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【お腹の脂肪吸引】32歳・BMI 28.3|触診だけでは足りない—エコーで術前マーキングの精度を高める医学的根拠#0175
【お腹の脂肪吸引】32歳・BMI 28.3|触診だけでは足りない—エコーで術前マーキングの精度を高める医学的根拠#0175


| 診療科目 | 機械 / ボディ脂肪吸引 |
|---|---|
| 施術名 | エンブレイスターボ / 腹部脂肪吸引 / エルサ(LSSA) |
| 料金 |
エンブレイスターボ:¥330,000 腹部脂肪吸引:お腹スッキリセット(上腹部、下腹部、側腹部、ウエスト、胸下)の脂肪吸引 エルサ(LSSA):エルサかけ放題 ¥165,000 |
| ダウンタイム | ダウンタイム2週間-3ヶ月 |
| リスク/副作用 | 術後には浮腫、内出血、拘縮、疼痛、凸凹、傷感染等が出現する可能性があります。経過で不安を感じた方はすぐにご連絡下さい。 |
お腹の脂肪吸引で仕上がりを左右するのは「どれだけ取るか」より「どこを取るか」
「お腹まわりの脂肪を根本からすっきりさせたい」 「ダイエットで体重は落としてきたが、お腹だけどうしても変わらない」
腹部の脂肪吸引は上腹部・下腹部・側腹部・胸下・ウエストのそれぞれに分布する脂肪の厚みや層の構造を正確に把握したうえで、どの部位にどれだけアプローチするかを術前に精密に設計することが、凹凸のない自然で美しい仕上がりへの第一歩です。
従来、この術前設計は医師の「触診」を基本としてきました。しかし近年の研究では、触診だけでは腹壁の解剖学的構造を正確に特定できず、個人差が大きいことが明らかになっています。脂肪の厚みや筋膜の位置を皮膚の上からの感触だけで判断することには限界があり、誤差が生じることで術後の仕上がりに影響を与えるリスクがあります。
今回は、エコーを用いた精密な術前設計のもと、腹部全体に4100ccの脂肪吸引を行い、術後3ヶ月でウエストが劇的に変化した30代前半女性の症例をご紹介します。
▷安全で確実な変化をもたらすお腹の脂肪吸引にするにはこの先の「お腹の脂肪吸引 紹介ページ」をご覧ください。
症例紹介
プロフィール:年齢 32歳、身長 162.8cm、体重 75kg、BMI 28.3、吸引量:4100cc
施術部位: 上・下・側腹部・胸下・ウエストの脂肪吸引
使用機器: エルサ(LSSA)/エンブレイスターボ
麻酔方法: 静脈鎮静+局所麻酔併用
ダウンタイム: 腫れ約7日、内出血約14日程度
撮影時期: 術後3ヶ月
お悩み:「もともと体型が気になっており、これまでダイエットにも取り組んできたがお腹まわりだけがなかなか変わらない。上腹部のぽっこりとした膨らみと、側腹部からウエストにかけてのくびれのなさが特にコンプレックス。正面だけでなく横から見たシルエットも変えたい」というご要望をお持ちでした。
術後1日目
ダウンタイム1日目は腹帯を巻いて過ごします。翌日に来院し腹帯を外します。
麻酔が切れるので痛みが出始めます。処方しているロキソニンを予防的に内服するのが良いです。


術後3日目
ダウンタイム3日目までは圧迫を継続します。


術後4日目
72時間が経過して圧迫を外した後です。
全体的に濃い黄色の内出血、一部紫色の内出血があります。
内出血は紫→濃い黄色→薄い黄色と変化していきます。


術後5日目
ダウンタイム3-5日目が腫れのピークになります。


術後6日目
この時期になるとお臍や下腹部から拘縮が出始めます。


術後7日目
ダウンタイム7日目に抜糸を行います。抜糸後はインディバに行ったり入浴が可能になります。


術後8日目
臍周りがボコついてきています。拘縮は1週間目を超えたあたりから出現し3-4週間目まで増えていきます。


術後10日目
内出血の色味は全体的に薄くなってきました。


術後12日目
下腹部に横線が入っています。この時期はきつい洋服を着たり、姿勢が悪いと線が入ってしまうことがあります。ダウンタイム3週間目くらいまでは姿勢と洋服に気をつけて生活することを勧めます。


