圧迫を外すことができます。

術後5日目

圧迫を外すと一時的にむくみが増強します。
足の内出血や腫れのピークは3-5日目のことが多いです。

術後6日目

足の内出血は重力に従い徐々に下に落ちていきます。

術後7日目

7日目になると胸も足も抜糸を行います。

術後10日目

胸は張っている感が改善してくる時期です。
逆に、この時期から足は拘縮が出始めます。

術後12日目

膝周りから内腿にかけて拘縮が目立ちます。

術後14日目

2週間経過すると内出血や腫れはほぼなくなります。
吸引前のサイズ感に戻ります。

術後17日目

拘縮はますます強くなってきます。

術後21日目

3-4週間目が吸引部位の拘縮のピークなことが多いです。
胸は張り感はなくなり硬さも徐々に柔らかくなってきます。

術後90日目

バストの変化

術前はバスト全体のボリュームが少なく、特に上部のデコルテラインにハリがない印象でした。
術後3ヶ月では、デコルテのふくらみと胸全体の丸みが同時に実現しています。シリコンインプラントのような不自然な突出感はなく、体型に自然に溶け込んだ柔らかなボリュームアップが確認できます。左右で注入量を調整したことで、もともとあった左右差も解消されています。

下半身の変化

今回はバストへの注入と同時に、太ももから脂肪を採取しています。
術後3ヶ月では、脂肪採取部位の太もももすっきりと整っており、上半身・下半身ともにバランスのとれたボディラインが完成しています。

科学的エビデンス:カニューレの太さと保存温度が脂肪細胞の生存率を決める

脂肪注入豊胸において、採取方法と保管環境がなぜ定着率に直結するのか、その医学的根拠を示す実験研究をご紹介します。

引用論文: Erdim M, Tezel E, Numanoglu A, Sav A. The effects of the size of liposuction cannula on adipocyte survival and the optimum temperature for fat graft storage: an experimental study. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2009 Sep;62(9):1210-4.

この実験研究では、10名の女性患者の腹部から直径6mm・4mm・2mmの3種類のカニューレで脂肪を採取し、脂肪細胞の生存率を比較しています。また、採取した脂肪を+4℃・−20℃・−80℃の3条件で2週間保存したときの細胞生存率も評価しています。

太いカニューレ(6mm)は細いカニューレより脂肪細胞の生存率が高い

実験の結果、6mmカニューレで採取した脂肪の細胞生存率は、4mmおよび2mmカニューレで採取したものより有意に高いことが示されました。カニューレが細いほど吸引時に脂肪細胞にかかる圧が大きくなり、細胞膜が破壊されて死細胞の割合が増えます。より太いカニューレを用い、低い吸引圧でゆっくりと採取することが、生きた脂肪細胞を多く確保する上で重要であることが実験的に証明されています。

冷凍保存は脂肪細胞を大幅に死滅させる

保存温度の比較では、+4℃(冷蔵)での保存は新鮮な脂肪組織と同等の細胞生存率を維持しましたが、−20℃および−80℃での冷凍保存では生存できる脂肪細胞の数が著しく減少することが示されました。「余った脂肪を冷凍しておいて次回に使う」という方法は、細胞レベルでは大きなダメージを与えており、定着率の低下につながることがこの研究から明らかです。

Purelys TOKYO CLINICのこだわり

当院では、この医学的根拠に基づき、採取から注入までの各工程で脂肪細胞の生存率を最大限に守る施術設計を徹底しています。

太いカニューレ・低吸引圧で「生きた脂肪」を採取する

論文の知見に基づき、当院では脂肪採取に細いカニューレではなく太めのカニューレを使用し、吸引圧を低く保ちながらゆっくりと脂肪を採取します。細胞へのせん断ストレスを最小限に抑えることで、注入時点での脂肪細胞の生存率を高め、定着しやすい高品質な脂肪を確保します。

冷凍保存は行わない——採取当日に処理・注入するプロセス

当院では採取した脂肪の冷凍保存は一切行いません。論文が示す通り、冷凍は脂肪細胞に致命的なダメージを与えるためです。採取した脂肪はその日のうちにコンデンスリッチ処理(遠心分離による精製・濃縮)を行い、できるだけ新鮮な状態で速やかに注入します。

コンデンスリッチ処理で生存細胞をさらに濃縮する

採取した脂肪を遠心分離機にかけ、死細胞・油分・余分な水分などの不純物を徹底的に除去します。残った健全な脂肪細胞を高濃度に凝縮した状態で3部位に均一に注入することで、定着率と美しい立体感を同時に実現しています。

まとめ

  • 脂肪注入豊胸の定着率は「注入量」ではなく「注入時の細胞生存率」で決まり、採取時のカニューレの太さと保管温度が生存率に大きく影響する
  • 論文(Erdim et al., 2009)では、6mmの太いカニューレで採取した脂肪は細いカニューレより細胞生存率が有意に高く、冷凍保存(−20℃・−80℃)は生存細胞数を著しく減少させることが示されている
  • 当院では太いカニューレ・低吸引圧による採取・冷凍保存を行わない当日処理・コンデンスリッチ(遠心分離)精製という3つのプロセスで脂肪細胞の品質を最大限に守り、定着率の高い脂肪注入豊胸を実現している
  • 今回の30代中盤女性(BMI19.7)の症例ではコンデンスリッチ処理した脂肪で3部位に注入し、術後3ヶ月で自然で豊かなバストラインと、採取部位の下半身のすっきりしたラインを同時に実現した

参考文献

1)Erdim M, Tezel E, Numanoglu A, Sav A. The effects of the size of liposuction cannula on adipocyte survival and the optimum temperature for fat graft storage: an experimental study. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2009 Sep;62(9):1210-4. doi: 10.1016/j.bjps.2008.03.016.

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担当医師紹介

三浦航
Purelys TOKYO CLINIC 院長
三浦 航
Wataru Miura
専門分野
脂肪吸引 / 豊胸 / 小顔治療 / 若返り治療

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