術後14日目
ダウンタイム2週間目です。2週間が経過すると内出血はほぼ消失し腫れも引き術前と同じくらい〜少し細くなります。


術後21日目
ダウンタイム3週間目が拘縮のピークになります。全体的にカチカチになります。


術後90日目
【正面の変化】
術前は上腹部と下腹部にボリュームがあり、ウエストのくびれが失われた寸胴に近い輪郭でした。術後3ヶ月では腹部全体がすっきりと整い、上から下へかけての自然な曲線が生まれています。胸下から腰にかけてのウエストラインが明確になり、正面から見た全体のシルエットが一回り小さくなっています。
【横からの変化】
術前は横から見ると腹部が大きく前方に張り出しており、上腹部・下腹部ともにボリュームが目立つ印象でした。術後3ヶ月では腹部の前方への張り出しが大幅に解消され、胸から腰・下腹部へとなだらかに続く自然なラインに変化しています。エンブレイスターボによる皮膚引き締めも効果的に作用し、脂肪除去後のたるみを残さないすっきりとした横顔シルエットが完成しています。


科学的エビデンス:触診だけでは腹壁の解剖構造を正確に特定できない
お腹の脂肪吸引において、なぜ術前に超音波エコーを用いた評価が必要なのか、その医学的根拠を示す研究をご紹介します。
この研究では、脂肪吸引の候補となる100名(男性36名・女性64名、18〜60歳)を対象に、5名の形成外科医が触診によって術前マーキングを行い、その後に腹壁評価に熟練した医師が超音波エコーで同じ解剖学的構造を評価し、両者の一致度を統計学的に検証しています。
触診とエコーの結果は「正中線を除く全構造で一致しなかった」
研究の結論として、腹部の正中線(白線)については触診とエコーの間に高い一致が見られましたが、それ以外のすべての解剖学的構造——外腹斜筋の上縁・半月線・腱画・鼡径靭帯・腹直筋など——において、触診とエコーの結果に有意な不一致が認められました。つまり、触診だけに頼った術前マーキングでは、個々の患者の解剖学的構造を正確に把握できていない可能性が高いということが示されています。
解剖学的構造の個人差が「触診の限界」を生む
同研究では、腹壁の解剖学的構造には個人差が非常に大きく、皮下脂肪の厚さや筋膜の位置は患者ごとに異なることが強調されています。特にBMIが高い患者では皮下脂肪層が厚くなるため、触診による深部構造の特定はさらに困難になります。エコーを使用することで、脂肪層の厚さ・分布・深部の解剖学的ランドマークを視覚的に確認しながら術前設計を行うことが可能になります。
エコーは術前マーキングの精度を高める実用的なツール
論文の結論では、「エコーは腹壁の腹直筋またはその他の外科的介入のためのマーキング技術を改善する簡便な方法であり、日常臨床で活用すべきである」と述べられています。
Purelys TOKYO CLINICのこだわり
当院では、この医学的根拠に基づき、カウンセリングの段階から超音波エコーを導入し、個々の患者様の腹壁構造を正確に把握した術前設計を行っています。
カウンセリングからエコーを使用した脂肪層の評価
当院では、初回カウンセリングの段階から超音波エコーを用いて患者様の腹部脂肪層の厚みと分布を確認します。触診では捉えきれない皮下脂肪の深さや筋膜の位置を視覚的に把握することで、「どの部位に・どの深さまで・どの程度吸引するか」を精密に計画します。論文が示す通り、正確な術前評価が美しい仕上がりへの出発点です。
部位別の吸引設計で凹凸のない均一な仕上がりを実現
腹部は上腹部・下腹部・側腹部・胸下・ウエストでそれぞれ脂肪の厚みと質感が異なります。エコーで各部位の脂肪層の厚みを確認したうえで吸引量を細かく設定することで、部位間に段差や凹凸を残さない均一で自然なシルエットを実現します。
エンブレイスターボで大容量吸引後の皮膚をしっかり引き締める
今回の症例のように4100ccという大容量の脂肪吸引を行う場合、脂肪除去後の皮膚のたるみが仕上がりを左右する重要な課題になります。当院ではエンブレイスターボの高周波エネルギーを全吸引部位に照射し、コラーゲン産生を促進することで、大容量吸引後でも皮膚がしっかり引き締まる仕上がりを目指しています。
まとめ
- お腹の脂肪吸引の仕上がりは吸引量だけでなく、術前の解剖学的評価の精度によって大きく左右される
- 研究(Triana et al., 2023・100例)では、触診による術前マーキングとエコー評価の結果は正中線を除くすべての腹壁解剖学的構造で有意に一致せず、触診だけに頼った術前設計には個人差を捉えきれないという限界があることが統計学的に示されている
- エコーは脂肪層の厚みと深部解剖学的構造を視覚的に確認できる実用的なツールであり、日常臨床での活用が論文でも推奨されている
- 今回の30代前半女性(BMI28.3)の症例では、エコーによる精密な術前設計のもと4100ccを均一に除去し、エンブレイスターボで皮膚を引き締めることで、術後3ヶ月で正面・側面ともに劇的なシルエット変化を実現した
- 当院ではカウンセリング段階からのエコー評価・部位別吸引設計・大容量吸引後の皮膚引き締めを組み合わせ、安全で確実な変化をもたらすお腹の脂肪吸引を提供している
参考文献
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